日々楽しく生きている。

2005年05月24日(火) アリガトウ

堕ろしてくれ、と言いたかった。

それが別れる事になっても。



























































女ってのは好きな人の子を産みたいらしい。


例外もいるかもしれないけど、大概はそうらしい。


男の俺には分からない。


ある人に聞いたら


『女に生まれたからには産みたい。』


と言った。


『へえ・・・・・・・・・・・・。』















































『私、産みたい。』


『じゃあ結婚するか。』











涙を流して言う目の前の女性に、俺は精一杯笑って言った。



















































本当は不安でしょうがなかった。


湧き上がってくる不安に押し潰されそうだった。


まだ23歳。お子様だ。


世間もロクに知らねえガキが、ガキを育てる事が出来るのか!?って。













































堕ろしてくれ、って言いたかった。


それが別れる事になっても。







最低だと言われても良かった。自分の保身のため、全てはエゴのため。


罵られてもいい。白い目で見られてもいい。


でも俺は、涙を流す彼女が痛かった。痛々しかった。







































『結婚しよう。』



















































































あの時、産んでくれて、結婚して、良かったと思う。


今だからそう思えるのかも知れない。いや、そう思いたいのかも知れない。







































でもこの道を歩んで良かったと思う。




今では俺も2児の父親だが、子供っつーのはこんなに可愛いものかと思う。


時々憎たらしくなるけど、それでもやっぱり可愛い。愛しい。










































あの時言わなくて正解だったな、と・・・・・・・・・・・・・・・・。

































































『産んでくれてありがとう。』


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相坂 [MAIL] [HOMEPAGE]

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