鼻水が止まらず、咳も出てきた。
『ぐしゅぐしゅ、ゲホゲホ。』
咳をすると痰が絡み、鼻をかむと怒涛のように流れ出す鼻水。
人、これを『風邪』と言う。 ロム兄さんのパクリ。・・・誰も知らないよね、きっと。
そう、本格的に風邪になってしまった。
『自力で治したい!!』
風邪にかかるたんびに思うのだが、そうもいかず、免疫力が低下している俺はスゴスゴとあの病院に向かうのだ。
『よぉー、相坂くん。久し振りだね♪』
『あ、どうも先生。』
『何?また風邪?』
また、とか言われるのが癪にさわるが、この際聞き流す事にしよう。
『また風邪ですわ、先生。』
『そうか〜。でも今回はもったね〜。4ヶ月も来てなかったもん。頑張ったね〜。』
けなしてんのか誉めてんのかドッチだ?
『・・・・・・・・そりゃまたどうも。』
『どれどれ。じゃあ口開けて〜。』
『あーん。』
『ありゃー、真っ赤だね。どれどれ鼻は・・・・真っ赤だね〜。うん、いつもの風邪だね。』
だから風邪だって言ってるだろ(怒)
『じゃあ今日はどうする?いつもの注射やっていく?』
『はい、お願いしますわ。』
『うんうん、分かった。・・・・・・でも筋注だよ?』
『いや、いつも筋注ですよ?』
『うん、そうなんだけどね。・・・・・・・・・痛くないのかな〜?と思って。』
『痛いですよ、そりゃ。』
『だよねえ。僕だったら絶対やりたくないもん。はっはっは(笑)』
笑うなよ(怒)
とまあ、こんな面白い医者なんだが腕は確かなようですぐに治る。
処方される薬もドンピシャで、2日くらい飲むと治ってしまう。
この病院、評判が良いらしく連日混んでいる。
まあそれも分かる気がする。
医者が接しやすくて、尚且つ病気が治るんだったら繁盛するわな。
俺からして弘前に越してからも市内の病院には行かず、わざわざ藤崎まで来るんだから。
あの先生。実は凄いんだろうな。
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