日々楽しく生きている。

2003年12月23日(火) 焔の因果

昨日、夜遅くに就寝した俺は深い眠りについていた。















チチ、チチ、チチ・・・・・・・・















鳥の鳴き声がする。


(・・・・・・・・・・・・・・・朝か・・・・・・・・・・・・・・)


窓から差し込む光が、今は朝である事を伝えている。


『・・・・・・・・休みで良かった。』


ボンヤリとした頭で俺は呟くように言った。



















ガタガタ。





















部屋の隅の方で音がする。


誰だ?


覚醒したばかりの鉛のように固まった体を起こし、音のする方に目を向ける。


すると息子が火の付いているストーブの前で遊んでいた。























『危ねぇ尊!離れろ!』

























焦った俺は大声で怒鳴った。


すると息子はビクッと体を震わせ、俺を見、そしてこれまた大声で泣き出した。












『うわあああん!』














息子は泣いたまま、隣の部屋にいた妻のもとへ走っていった。
















『たける、お父さんは危ないと思って言ったんだよ。叱ったんじゃないからね。』


『うわあああああん!!』


『はいはい、よしよし。もうあそこの側にいっちゃダメだよ。焼けちゃうからね。』

















































































息子に一生残る傷を付けてはいけない。


子の危険を出来るだけ回避させなければならない。親の務めとして。


それが¨焔¨であるものなら尚の事。









































・・・・・・・・・でも、俺の親はどれだけ苦しい思いをしたんだろう。







あの時、こうしていれば


あの時、傍にいたら







と。






























































息子に『一生残る火傷』を負わせるわけにはいかない。



































































俺の右足の火傷のように・・・・・・・・・・・・・・・・・。


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相坂 [MAIL] [HOMEPAGE]

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