奴と出会ったのは高校3年生の時だった。
今まで見た事がない流線型のスタイル、まるで飛行機のようなウイング。
地を走る戦闘機のような車に、漕いでる自転車を止め、ただただ見入っていた。
『かっこいいな〜、あの車・・・・・。』
それが『ランサーエボリューション�検戮箸僚蕕瓩討僚于颪い世辰拭�
以来俺は、すっかりランサーの虜になっていった。
本屋に寄ってはランサーの本を読み漁り
それまで出ていた�機キ供キ靴梁減澆眞里辰拭�
そして心に決める。
『いつか絶対にエボ�犬鮗�分のものにする!』
と・・・・・・・・・・・・・・・。
高校を卒業して、茨城で働き始めたけど
さすがにいきなり買うのは金銭的に無理だったので、姉からもらったシティに乗ることになった。
だが、職場での人間関係に悩み、退職した。
遠い茨城の地で頼る存在もなく、仲の良い友人もいなく
俺の心は追い詰められていた。
心から泣いた事はあっても、笑った事はなかった。
・・・・・・・・家に帰ろう・・・・・・・・・。
そう思ったのは必然だったのかも知れない。
そして、帰ると同時にシティも壊れた。
んで親に車を買ってもらった。
このころ、
『高校の時は夢があって良かったなぁ・・・・。』
街を走るエボ�犬鮓�るたび、昔の事を思い出していた。
いつかエボ�犬鮗�分のものにする!
・・・・・・無理だよ、もう。
そして専門学校に入り、介護の資格を得て
老健を3日で辞める。
一ヶ月後、夕刊広告にて、デイケアに就職する。
俺にとっては3日がラインだった。
3日続けられたら、ずっと働ける。
でも、もし持たなかったら介護は辞める。
持った。
3日が一週間になり
一週間が一ヶ月になっていった。
そして、忘れていた気持ち。
『いつか絶対エボ�犬鮗�分のものにする!』
という気持ちが、強く燃え上がった。
今なら出来る!!自分のものに出来る!!
そこからエボ貯金が始まった。
月10万の給料から9万円貯金し
月によって7万円になったりしたけども、4ヶ月で35万円ほど貯めた。
それにグランツァの下取り額45万円を組み合わせ、頭金が出来た。
高校の頃、自転車を漕ぐのも忘れて見とれていた。
茨城で就職し、心身ともにボロボロになり、エボの事は夢になっていた。
だが俺は、夢を自分の手でたぐり寄せた。
目の前にそのエボ�犬�ある。
『乗って行って下さい。今日から相坂さんの車ですから。』
そう言われ、店員から鍵を渡された。
ランサーエボリューション�犬慮亜�
夢を現実にした。
色んな紆余曲折を経て
俺はついに、エボ�犬離�ーナーになる事が出来た。
でも・・・・・・・・・
月9万貯金なんて、よくやったもんだ(笑
※ この文は以前書いたエボ購入話を書き直したものです。
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