無責任賛歌
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| 2005年10月28日(金) |
16万ヒット♪/『キノの旅�宗 �the Beautiful World―』(時雨沢恵一) |
この日記もついに16万ヒットです。 1万ヒットごとに「なんか豪華プレゼントを用意しますよ」と掲示板で告知しているのですが、全然応募がありません(笑)。通りすがりさんが踏んでる可能性も高いし、常連さんでも「別にほしくもないし、住所を教えなきゃなんないのがイヤ」と仰る方もおられるでしょう。だからまあ仕方がないかなあと半分諦めているのですが、こういう零細サイトには「キリ番ゲット」くらいしかさしたるイベントがありませんので、今後も一応続けようとは思います。 知り合いなら、何か欲しいものの希望を聞く、という手もあります。でもあまり高いものは無理ですので、お手柔らかに(笑)。
2005年度の文化勲章受章者に女優の森光子さんが、文化功労者にはリハビリ中の長嶋茂雄さんが選ばれたというニュース。おめでたい、というよりは「まだもらってなかったのか」という印象の方が強い。森さんなんか、85歳の現在まで『放浪記』の舞台を務めてこられたからいいようなものの、もし亡くなられていたら、文化勲章の歴史に残る禍根になっていたところだったと思う。本当なら記録を達成していた十年前には叙勲してておかしくはなかったよね。つか国民栄誉賞だって差し上げて構うまいと思うのだが、役者に対する日本人の見る目はまだまだ低すぎるからなあ。 森さんは来年はまた博多座に『おもろい女』の公演に来てくださる予定なので、これはもう絶対に見に行かなきゃならんと思っているのだが、果たしてチケットが入手できるかどうか分からないのである。博多座は15人以上の団体なら、予約期間以前でも優先的にチケットが取れるのだが、誰か「一緒に行ってもいいよ」って仲間がいないものかね? つか、そういう呼びかけをFPAPあたりがやってくれると嬉しいんだけれど、ぽんプラザとつるんでるとそういうことはしにくいかなあ。 かと言って、この日記上で呼びかけたって、まず15人も人が集まるわきゃないのである。毎日、100人から200人の方が覗きにきて下さっているようで、それはもちろん嬉しいことなのだけれど、その内訳として、マンガ好き、アニメ好きの方はまあまあいらっしゃるようであるが、それに比べて、演劇好きの方は殆どいらっしゃらないような感じなのだ。つまりさ、アクセス解析で「何のキーワードで辿りついたか」を確認すると、舞台のタイトルや作者名とかで検索かけてきてる人が殆どいないんだよね。「ヌード」とかはやたらと多いんだが(とか書いたらやっぱり「ヌード」で検索してくるやつが増えるんだろうなあ)。ネットの繋がりって、なかなかうまくいかないもんだなあというのはいろんな出来事を経験した上での述懐。
勲章で思い出したが、先日、伯父が何かの勲章をもらうことになった。 沈金師を辞めた後、いくつかの仕事に就いて、それから地域の監察士を20年か30年、勤め上げたのだが、それで表彰されることになったのだそうな。 ところが伯父はこれを辞退してしまったのだ。 理由が「東京まで行くのが面倒臭いから」。そんなの信じられない、と仰る方もおられるかもしれないが、実話である。父などは「貰っときゃいいのに、天皇陛下に会えるんだから」と言ってしきりにもったいながっていたが、博多の人間は(特に職人は)、基本的に名利とか名誉とかそういうものに殆ど執着がないのである。父が「もったいない」というのも「勲章」についてではなくて、「天皇陛下に会える機会」を反故にしたことがもったいないと思っているのである(しかもそれは父が天皇礼賛者だからではなくて、単に「有名人好き」なレベルでものを言っているに過ぎない)。 そんな機会はまずあり得ないが、もしも私が「勲章をもらえる」のならば、一応もらいはすると思う。ただそれは「タダで東京に行けるから」でね(旅費と宿泊費くらい出してくれるよねえ?)。合間に友達に会えたり、芝居が見られるならそっちメインで行くわな。 それに「勲章は食えないし金に換金できない」もんな(笑)。名利は求めないが金利はちょっとほしいのである。
JRのダイヤ変更のおかげで、『ケロロ軍曹』も見られるようになった。 今日は2本ともケロロVS夏美もの。 『623 僕のラジオに出ない? であります』は、ムツミのラジオの1日アシスタントになろうと、二人がオーディションを受けるのだけれど、最終的に勝ったのは……というお話。ムツミの正体はまあ、「彼」なんだから、勝つのがあいつだったのはまあ当然だね。 『ケロロVS夏美 1/6ガチンコバトル! であります』。ケロロプラモと夏美プラモの対決、原作では省略されていたのをしっかりやってくれたのが嬉しい。 細かく感想を書いていくとまた膨大になるので、このへんでカンベンして(誰に向かって謝ってるのか)。
あと、『ドラえもん』に『クレヨンしんちゃん』はいつもの定番。 『クレしん』は、普通は二本立てだけれども、今週に限って、しんちゃんと藤井隆共演の『マシューが来たゾ』がラストにオマケでくっつく。サブタイトルどおり、藤井隆は日本のジョニー・カーソン「マシュー南」として登場。でも二人のかけあいは全然面白くないのであった。 マシュー「今度ゴールデンに進出するから、ゴールデンの先輩のしんちゃんに挨拶にきたのよー」 しんのすけ「ゴールデンと言えばこれだぞ〜!(パンツを脱ぐ)」 マシュー「ゴールデン!」 しんのすけ「ゴールデン!」 こうしてゴールデンの雄叫びは地球上に響き渡るのであった。 ……ってよう、せっかく藤井隆を呼んだんだから、何か芸させろよ。『クレしん』は映画版もそうだけど、特別ゲストのシーンはイザムと言い、コサキンと言い、なぜかあまり面白くないものが多いのだった。丹波さんくらいかな、まあ面白かったのは。
時雨沢恵一『キノの旅�宗 �the Beautiful World―』(電撃文庫)。 アラビア数字に疎い方に説明しておくと、「�宗廚蓮孱后廚任后幣弌法B�1巻を買ったころにはこんなに人気が出るとは思わなかった。電撃文庫系のライトノヴェルを全て読んでるわけじゃないが、ここまで読んでて飽きが来ないというのもたいしたもんだと思う。基本的にいつまでも続けられる終わりのない物語だから、無理に大きな物語なんか描かないで、このままずっと「ちょっと棘のある」寓話をずっと書き続けていってほしいと思う。 前巻は久しぶりにキノたちとシズ様たちが再会したエピソードがあったが、今回はまた別々の旅。シズ様と忠犬・陸には、新しく「静かなる爆弾娘(笑)」ティーが加わった。この「爆弾娘」が比喩でないところが、オタク的には「萌えポイント」であろう(最近、「萌え」概念も何となくつかめてきた気がする)。けれどもシズ様は全くフラグを立てようって気配がない。「むかしの話」のエピソードでは、ある国の王子からティーが求婚されるのだが、シズ様はティーの幸せを思って、「悪い話じゃないと思う」とうっかり言ってしまう。当然、ティーは怒って無言でシズ様をドツクのであるが、もちろんシズ様は、なぜ自分が殴られなければならないのか(しかもグーで)、皆目見当が付かないのである。 でも恋愛シミュレーションゲームなら、一度は鈍感なところを見せておいた方が、ターゲットがプレーヤーの方に目を向ける(つまりはプレーヤーに惚れている)ことを自覚するきっかけになるから、これはこれでよいのである。ティーは絶対イイオンナになるぞ。そのうち絶対ドレスアップして、シズ様が「ティーってこんなにきれいだったのか」って驚くシチュエーションが出てくるに違いない♪ 総じて寓話的な(しかもシニカルで殺伐とした)要素の強いシリーズだけれども、こういうラブコメ的というか、小噺的なエピソードが時折、緩衝材として差し挟まれているところが、このシリーズを単調・マンネリになることから回避させていることになっていると思う。 主人公のキノの話に触れなかったが、「自然保護の国」で、腐って倒れた巨樹について、その国の人たちに何一つ「真実」を教えずに去っていく「傍観者」ぶりは、いかにもキノである。キノはもちろん、冷酷でそうするのではなく、「旅人」である自身の分限を守っているに過ぎない。「愚かさ」もまた、その国の人間たちが引き受けるべき責務であるという視点が揺らがずに持続している点に惜しみない拍手を送りたいと思う。
2002年10月28日(月) また上京……?(゚゚)/DVD『刑事コロンボ 魔術師の幻想』/『スパイラル 推理の絆』1〜3巻(城平京・水野英多)ほか 2001年10月28日(日) 至福の休日/アニメ『サイボーグ009』第3回『閃光の暗殺者』/『碁娘伝』(諸星大二郎)ほか 2000年10月28日(土) AIQってボランティアだったのね/CGアニメ『バグズ・ライフ』
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藤原敬之(ふじわら・けいし)
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