無責任賛歌
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藤原敬之(ふじわら・けいし)

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2004年08月20日(金) そんなに世間は病人に優しくない。

 今日もトンガリさんは欠勤だけど、もしかして長期休暇でも取ったのか?
 まあ、ゆっくり休んで、心を回復してくださるのなら、それに越したことはないのだが。
 仕事の合間に運動療法、ここんとこ忙しくてなかなか外に出る時間が取れないのだが、やっとこさ始めた途端に雨が降り出す。こういう間が悪いことが起こると連続することが多いので、何となく気分が落ちつかない。
 私とは逆に、帰り、職場に迎えに来たしげは、いつになく落ち付いていた。
 そう言えば、今日は通院の日だったが、申請が通って、今回から治療費が安くなる模様。これまで一回三千円とか薬も含めてもう数千円とか取られていたのだが、これで一回が500円くらいになるらしい。治療費が嵩んで通院しなくなる患者さんを引き止めるために、申請すれば結構通りやすくなっているということだけれど、だったら最初から安くしとけ、と言いたいような。3ヶ月くらい通院しないといけないみたいだけど。
 でも映画の割引は福岡市はやっぱりやってないみたいね。地下鉄の割引はあるけれど、バスはダメだとか。「どうして?」と聞いてみたら、「患者さんが手帳に写真を載せるのをいやがったんで載せないようにしたら、バス会社は『本人確認ができないから』って割引を断ったんだって」。……うーん、根拠はわかるんだけど、なんか釈然としないなあ。これも一種の差別だし。
 けどこれでちょっとだけ家計が楽になったかな。その分、別のことでおカネ使ったら意味ないんだけど。


 しげと映画に行こうかと話をしていたのだが、あまり乗り気ではない様子。明日、またまたまたキャナルシティのブルース・ブラザースショーを見に行って、そのあと仕事がある予定なので、今日はゆっくり休んでおきたいとのこと。だもんで、「牛角」で食事をして、博多駅で本とDVDを買っただけで帰る。
 シネ・リーブル博多駅で、福岡では10月公開の『いかレスラー』の前売券を買う。「おまけ」に「イカ臭い匂いのするウチワ」ってのが付いてきたんだけど、これが表面をこするとホントにいや〜な匂いがする。こんなんもらって嬉しいファンっているのか。話のタネになりはするけどねえ。

 帰宅して、DVD『サムライチャンプルー』第1巻。
 福岡じゃ放映してないので、今回が初見。フウのキャラ、表情がよく動いていてヨシ。『カウボーイ・ビバップ』より絵がかなりコテコテになってるけど、文句ナシ、渡辺信一郎監督の快作だった。
 DVD『ピンク・パンサー・フィルムコレクション』の中から、『ピンクの豹』と『暗闇でドッキリ』、テレビ放映時の吹替えも収録されていて嬉しい。
 今回は前記2作のほか、『ピンクパンサー3』『ピンクパンサー4』『ピンク・パンサーX(トレイル・オブ・ピンク・パンサー)』の5作品のみの収録。残る4作品は権利関係がクリアーできなかったのかな?

 DVD見てたら、また椅子に座ったまま落ちる。だからこういう寝方はしたくないんだけど、殆ど予備期間もなく、一瞬で眠ってしまうので、どうしてもこうなってしまうのである。ウトウトがないのね。寝付きの悪いしげからは羨ましがられる特技ではあるが、腰は痛くなるのよ。 


 昨日は映画関係で気になるニュースがやたら多かったんだけど、今日は少ないなあ……と思ってたら、ドデカイのが一つ来た。と言ってもデカイと思うのは押井守ファンだけだろう(^_^;)。
 『イノセンス』の次回作は〈実写〉と公言していた押井守監督であったが、一転してアニメ映画として『立喰師列伝』が2005年に劇場公開とか。……多分、押井ファンの大半が「またなんでそう売れない企画を!」と嘆いたことであろう。いやさ、『イノセンス』だって、鈴木敏夫の宣伝効果がなけりゃ、絶対十億行ってない。まして『立喰師列伝』なんて、どこのどういう人種が見に行くっちゅうねん。いや、数名絶対見に行くやつらは知ってるが。だいたいオタクの中には、無名時代からファンだった作家とか監督が、ちょっと有名になったりすると、「もうぼくらの好きな誰それじゃなくなった」とか了見の狭いこと言い出すやつがいるんだが、押井守、まだ売れてねえだろう(T∇T)。世界的な監督とか巨匠とか言われちゃいるけど、実体は伴ってないぞ。『イノセンス』が国内じゃ実質ナンバーワンヒットなんだからなあ。しかも、押井さんのギャグものは売れた例がない。『御先祖様万々歳』なんか、ギャグアニメの金字塔だと思うのだが、これが売れてねえったら。昔から「萌え」要素のないアニメばっか作ってきたから(つか、アニメファンの「萌え」感覚が異常なんだが)、売れないのも仕方ないんだけど、オタクももういい加減で美少女とメカ以外のモノにも目を向けたらどうか。
 私なんて美少女キャラに萌えたのなんて、ヒルダとかローザ姫とかジュディオングが声アテした時のフランソワーズ・アルヌールとか、ヘレナとかクララとかクラリスとか吉沢京子(『ど根性ガエル』のね)とか牧村美樹とか松島みのりが声アテした時の弓さやかとか早乙女みちるとか相原マキとか南原ちづるとかミハル・ラトキエとか大山まゆとか三宅しのぶとか藤波竜之介とか七尾こずえとか女らんまとかアメリアとかナーガとかスクルドとか二階堂頼子とか阿重霞とかピクシィミサとかダーペアFLASHの方のユリとか天野小夜子とか熊耳武緒とか火野レイとか綾波レイとか星野ルリとかおんぷちゃんとかメテオさんとか玲音とか新刻敬とかトッペマ・マペットとか廉姫とか姫宮アンシーとか芝姫つばさとか百目鬼理香とか銀鈴とかリリーナ・ピースクラフトとかプリンセス・クレールとかリザ・ホークアイとか、まあ、パッと思いつくままに挙げてみたが、この程度しかいないのである。
 話が逸れたが、もちろん、『立喰師』がシリアスものになるわきゃないんで、売れないことは必至なのだ。逆にこれをいかにして売るかが、IGの今後を占うと言っても過言ではないと思うのだが、大丈夫かねえ。
 それよりも今現在、私が一番気になっているのは、ケツネコロッケのお銀と月見の銀二を誰が演じるかということなのである。『うる星』の時のお銀は榊原良子さんだったけど、小説版じゃ兵藤まこさんが演じてたしなあ。銀二はもう、あの方以外考えられないんだけど、声の似た人探して来るんだろうか。またぞろ竹中直人だったりする可能性が一番高い気もするけど。

2003年08月20日(水) びっるーのまっちーにがおー!/『金色のガッシュ!!』12巻(雷句誠)
2001年08月20日(月) クルーゾー再び/『パンプルムース氏のおすすめ料理』(マイケル・ボンド)ほか
2000年08月20日(日) 眠い日/『大江戸化物図譜』(アダム・カバット)ほか



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