無責任賛歌
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| 2003年02月14日(金) |
いろいろあらあないろいろね/映画『火山高』/映画『黄泉がえり』/『爆笑問題とウルトラ7』(爆笑問題ほか) |
バレンタインデーである。 いやね、別にどーでもいいことを日記の前置きにするのも何なんだけれど、まあ、マンガでもよくある季節ネタと言うことで。 ホント、今年はいくつ貰えるかなあ、なんて気にしてるわけじゃないですよ、糖尿だし、今更なにか浪漫が生まれるはずもありませんし(当たり前や)。 芝居の練習に顔を出してれば、それなりに劇団のメンバーの女の子から何個か貰えたりするんだけれど、たまにしか行かなくなっちゃったから、今年は多分なんもなし。 しげからは二、三日前にバイト先の人から貰ったチョコを横流しして貰った(^o^)。 ウチの職場ではそういう「虚礼」は廃止されてるので(そういう言い方されると、なんか違うよな、って思うけど)、やっぱり一個もない。普通の会社とか学校では、マンガみたいに「おまえ、いくつ貰った?」とか男どうしが聞き合うような風景がホントに展開されてるんだろうか。私ゃそんな光景に出会ったことってないんだけど。 バレンタインネタのマンガで真っ先に私が思い浮かべるのは島本和彦の『燃えよペン』の炎尾燃vsうかつ賢二のバレンタインチョコ対決だが(^o^)、マンガ家さんとか有名人じゃなきゃ、あんな袋いっぱいの勝負なんて出来ないよなあ。チョコの数で男の価値が決まるのだとしたら、私の最盛期って、あの子とあの子とあの子と……から貰ったのって、もう覚えてないくらい昔じゃん! 二桁行ったことないってのは覚えてるんだが(^_^;)。
うかつなことに、『明日のナージャ』のテーマソングを歌っていたのが本田美奈子だってことに気が付かなかった。新曲発表会に本田美奈子が出てる記事を見て、初めて知ったのである。……声、変わってない? 昔はあんなに透き通るような声では歌ってなかったと思うけど。 けれど、本田美奈子、とても35歳には見えないなあ。フリフリの衣装を来てるからってことじゃなくて、表情が明るいんだよねえ。それにしても一時期はアイドルの頂点を行ってたのがふと気がついたらしばらく見なくなってたの、どうしてなんだろ? 特にスキャンダルに巻き込まれたって記憶はないんだが。 『パッセンジャー 過ぎ去りし日々』の失敗が原因だろうか?(^o^)
仕事帰りの車の中で、しげに今日の予定を聞いたら、「今日は仕事休みだよ」と言う。 「だったら映画見に行こうか? 久しぶりに」 「いいけど、どこに何を見に行く?」 「今日は特に何を見ようって調べて来なかったからなあ。行ってから決めるしかないなあ。どこに行く?」 「どこがいいと?」 「そりゃ、キャナルか、粕屋か大野城か……あ、トリアスもあるじゃん!」 「で、どこにすると!?」 「オレがここがイイって言っても、『キャナルは車が停めにくい』とか文句言うじゃん! おまえが決めろよ!」 「わからんよ!」 「じゃあ、トリアス!」 優柔不断なくせに、しげは私が何かを決めた場合、あとになって必ずブツブツ文句言うので、ホントはイニシアチブを持ちたくはないのだが、そのまま決めないでいると家に帰りついてしまうので(^_^;)。 でもこれがあとで大変な事態を引き起こす引き金になろうとは……。
トリアス久山に着いて、ヴァージンシネマで映画の時間を調べる。久しぶりだし、二本くらいハシゴしてみたいが、連続で見るとなると、ちょうどいいものがなかなかない。メシを食う時間だって必要だ。 散々悩んで、『火山高』と『黄泉がえり』を見ることに。 しげが「腹減った」とうるさいので、焼肉を食う。その間もしげ、「時間に間に合うかな、急いで食べんといかんかな」とうるさい。映画が始まるまで1時間半もあって、映画館は目と鼻の先だってのになあ。 焼肉二人前くらい、10分かそこらで食い尽くすだろう、おまいは……と思っていたら、頼んだ赤味肉二人前、いつもはペロリと食い尽くすのを珍しく5枚ほど残している。 「どしたん? 残して」 「今度の公演のためにダイエットしようと」 ……だったら、肉食うこと自体やめりゃいいんじゃないのか。山盛り二人前の肉の切れ端を五枚だけ残して、どれだけのダイエットになるんでしょうかねえ。
映画『火山高』。 吹替え版には林原めぐみが出てるってことだったので、そちらの方を見てみたかったんだが、やってたのは字幕版のみ。 事前情報として聞いていたのは、「学園抗争ものであること」「日本のマンガに影響を受けていること」の二点だけ。韓国映画自体、これまでに数本しか見たことがないから(例の『桑の葉』とかね)、正直な話、結構タルイ出来なんじゃないかと思っていた。 ところがどうしてどうして、テンポはいいわ、アクションはもちろんCG処理に頼っているけれども、決して「ムリ」はしていない。あくまで「体技」をベースにして、ワイヤーアクションを多用、「少林サッカー」のように「アニメでもようやらんわ」みたいな過剰な演出を避けて、「やりすぎ」に陥るギリギリの線で留まっている。だからギャグがバカバカしくなる寸前で抑制されて「効いて」いるのだ。
強大な「気」を持つがゆえに、これまで八つの高校を退学になってきたキム・ギョンス(チャン・ヒョク)。彼はついに陰謀渦巻く「火山高」へとやってきた。 火山高ナンバー1、「松林一鶴」の異名を持つソン・ハンニム(クォン・サンウ)。 ハンニムの地位を狙う重量挙げ部主将、「無情魔刀」のチャン・リャン(キム・スロ)。 火山高の平和を望む剣道部の美しき女主将、「氷玉」ユ・チェイ(シン・ミナ)。 それを手にした者は乱世を平定するという伝説の書「師備忘録」を巡って、抗争は激化、ハンニムは拘束され、穏健派の校長チャン・オジャ(ユン・ムンシク)は毒茶の犠牲となる。 しかしそれらは全て、「師備忘録」の秘密をわが手にしようとする教頭チャン・ハクサ(ピョン・ヒボン)の罠であった。 火山高の実権を握った教頭は、自らの手ゴマとしつつも今や用ナシとなったチャン・リャンを葬るため、学園鎮圧教師五人衆を呼ぶ。そのリーダーの数学教師マー・バンジン(ホ・ジュノ)は、かつてキム・ギョンスと浅からぬ因縁のある男だった……。
多分、今の若い人たちはこの映画を見て『覚悟のススメ』や『ジョジョの奇妙な冒険』あたりを連想するのだろう。 実際、キム・テギュン監督がそれらのマンガを読んでいた可能性は高いが、そのストーリーライン、キャラクター設定を子細に見ていくと、これは「学園抗争マンガ」というより、「忍者マンガ」のそれであることに気がつく。 意識せずして、そのルーツに、横山光輝の『伊賀の影丸』『仮面の忍者赤影』、更には山田風太郎の『忍法帖』シリーズを見出すことができるのだ。最近の学園マンガをあまり読まない私が「ノッてしまった」のは当然だったのである。 それにヒロインのシン・ミナの「男装の麗人」風の凛々しさ。美しさもポイントは高い。出演者の殆どが実年齢が二十歳以上なのに、彼女だけが設定通りの現役女子高生。いやあ、萌えるわ(萌えんなよ)。
続けて映画『黄泉がえり』。 梶尾真治原作のSF小説の映画化。3週間限定での公開という話だったけれど、大ヒットしてるらしくて、続映が決定。そう言われると、確かに9時過ぎのわりには客が十数人入っているのは多いほうなのか。 原作は映画を見たあとに読むつもりなので、ほぼニュートラルな状態で映画を見る。これも、事前情報は「死者がたくさん蘇える」「草��剛と竹内結子が出ている」くらいしか知らない。
もちろん、それだけの話ではなかったのだが、残念ながらこの映画にはいろいろな「仕掛け」が施されているので、ストーリー紹介が即ネタバレになっちゃう危険があるので出来ない。それでもまあ、かいつまんでなんとか説明していくと……。 九州・阿蘇。 ある夜を境に、「この地方だけで」死者が生前の姿のまま蘇えるという怪奇現象が起こる。 厚生労働省の川田平太(草��剛)は、調査に当たるが、彼が出会った「家族」たちは、まさしく信じられない奇跡にみな一様に涙を流していた。 58年前に行方不明になった7歳の子供が帰ってきた老婆。 ガンで死んだ老妻が帰ってきた夫。 暴力沙汰に巻きこまれて命を落とした夫が帰ってきたラーメン屋の女主人。 イジメにあって自殺した少年は、自分自身の葬式の式場に現れた。 娘の出産で命を落とした母親が、年老いた夫と美しく育った娘の元に帰ってくる。 「現象」は次々と起こりつづける。川田はそれらの家族から話を聞くうちに、ある原因に思い至る……。
通常、こういった「蘇えりモノ」は主人公が一人、というのが定番なのを、本作が「集団現象」として描いたのは新機軸。ただ、これはやはり諸刃の剣で、設定、演技者の違いで、それぞれのエピソードに出来不出来がある。 もっとも秀逸なのは、歌手・RUI(柴咲コウ。もっともこの映画の中ではあくまで歌手「RUI」だ)の話なんだけど、どこがどういいかもネタバレになるんで書けません。でもラストのRUIの歌は、これだけでも映画を見てよかったと思えます。 イジメ少年のエピソードも、演じている市原隼人が実に自然な存在感を出していて胸を打つ。 反面、臭い芝居がマイナスとなって弱くなっちゃってるのが、要にならなきゃいけないはずの、草��剛のエピソード。草��人気でヒットしてるんだろうから、あれでも感動した人には悪いんだけど、こいつが徹底的にバカで卑怯者で、感情移入が全くできないダメ男なのである。こういうやつって(だからネタバレになるから説明できないんだよう)見てるだけで不快感、感じませんか。まあ、もう少しうまい俳優が演じてればまだマシだったんだろうけれど、からっペタだからなあ。 竹内結子は『リング』の頃は「この人伸びるんじゃないかなあ」と期待してたんだけれど、なんか普通のオバサンっぽいお姉ちゃんになっちゃったね。でも口元がメグ・ライアンに似てるから(異論は受け付けません)、「癒されたい」男でファンになったやつって、多いんじゃないかなあ(^o^)。 でもまあ、幕の内弁当みたいな造りになってるから、好きなオカズが二つ三つあれば、合成着色料使いまくりの福神漬けが入ってても許せるってところかね。
映画館を出る時に、チラシを取っていこうとしたら、しげが私を無視してサッサと出ていこうとする。夜も遅いし、しげに先に行かれてしまったら、私は駐車場のどこをどう歩いて行けばいいか、まるで見えないのだ。 また、私の視力のことを忘れているな、コイツ、と思ったらカッとなり、また口ケンカになってしまった。いい加減、こういう下らないケンカなんてしたくはないのだが、その原因を作ることをしげがどうしてもやめてくれないのだ。情けなくて涙まで出てくる。どうしてこいつは自分から結婚したい、私の世話をさせてくれと頼み込んできておきながら、私をないがしろにしてコバンザメのようにたかることしかできないのだろう。 しかも記憶力に欠陥のあるこいつは、私が怒る理由について何度も何度も説明し、そのたびに納得して謝るくせに、次の日になると「怒られた」事実だけを覚えていて、自分がどれだけワガママだったかを忘れて、同じ失敗を繰り返すのである。 ああ、しかしこれがキャナルだったら、しげがサッサと先に行っても駐車場までは明るいから、こんなに激昂することもなかったのだ。 じゃあ、悪いのはトリアスに行こうと決めた私か。いや、確かに私が悪いのはその通りなのだが、それは映画を見る場所を決めたことではなくて、しげに「期待」をしてしまったことなのである。気配りが出来ないのはもう諦めたから、せめて人を無視するのだけはやめてもらえないか。それとも、その程度の期待もさせてもらえないのか。
鬱である。
爆笑問題ほか『爆笑問題とウルトラ7』(新潮文庫・460円)。 以前、『対談の七人』のタイトルで出された単行本の文庫化。これ、単行本で買ったかどうか思い出せないので、改めて感想を書く。もし以前書いたことがあるような内容があっても、そこんとこしどうかご容赦願いたい。最近、ホントに記憶力落ちてんのよ。 原タイトルは『荒野の七人』か『黄金の七人』あたりをモジったと思しいが、読者には意図が伝わりにくいと判断されたのだろう、あっさりと改題。けれどコレ『ウルトラセブン』のモジリのつもりなのかね。やっぱり意図は伝わりにくいと思うけど。 で、その七人というのは、なぎら健壱・立川談志・淀川長治・小林信彦・橋本治・山田洋次・ジョン・アーヴィング。雑誌掲載時に読んだことがあるものもあるが、殆どが初読。 コメディアンで番組のパーソナリティーをしている人は多いから、みんながみんな話し上手、聞き上手かというとそうでもなくて、ハッキリ言っちゃえば、爆笑問題の二人は、対談の相手としては頗る不向きである。太田光は特にそうだが、聞きどころと言うかインタビューのツボをことごとく外してしまうのだ。 何と言うか、中学生が学校紹介ビデオを制作することになって、校長先生にインタビューするんだけれど、話を膨らませようとして「校長先生の趣味はなんですか?」とか関係ないことを聞いちゃうようなイタさね、それがあちこちに散見しているのである。 じゃあ、この対談本がつまらないかというとそんなことはなくて、余りにこの二人が役立たずなものだから、ゲストがみんなホスト役になってしまうという逆転現象が起きる。何も聞かれなくても喋ってやったり、爆笑問題の方に質問したり説教し始めたり(^o^)。 立川談志と小林信彦は、多分、本人同士は仲が悪いと思うのだが、同じように爆笑問題を「見限って」いるのが面白い。 談志師匠は、モロにストレートに「金、溜めとけよ」である。落ち目になったら、「俺のように教祖みたいになっちゃえばいいや」なんて言ってるけど、内心、なれやしねえ、と思っているから「金溜めろ」発言になるのである。意地の悪いオッサンである。 小林さんの「芸が本当にいい時というのは短いものですよ。違いますか?」という質問に、太田光、「僕もすぐ見切られるなと思います」と受ける。既に見切ってるからこそ、前記の質問になってるってのに、気づいてないんだなあ。更に小林さんは「そういうふうに受けとるっていうのは、やっぱりあなたのキャラクターだよね」と否定はせずに受け流すのだから、全く陰険なオッサンである。
テレビを余り見ない私には、「爆笑問題の旬」がいつだったのかはよくわからないが、『ボキャブラ天国』の初期の頃の爆笑問題には笑わせてもらっていた。今となっては冗談のように聞こえるかも知れないが、私は太田光に日本のバスター・キートンになるべき資質を見ていたのである。それは当時、太田光が自らを全く語らず、またニコリともしなかったからだが、今の彼は実に自らをよく語る。そういうコメディアンに対して、「普通の客」は全く笑いはしないものだ(だから今、爆笑問題の二人を見て笑っているのは普通の客ではないのである)。 この二人が未だに「売れている」ように見えるのは、スタンピード現象と同じで、みんなが「売れている」と思いこんでいるからだろう。この波に乗って、『笑っていいとも!』のような長寿番組に腰を落ちつけることができたなら、あと10年は持つんじゃないかと思うが、持たなかったからってどうでもいい位置に爆笑問題がいることがちょっとツライだろうな、と思うのである。タガが一つ外れると、いつの間にかレギュラーが一本もない、というエアポケットに落っこっちゃう危険性を孕んでいるからだ。
なんだかゲストのことに殆ど触れてないけどね、さっきも書いたとおり、この二人がゲストにいかに「あしらわれているか」、そのオタンチンぶりを書いてったらキリがないのよ。興味を持った人は各自、中身については読み解いて下さい。
ただ、「『注釈』が必要だよなあ、これは」と思った箇所がいくつかある。いや、小林さんとの対談の部分じゃないです。だからねー、あの「韜晦」に全部注釈を付けてたら、もう規定枚数なんかふっとびますって。少しは「分る奴には分る」って書き方、控えてくださいよ、小林さん(T∇T)。 一つは、216ページで、山田洋次監督が「シャレた映画」として紹介している、ウディ・アレンの映画について。 「昔、東宝で作ったスパイ映画があって、三橋達也さんなんかが出てたのかな。ウディ・アレンが、そのスパイ映画を買いとって英語に吹替えたんだって。人に聞いた話だから正確じゃないけど、でたらめな台詞にしたり、オカマの言葉にしたり」 と、語っているのだけれど、タイトルを紹介していない。なんで対談の最後にでも注釈を付けないかなあ。多分、編集者は「爆笑問題」のファンではあっても、映画のファンではないのだろう。出版関係者の無知ぶりって、相当ヒドイって聞くし。 私も未見なのだが(だって日本未公開だもの)、この1966年制作の「ウディ・アレン監督デビュー作」である映画は、“What's up,Tigar Lily?”。 元になった映画は、谷口千吉監督作『国際秘密警察・鍵の鍵』。この映画自体は、「トンワン王朝の転覆を企むテロ結社“闇”と、その組織に成り代わろうとする国際ギャング団と、国際秘密警察のエージェント・北見次郎(三橋)との三つ巴の争いを描くもの」だそうだが、これをウディ・アレンは、「エッグサラダのレシピをめぐる諜報戦(^o^)」に仕立て直してしまったのだ。しかも追加シーンまで勝手に撮影して。 以下に、キャスト比較表(役名に注目!)を挙げるので、これがいかにデタラメなものか、参照して頂きたい(^^)。
三橋達也(北見次郎→フィル・モスコーウィッツ<インターポール・エージェント>) 黒部 進(蔡 何 青→ウィング・ファット<笑うギャング>) 中丸忠雄(ゲ ゲ ン→シェパード・ウォン<麻薬を取り引きするギャング>) 浜 美枝(ミ ー チ ン→テリ・ヤキ<謎の女>) 若林映子(白 蘭→スキ・ヤキ<謎の女>) 中村 哲(ス リ タ イ→外国の首相) 堺左千夫(稲 川→ごろつき) 天本英世(沼 口→バーテンダー<蛇の調教をするギャング>) <追加キャスト> ジョン・セバスチャン(本人) ザル・ヤノフスキー(本人) ジョー・バトラー(本人) スティーブ・ブーン(本人) ウディ・アレン(ナレーター/案内役/声)
もう一つ、「訂正」の必要があるな、と思ったのは本文ではなく、解説の花田紀凱がトンチンカンなことを書いている箇所である。 爆笑問題の魅力を語るところで、「爆笑問題は品がいい。関西系のお笑いは下品だ」とか、「爆笑問題は知性がある。紳介は知性があるフリをしてるし上岡龍太郎は知性を露骨に態度に出すが、爆笑問題は知性を表に出さない」とか、「爆笑問題は東京人である。小林信彦さんが仰ってるように、東京生まれのぼくには下品な関西弁だらけのお笑いはしっくりこない」などの発言のデタラメさである。 爆笑問題に知性はないし(花田紀凱よりははるかにあるのは間違いないが、タモリやビートたけしの比ではない)、本文中にもあるが、小林信彦が見限っているのは漫才ブーム以降の関西であって、それ以前の関西は全く質が違うのである。小林さんは以前は新幹線で漫才を見に行くほどの関西ファンだったのだ。花田さんは『日本の喜劇人』で小林さんが藤山寛美をフィーチャーしていることも知らないのだろう。 私も最近の関西ギャグは全然つまらないが、東京人の傲慢を体現している花田さんの暴言には鼻白む思いがする。 それに太田光は東京人ではなくて埼玉人だよ(^_^;)。(2003.3.14)
2002年02月14日(木) 夫でも義理チョコ。……夫だから?/アニメ『七人のナナ』第6話/『金田一耕助の帰還』(横溝正史)ほか 2001年02月14日(水) だから初心者なんだってば/『わが師はサタン』(天藤真)
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藤原敬之(ふじわら・けいし)
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