無責任賛歌
日記の表紙へ|昨日の日記|明日の日記
| 2001年10月03日(水) |
新番2弾!/『X』第1話/『女刑事音道貴子 花散る頃の殺人』(乃南アサ)ほか |
オタアミ当日まであと52日!
昨日、疑問に思っていた『フルメタル・パニック!』放送中止の件だが、「オタアミ会議室」に疑問を書きこんだところ、早速「あれは例のテロがらみですよ」とのご指摘を頂いた。 で、「WOWOW ONLINE」でそのあたりの事情を確認してみたところ、以下のような情報が。 ⇒< 10月2日(水)後6:30スタートのアニメ新番組「フルメタル・パニック!」放送見送りについて
弊社は、9月11日に米国内で起きました同時多発テロを受けて、放送が与える社会的影響を鑑み、「今回の大惨事を想起させる番組の放送見送り」という緊急の措置を取らせていただくことにいたしました。 つきましては、10月2日より毎週火曜日後6:30からの放送を予定しておりました「フルメタル・パニック!」(全24話)の放送を急遽見送ることに決定いたしました。 尚、10月2日以降の火曜後6:30枠の放送番組につきましては決定次第お知らせいたします。>
なるほど、そういう事情か。 けれど、『フルメタル・パニック!』、『ニュータイプ』10月号記載のあらすじを読むかぎりでは、 「相良宗介は超国家的秘密組織『ミスリル』に所属する兵士。彼は『ウィスパード』と呼ばれる謎の能力を持つ女子高生・千鳥かなめを護衛するため、彼女の通う学校へ転入する。だが戦場の常識に染まった宗介の言動は、学校内で浮きまくることになるのだが……」とあるばかりで、その「大惨事」とやらが何を指しているのか、一向に見当がつかない。 「秘密組織」がダメなのか、それとも「戦場」がダメなのか?
『フルメタル』を放送中止にした翌日の今日から始まった、同じくWOWO Wの『X』、これなんか冒頭から廃墟と化した東京が延々と映し出されて、ご丁寧なことに「高層ビルが二つ並んでいて、それぞれど真ん中に穴が空いてる絵」を堂々と放送してたけど、これがOKで『フルメタル』がNGなのはなぜなんだ? マジで疑問だ。
で、ほいでもって、『X』の第1話、映画が映画だっただけに、どれくらいトンデモになるかと期待してたけれど、監督の川尻善昭さん、ソツなくまとめてた。 でも、マッドハウスのアニメって、世評が高いワリに私にはイマイチなんだなあ。どうも演出が「歌舞伎」みたいで、妙に「キメ」を作りすぎてるんだよ。 今回も、どうやら何かカタストロフに向けて、七人の選ばれし者たちが群れ集う、って設定らしいけど、これももう、『里見八犬伝』以来の定番だしねえ。キャラクターが紹介されるたびに、やたらと天使の羽だかなんだかが舞ってたりするのは、一体何なんだろうね。ちょっとワザトラしすぎないか? それともアレが「耽美系」のシルシ? 同人上がりの少女マンガやアニメって、オタクにゃかえって世界観が狭く感じられて、乗りきれないのが多いのよ。しげは「所詮チューボーの女が見るアニメ」のヒトコトで切り捨ててるし。 ちょっと笑ったのは、授業中のシーンで朗読されてた詩が、宮澤賢治の『永訣の朝』だったこと。 う〜ん、耽美って、佐藤春夫とか萩原朔太郎とか、中原中也を好むんだとばかり思ってたが、ケンジと来たか。 しかも「わたくしのすべてのさいはひをかけてねがふ」ってところ、ヒロインの桃生小鳥、「さいはい」って発音してたぞ。さすが耽美(^^)。 戦時中は「滅私奉公」の象徴とされ、戦後は宗教的色彩の濃い「魂の求道者」ともてはやされ、少女マンガの世界では「耽美」。 いやはや、ケンジの道程も紆余曲折、さぞあの世で苦笑していることだろうなあ。
昼間、やたらと睡魔に襲われる。 仕事が暇だったせいもあるが、ずっとウトウト、ヘタに口を開くと、あらぬことを口走りそうで危ない危ない。
しげがずっとカレーにこだわっているので、仕事帰りにコンビニに寄って、具の代わりにチキンカツを買う。 私としてはそろそろカレーもウチドメ、と思っていたのだが、しげが「もうカレーはないとやろ?」と愛玩動物のような目で見るものだから、仕方なくカレーの追加を、買いにマルキョウまで出かける。 ……牛肉の数がめっきり減っていて、しかも安い。これも狂牛病のせいなのかなあ。
野南アサ『女刑事音道貴子 花散る頃の殺人』(新潮文庫・500円)。 ……えーっと、タイトルだけ見ると、ミステリー小説だと錯覚しますが、これ、刑事を主人公にした市井小説です。事件の謎とか、鬼面人を驚かすトリックとか、意外な犯人とか、そんなもんは全然ないので、期待しませんように。 たとえば、第1話『あなたの匂い』、ヒロイン貴子の集積所に出したゴミ袋が何者かに荒らされます。 さて、犯人は誰でしょう?
� 〃抻,瞭睇�調査を行っていたスパイ。 �◆,�つて貴子に補導されたことのある少年。 �� 貴子を犯人と疑った同僚の刑事。 �ぁゝ�子の下着に興味を持ったストーカー。 �ァ〆郤圈幣弌法�
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ えー、答えは�い痢屮好函璽�ー」でした。……謎でも何でもないでしょ? 最初はタイトルからしてミステリーだと思いこんでたから、見事に騙されましたね(だいたい、「殺人」じゃなくて、最初から最後まで「自殺」なのだ。羊頭狗肉だよ)。登場人物も本当に市井の人ばかりで、かと言って共感できるほどの人情味もなく、気の抜けたような短編集でした。 ……でもこの前作の『凍える牙』で直木賞取ってるんだよなあ。ミステリーでないからかえって取れたんじゃないかな。
2000年10月03日(火) 博多はよか、よかァ/映画『博多ムービー ちんちろまい』ほか
日記の表紙へ|昨日の日記|明日の日記
☆劇団メンバー日記リンク☆
藤原敬之(ふじわら・けいし)
|