無責任賛歌
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藤原敬之(ふじわら・けいし)

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2001年04月14日(土) 土曜ワイド「女三人露天風呂殺人事件・湯煙の向こうに殺意が見えた」……ってウソだからね。

 連休第1日目。
 休みだというのに目覚めたのは6時。女房じゃないが、打ち上げだって言うんで緊張してるんだろうか。
 夕べからの部屋の片付け、まだ全然終わっていないので、午前中はそれにかかりっきり。本を積み上げ、床を広げて、女房が掃除機をかける、その繰り返し。
 昼前には二人ともすっかりくたびれ果てた。
 ……出かける前に疲れてどうするんだろうね。
 女房は仮眠、私は風呂に入ってひと休憩。……って、今から温泉行くのに(^_^;)。

 実は朝の時点で、どこに行くのか知らなかったりする。
 幹事は女房と鴉丸嬢の二人なのだが、初め私は金欠病で参加しないつもりでいたからだ。給料取りが情けない話であるが、来月東京行きが控えているので、そうそう散財は出来んのである。
 で、結局、今日は鴉丸嬢と女房のおごり。
 ……って、女房がおごってちゃ節約にならんやんか。

 2時にJR吉塚駅で待ち合わせ。
 女房と私は15分ほど早く着いたが、よしひと嬢もじきに到着。髪をバッサリ切られていたが、何かあったのだろうか……うーん、発想がオヤジ。
 ともあれ、元気そうで何より。何しろ会うのはほぼ一月半ぶりである。
 「台本進んでる?」と聞くと、
 「てへへ(はあと)」と笑われる。おいおい。
 一応シノプシスは膨らんだようだが、キャラ設定は詳しくなったものの、ストーリーはまだまだ人間どうしの葛藤が描かれてなくて、ドラマとしては弱い。完成までにはもうしばらく時間がかかりそうである。
 20分ほど遅れて鴉丸嬢も合流。黒のブラウス、タイトスカートで、黒づくめ。一瞬「魔女」かと思った……って失礼な。家から駅まで数キロ歩いてきたそうで、そりゃ遅れるわな。帰りが遅くなることを土壇場で思い出したそうで、この子も相当あわてものである。

 あわてものといえば、今回の打ち上げ、参加者はこの四人だけである。
 なんでも女房が「14日はどうかなあ」と鴉丸嬢に問い合わせた次の電話で、もう「宴会場の予約取ったよ!」と他のメンバーの事情も聞かずに即決しちゃったそうなのである。
 おかげで殆どのメンバーが「仕事で」「お金が」等の理由で欠席。
 塩浦嬢は直前まで参加予定であったが、「大学の単位が」とドタキャン。
 こうなるともう一回くらい第2次打ち上げを企画せねばならんのではないかな。

 篠栗駅から送迎バスに乗って、「レイクサイドホテル久山」というところに向かう。なんだか豪勢だなあ。私ゃてっきりケチ臭い女房のことだから、どこぞのしもた屋みたいな温泉宿に行くのかと思ってたが。
 ……つげ義春かい。
 風呂が24種類もあるというのがウリだそうで、女房もその数に惹かれたらしい。
 送迎バスの中で既にみんなのテンション、相当高くなっている。
 鴉丸嬢は、昨日、職場で「明日温泉でしょ? がんばってね!」と激励されて来たそうな。温泉で何をがんばるのか。
 女房は買ったばかりのデジカメを撮りまくる。例の事故の示談金でこっそり買っていたのだ。……以前も事故でお金をもらったことがあるそうで、これじゃホントに当たり屋である。
 「あぶく銭で買ったカメラ〜♪」
 と女房は踊っているが、なんだか人間が間違ってるぞ。

 ホテル到着、腹は減っていたがまずは風呂へ。
 入口のところで、鴉丸嬢に「ここからはお別れよ」と言われる。誰も覗きはしないっちゅ〜のに。どうしてみんな私を中年スケベ親父のように言うかな。……中年だからか。ぐすぐす(T_T)。

 内風呂はなんの変哲もなく、そう広くもなくあまり面白くない。
 早々に露天風呂の方に行く。
 ●岩風呂……そう広いというほどでもないし、景色も悪い。というか回りが建物で何も見えない。「レイクサイド」って、湖はどこだ。女湯側か? 温度はぬるめで冬場は寒そう。
 ●石菖(しょうぶ)サウナ……要するに菖蒲湯のサウナ版。匂いがよく、これはなかなかよかった。ログハウス形式にしたのは日本初だそうだが、別に初だからどうしたってものでもないよな。
 ●檜湯……京都大学の丹羽ハカセが発見したSGES石(SUPER GROUTH ENERGY STONE)というモノを使用しているそうである。うわあ、スゲエ眉唾。って言うか、絶対にバチモン。
 温泉宿のこういう効能はたいていウソというのが常識だろうが、それにしても「京都」の「丹羽」ってのが芸がなさ過ぎ(……そう言や、『仮面ライダーV3』のブラック将軍役の俳優さんに「丹羽又三郎」っていたよな。……ありゃ「ニワ」か)。しかも「スーパー・グロウス・エナジー・ストーン」だなんて、そのあと「メイク・アーップ!」ってつけたら巨大化しそうで怖いわ。
 もしやと思って帰宅してから「京都大学」と「丹羽」で「GOOGLE」に検索かけたけど、案の定、引っかかったのはこの温泉の記事だけでした。
 ●真珠風呂……看板に楊貴妃の絵が書いてあって、「浮いているのは真珠の粉末です」とあるが、どんなに目を凝らして、湯を掬ってみても、粉らしいものは全く見えない。でももしかしたらしょーじきものにしか見えない粉なのかもしれない(^^)。
 湯は乳白色で、何となくスーパーで買った「なんとかの湯の元」である。……ホントに入れてんじゃねーのか。
 ●薬湯……福岡の温泉センター、たいていこの薬湯があるのだが、卸売りの業者でもいるのか。謎の薬草をナップザックみたいな袋に詰めたモノを湯船に浮かせているのだが、色はどす黒い緑色で、匂いは腐ったお茶っ葉にそっくり。
 5分も浸かっていると、皮膚の薄いところがヒリヒリしてくるが、薬が効いているのか、それとも単に傷口にカラシ塗ってるのと同じようなものなのか。
 あとで聞いたら、よしひと嬢、全身が痛くなったそうである。
 女房も事前にちゃんと教えてやればいいのに、コロッと忘れていたそうである。ひでえなあ。
 ●打たせ湯……しょっちゅう肩が凝っているので、気持ちがいい。……最近、女房は肩揉んだり、腰をほぐしたりしてくれなくなったものなあ。グスグス、と感慨に浸る。
 ●ワイン風呂……って、女風呂のほうにしかないんだと。男性差別か。
 ●洞窟風呂……これも男湯の方には見当たらなかったぞ。男はどうでもいいのか。くそ。

 なんだかんだで、1時間ほど入っていたが、女房たちは1時間40分も入っていた。……ワイン風呂が気にいったかな。
 待ちぼうけの間、ロビーで天藤真の『星を拾う男たち』を読む。でも初めの短編二本しか読めず。
 どうも旅行などに本を持って行く癖が昔から抜けない。
 女房からは「一緒にいて楽しくないの?」と散々怒られているが、単に活字中毒なだけなんだってば。

 風呂あがりに食事、私は炒醤麺(じゃーじゃーめん)を頼む。値段は700円で高過ぎ。量からいっても400円でペイするはずだ。よしひと嬢が食べたことがないというので、少し分ける。辛味を抑えてあるのでまあまあイケル味だったのではないか。
 よしひと嬢はジャワカレー、鴉丸嬢は炒飯、女房は坦々麺。みんな一律700円である。……だって他のメニューは全部千円以上なのだもの。

 そのあとよしひと嬢はくたびれて仮眠、残りはもう一度風呂に入って、7時にホテルを出る。
 宴会は9時からなので、それまで香椎のゲーセンで暇つぶし。
 「右脳テスト」なんてのがあるので、みんなでやるが、ボタンの押し方が分らず、最悪の結果。女房にも負けてしまったが、雪辱戦を果たそうと意気込むのもなんだよなあ。でも「推理力ナシ」とデータに書かれるのもちょっと腹立つな。
 伊勢エビキャッチャーがあったのでやってみたかったが、女房が「万が一取れたら、どうやって持って帰るんだよ!」と怒ってやらせてくれない。
 ……本当は生きてるエビが怖いくせに。

 仕事が終わった其ノ他君と合流して、やっと五人。
 宴会は香椎の「米米」という居酒屋。3500円で飲み放題のフルコースである。
 肉や脂ものが苦手で酒も飲めない其ノ他君、ネバネバ系がダメでマグロの刺身のとろろかけが食べられないよしひと嬢、で、私も酒がダメなものだから、酒ばかり飲むヤツと食いちらかすヤツとに必然的に分かれる。
 女性陣のピッチが上がること上がること、鴉丸嬢、あっという間に出来あがる。
 其ノ他君、ほんのひと月ほど会ってないうちにすっかりたくましくなっている。ガテンな仕事してるせいだろうなあ、力コブが本気で凄い。
 「それならもう女の子に間違えられないですむねえ」と言おうとしたら、
 「この間も男にナンパされちゃって」と、フォローのしようがないことを言う。……美少年と言うものもこれでなかなかツライものがあるような。
 「櫃まぶし、食べたことないんすよ、食べたいんですけどねえ」
 と言うので、
 「1500円するよ」
 て言ったら、
 「たけえ〜!」
 と悲鳴。だってうなぎなんだもの。でもいつかご馳走してあげたいものだ。
 其ノ他君とばかり喋っているので、鴉丸嬢が焼きもちを焼く。ああ、若いっていいなあ。
 台本の話も少しするが、キャスト不足が深刻で頭を痛める。この分だと私も出演せざるを得なくなるが、相手役が女房以外の女性になった場合、女房のジェラシーが怖い。
 「大丈夫だよ、芝居の最中は焼きもちなんか焼かないから」
 と本人は言うのだが、
 「ウチではどうなんだよ?」
 と聞くと、
 「焼きもち焼くのは夫婦のサービス(はあと)」
 と軽く言ってくれる。そんなんマクドナルドのスマイル0円以上に要らんわ。
 フルコースのメニューは焼き鳥各種、豚肉の卵とじ、生野菜のサラダの山盛り、手巻き寿司など。飲み放題を考えると、まあなかなか安い方であった。鴉丸嬢に感謝。

 そのあと、カラオケ「KARAPARA」になだれこみ、午前1時までみんなで熱唱。ホントはここで藤田君も参加の予定であったが、ちかくにまで来ていながら、「駐車代金がない」ことに気付き、帰っちゃったのだのだそうな。……バカだなあ。
 帰りがけ、其ノ他君はまた気分が悪そうにしてたが、大丈夫だったろうか。こちらもぶっくたびれていたのであまり気にかける余裕がなかった、申し訳ない。

 よしひと嬢もお連れして、ウチに帰りついたのが午前2時。
 女房もよしひと嬢も、そのままバタンキューと寝入ってしまったが、私はまだメール書きや前日の日記書きで寝られない。結局寝たのが午前4時。明日が休日でよかったなあ。



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