無責任賛歌
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藤原敬之(ふじわら・けいし)

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2000年10月27日(金) 頼むから一日12時間も寝るのは止めて/映画『少年』ほか

 とりあえず職場には行くが腹痛に耐えきれず倒れる。午前中ベッドで過ごしていると、段々気分が落ちこんでくる。ウチで寝ているときはともかく、職場で寝こんでいると、世間からどんどん置いてかれるような気になるのだ。ああ、結局私もワーカホリックなのだなあ。
 昼から帰宅。帰るなり女房が「サボってきたの?」なんて言うものだから、脳天をブチかましてやりたくなるがグッとこらえる。もともと夫に対する思いやりを期待できる女房ではないのだ。
 それにしても、これで本当に明後日休日出勤して仕事を片付けなきゃならなくなっちまった。あ〜あ(-_-;)。

 腹がゴロゴロと鳴るので、買い物に行って貰おうと女房に声をかけるが、ぐーすかぴーと昼寝していて起きない。仕方なく自分でおかゆを作って食べる。……誰かこいつに天罰を与えてくれ(T_T)。
 ヤケになって晩飯は「金龍」でコッテコテのラーメンを食う。もう、腹が爆発しようが入院しようが構うものか。女房、にんにく入りのラーメンを頼んでおいて、「ニンニク臭い」と言って食べない。仕方なく、吐き気をこらえて私が食う。ああ、また腹がグルグルと……。

 DVD『少年』、1966年に現実にあった当たり屋親子の事件に取材した大島渚作品。主人公の少年の憧れである「アンドロメダ星雲からやって来た正義の味方の宇宙人」というのは、具体名こそ出せないが、明らかに「ウルトラマン」のことだろう(本当はM78星雲だけど)。だから「ウルトラマンになれない」と泣く少年の姿は私には胸を突かれるものがあるのだが、年が10歳離れた女房にはピンとこないらしい。
 考えてみれば、エポックメーキングたりえた純粋「ヒーロー」はウルトラマン・仮面ライダーを最後に殆ど途絶えてしまったのではないか(セーラームーンまで)。ヒーロー不在の世代というのはそれだけでどこか不幸であるように思えてならない。

 マンガ、北崎拓『なんてっ探偵アイドル』1巻、何で私はこんなものまで読んでいるのだ。ミステリなら何でもいいのか。作者本人がカバー折り返しで「タイトルのことは言うな」と書いているのは笑えるが。
 明智抄『パンドラ』、しげさんが日記に書いていた、やっと手に入れた本というのはこれ。……ちゃんと題名は書いておけよ。
 安田弘之『ショムニ』2巻。ラーメン屋で読んだのだが、段々ハマってきた。本気で文庫買ってやろうか。



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藤原敬之(ふじわら・けいし)