無責任賛歌
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藤原敬之(ふじわら・けいし)

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2000年10月11日(水) スパイと台湾論とこげぱんと/『こげぱん』(たかはしみき)ほか

 ミスった仕事の事がいつの間にか上司に漏れている。
 おお、スパイがいるのだ! 渦巻く陰謀、権謀術数! これこそサラリーマンの醍醐味か!
 でも誰がチクったのかを詮索するのは性に合わないので放っとく。
 「やあ、誰にでもミスはありますよ」と言ったら上司から本気で怒られた。ミスった本人がそんなこと言ってたら怒るのは当然だろうが、これが本音だしなあ。
 よく周囲からクビになりませんか? と心配されるが、「二日酔いでも寝惚けていても(中略)チョックラチョイとパァにはなりゃしねえ(by『ドント節』)」てなもんである。いや酒は飲まないけどね。
 でも別の部署に飛ばされることはあるかもしれんなあ。資料室の類だったりしたら気楽なんだが。

 小林よしのり『台湾論』読む。
 『戦争論』以降、小林氏の主張に対しての意見は、賛同にしろ批判にしろ全てがヒステリックで始末に悪い。下手にその中に入ってしまうと「お前は右か左か!」みたいな極端な扱いを受けてしまう。これじゃ議論のしようがない。
 最初から読む気がしない、と逃げを打ってたほうがよっぽどリコウだという感じなのだが、今回は題材が母の生まれた台湾についてのであるので、丹念に読んだ。少なくとも間違いは書いていない。
 しかし断言するがこの本は『戦争論』のようにマスコミの話題に乗ることはないだろう。なんだかんだ言って、マスコミは小林批判をするに当たっては常に安全地帯から攻撃している。台湾問題に触れる事はそれだけでレッドゾーンに足を踏み入れる事と同じだ。オリコウなマスコミがそんなことをするわけない。

 夜、女房と本屋を回った後、「金龍」でラーメン。安田弘之『ショムニ』1巻を読む。ドラマの人気の方が先行してしまった感じだが、やはり漫画の方が面白い。絵柄が雑で取っ付きにくいが読みなれるとそれがパワフルな魅力に感じられてくるから不思議だ。
 『アニメージュ』と『ニュータイプ』の今号を読むが、テレビ新番組は総じて不作っぽい。『犬夜叉』と『キカイダー』くらいか。エヴァもどきの作品が消えた後にはウスイ作品ばかりが残った、という感じか。OVAのほうが『ねこぢる』や『くろみちゃん』のように面白そうな作品が多い。
 絵本、たかはしみき『こげぱん』読む。『たれぱんだ』もそうだが、キャラクター商品絵本の割りにウィットに富んだ絵本が描かれるようになったなあ、と思う。



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