委員長の日記
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| 2003年12月05日(金) |
子どもの心を豊かに育てるためには・・・ |
あっというまに12月、今年も残すところ1ヶ月を切ってしまいましたね。 先月の今年最後の委員会では、来年の活動の年間計画や、活動のテーマについて話し合いました。 連日のように報道されている親や、その同居人による児童虐待やその結果として失われていく幼い命・・・
そんなニュースを見たり聞いたりするたびに、テレビに向かって涙を流しているのは私だけではないはずです。
『子ども達の心が豊かに育ってくれることを願って日々活動を続けている私達ですが、その目的を達成するためには、まずはその子どもたちに関る大人の心が豊かでなければ話しにならないよね。』
来年度の活動で何をするか?何を見るか?ではなく、 何のためにその活動をするのか?どういう目的でその作品を取り上げるのか?<それが一番大切なことだよね。』
…ということで…
来年度の活動のテーマは 子どもの心を豊かに育てるためには、大人の心を豊かに育てよう! ということになりました。
1年間を通じて企画実施するすべての事業を、このテーマに沿って、しっかり検討し、内容豊かなものにしていこうと思っています。
そのためには、やはり、乳幼児とその保護者を対象とした事業に重点をおいて活動を企画していくことになると思います。
もちろん、これまでも継続してきた中高生の“空”の子ども達の活動も、メンバーの子ども達の声をくみ上げながら、一つ一つ形にしていかなければならないと思っています。
現在、委員会で確実に実施しようと考えているのが、 *年間を通じて定期的に開催する「積み木遊び」 *幼児サロンを発展させた子育てサロンの開催 *子どもの権利条約の学習会および講演会 *南アフリカの子ども達との交流コンサート などです。
もちろん、ハンドベルサークル・ソーラン練習・人形劇クラブなどの継続的な表現活動や、ファミリーキャンプなどの遊び体験事業も企画していきます。
鑑賞事業も、テーマに沿った作品を選んでいこうとしています。
これらのすべての事業は、もちろん会員、会員外を問わず参加できますが、会員じゃないと参加できないものがあります。
それは、企画への参加や、当日の運営スタッフとしての参加です。
お客様として参加するだけでなく、様々な事業を企画し実施する楽しさは、会員でないと味わえない特権なのです。
企画段階からの参加は、ともに目的を達成しよう!と願う仲間達との出会いの場でもあります。 まるで作戦会議のような実行委員会は、時に子育ての悩み相談所に脱線したり、子育ての情報交換の場にもなっています。
ひょっとしたら、議題が終わってからのそんな雑談の時間が、メンバーにとっては一番楽しい時間なのかもしれませんね。
来年が良い年になるように、、、 悲しいニュースが一つでも減って、子ども達の笑顔があふれる地域作りを目指して、たくさんの仲間が集うことのできる場を作っていきたいと思っています。
委員長

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