終わらざる日々...太郎飴

 

 

- 2003年07月23日(水)

はちす。

世界で一番美しい花(種類)を問われたら、蓮と答える。
私はあまり日本的常識を注がれないで育ってきたひとなので、
蓮=抹香臭い、などという公式を持っていない。
だからか素直に、なによりきれいだと思う。

で、どうしてだろう、と、考える。
似た形状の花もないではない。
薔薇など幾重にも花びらを重ねて優美だ。
なにが蓮をこんなに美しいと思わせるのだろう。
距離だ。

手の届くところには咲かない花だ。
泥から伸びた茎とその先の花に、手は届かない。
永遠にこの手の外。触れない。
摘み取ることなど思いもよらず。
神々だって、この花に触れてはいけない。

そのことを考えるだけで少し心休まるものがある。
私にとっては蓮の花の美しさが、そうだ。


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