終わらざる日々...太郎飴

 

 

- 2003年04月23日(水)

あ、ムカつく…
「シャングリラ病原体」
買うな、みんな!つまらんから!

1:
基本的にサイコスリラーとバイオホラーが好きである。
遺伝子なんていわれるとそれだけで喜ぶ。

…が。

これはダメだろう。
怖くないじゃん。ぜんぜん怖くないじゃん。


2:
冒頭はいいんである。
南極の基地で発見された四つの死体は、どれも異様な老衰状態だった…
ところが描写にワクワクしない。
いや、死体の描写はいいが、イマイチ南極の基地について
はっきり目に見えない。あんた調べずに書いただろう、という…

さて、物語は恐怖のウイルスの出現を隠そうとするホワイトハウスと
その結成した科学者のチームで進行する。
恋のさやあてとかあったりする…

ダメだろう、それ(涙)

被害者250万人と大風呂敷広げるなら、
パニックになる人々、それによって分断される世界、
混乱とそれに対処する現場の荒荒しさ、そういうものがないとだめだろう!

ないんだ、これが…


3:
どこで発生している、とするなら、
その国がどういう状況になってその国の政府がどういう対処をして、
現場にあたる人間がどう奮闘しどう混乱し倒れていくのか。

それらがなければリアリティがない。
リアリティは発現の現場だ。
それを欠いてなにが怖い。

スティーブン・キングの偉大さを思い知りました。
あのひとの物語は、怖いのだ…。

あーともかく。
買うな、金のムダだから。


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