- 2003年01月01日(水) 2002→2003。 1: 仕事をしていた、しかも雑用。(…) 仕事場は横浜の、海に近い辺り。 上層階に上れば、港は一望の下だ。 十二時近く、仕事の手を止めて、エレベーターを上る。 最上階で下りる。明かりは消えている。 窓に近づく。 光は眼下に点在し、黒い海を縁取る。 ゆっくりと電飾に飾られた船が航行している。 浮標が点滅する。 車のヘッドライトが走る。 その瞬間、湧きあがるのは汽笛だ。 年の変わった瞬間。 停泊する全ての船が、汽笛を鳴らす。 新たな年を祝って。 港の新年だ。 どこかで花火が上がる。 2: 汽笛は鳴る。 絶え間なく、絶え間なく。 ああ、ねえ。 きみに伝えたかった。 どれほどこの港、この町が美しかったか。 どれほど汽笛の響きに心踊ったか。 どれほど傍らに、きみがいればと願ったか。 ねえ、きみ。 伝えたかったよ。 3: みなさま、あけましておめでとう。 今日に明日が続くよう、そして明日は今日に増してよき日となることを。 絶えざる忍耐と努力を積み重ね、失敗を繰り返さぬ智恵を失わぬことを。 望むものを忘れず、たゆみなくその方へ歩きつづけることができるよう。 よき年となりますよう。 -
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