終わらざる日々...太郎飴

 

 

- 2001年12月15日(土)

わたしを。

1:
わたしのままで、いさせて、ください。
世界を夢見る賢しらな子供のままで。
わたしはその役割が、好きだ。

わたしのすべての知識は、夢で得たもの。
ほんとうに愛することも、憎むことも、それらはすべて、わずらわしい。
だって、それは夢の中でのようには、純粋でも真実でもないから。


2:
わたしのままで、いさせて、ください。
このまま人生を通り過ぎさせてください、外側の住人として。
わたしはわたしが、好きだ。

変わることは恐ろしい。
あなたは経験豊かでさえない、子供の恐れ気なさを持っているだけだ。
あなたは頼りにならない。なにひとつ、頼りにならない。


3:
わたしのままで、いさせて、ください。
わたしはこの日々を愛している。
あなたのつけいるスキはない。

あなたの言った通りだ、あなたは頼りにならない。
わたしが歩き出すなら、この足は深淵を知らねばならない。
そのくせ、あなたは、それを要求するのだ。


4:
わたしの弱味は、つまりはわたしの自覚。
わたしの弱味は、つまりはわたしの貪欲さ。
わたしの弱みは、つまりはわたしの潔さ。

このデカンタの中にあるのはワイン。
わたしの血と命。
――さあ、どの器に注げばいい?


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