終わらざる日々...太郎飴

 

 

- 2001年02月16日(金)

渡会宗一郎


気が付いたら、渡会の家で……。
おじいさまといろいろお話をしたような気がする。
で、家政婦さんのいなくなった隙に家を出て、
僕のマンションに戻ろうとタクシーに乗って。



でも。
部屋に帰るのが……怖くて。
途中で、降りて。
気が付いたら、森、だった。



熱は40度くらい、あったかもしれない。
このまま座っていたら、朝までには凍死するかと、思って。
そう、しようかと、思って。



気が付いたら、人がいた。



……僕のままで、いい、と、言ってくれた。
手放さない、と。



僕は、うれしかった。
どうしようもなく、うれしかった。




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