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■ ウチとソトの悩み。
今日はブログ『あふりかくじらの自由時間』と同じ。 台風が直撃中。ベリーダンスはおやすみ。
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日本語の尊敬語や謙譲語の使い方ってトリッキーな感じだ。 普通の人は、もちろん社会人になって仕事をしていく上でいろいろと覚えていくわけだ。
で、日本語の敬語に大切なのはウチとソトの概念。尊敬とヘリクダリだ。
(ちなみに、以前の職場ではこの使用の仕方が偉く一般常識と違っているという変わった風習だった。すごくやりづらい。まぁそれはともかく)
いつも思うのだが、わたしの所属しているNGOの事務局スタッフの人たちはいつも丁寧だ。でも、会員に対して自分たちをヘリクダルという傾向にある。もしかしたら、けっこう若い人であんまり敬語の使い分けをわかっていないのかな・・・なんて思うこともある。
たとえばわたしは、そのNGOの設立当初からかなり活動してきて、一時期は自分で事務局担当をしていたこともある。最初のウェブサイトも作った。 ジンバブエに二年間いる間は、会合に物理的に参加できないということもあり、ちょっとした仕事しかしていなかった。その間、新しい事務局のスタッフの子たちも何人か入ってきた様子。
すると、何か仕事をした際、とても丁寧に言われてしまうのだ。
「この度は、ご協力大変ありがとうございました。今後とも○○(団体名)をよろしくお願い申し上げます」
わたしは、んんん〜?って思ってしまう。それはおかしいんでないの?
あなた方はわたしを直接知らないかもしれないが、わたしはずっとその団体で活動をしてきているし、第一、事務局=団体そのものではないのだ。自分もその一員なのだ。そして、その活動を築いてきたひとりでもある。 事務局にお礼を言われるというのはおかしい。あきらかにこちらを「ソト」と見ている。でも、わたしの心の持ち方としては完全に「ウチ」である。
ここでさらにトリッキーなのは、会員それぞれのかかわり方が違う、ということだ。 つまり、お客様的にちょっとだけ関わっているひともいるということ。よって、「ソト」扱いがしっくりくるという場合もあるのだ。
嗚呼、難しい。
この話、事務局のひとりの子にしたこともあるんだけれど、他の人はそのまま。 うーん、こういうこと言うのは小姑みたいかしら。 でも、わたしにしてみれば、その態度はしっくりこないんだよね。 どうしたものかしらねぇ。
2007年09月06日(木)
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