あふりかくじらノート
あふりかくじら



 街の重力のなかで。

ハラレの血管を車が流れ、わたしはその中にいる。ずっと閉じこめられたように、ハラレの中にいて、その重力は日増しに強くなっている。

12月になって、仕事はクリスマス・年末モード。
国連もそうだ。休暇を取る前に、皆、あわただしく詰め込むように仕事をしていく。ここでもやっぱり師走なのだと思う。

ぎゅっと詰めて、そしてぱしぱしっとアウトプット。
そうすることで、わたしは何かを吹き飛ばそうとしているに違いない。そしてそれは、この街の重力となって肉体にからまっている。


このクリスマス、初めて訪れる街がある。
そこへ向けて、わたしは全神経を集中させてハラレと向かい合っている。

なんのため?
わたしのために。わたしのアフリカのために。

2005年12月01日(木)
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