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■ 誰のための開発か。
こういう命題を、過去数年でいったい幾度聞いただろう。 アフリカと「参加型開発」とはという問題について、 わたしはまた考えている。
昨日は、前期最後だということで、また母校の 指導教官が担当する大学院の授業にゲスト出席した。 もちろんテーマは「参加型開発」なるものなのだが、 これほど胡散臭い言葉はない。 「我々」のプロジェクトにアフリカ某国の地域住民も 「参加」してもらう??? そもそも何のため、誰のための開発だというのだろうか。 「我々」とは? 「彼ら」とは? 上から下への力関係には根深いものがある。
そのことについて、日本人の「あふりかくじら」として、 何が言えるのだろうか。
まだまだ、世界は難問だらけだ。 くじらにできるのは、問題提起の部分だ。 少なくとも大学院の授業にお邪魔した夏の午後には。
2004年07月06日(火)
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