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■ 恋するくじらのありかた。
そろそろ小笠原もざとうくじらの季節で、 きっとあの青い深い海のなかで 静かでおおきなブルーの底で、 くじらは歌をうたうのだろう。 水面から、天へむかって跳ね上がるのだろう。 白いしぶき、おおきな黒い身体に ブルーがしみこんでいる。
ひとりの人間として、 わたしひとりの生き方を大切にする。 そしたら、 誰かを好きでいることが こんなにも幸せだったことに気づく。 生きることが楽しくなった。
誰かが、どこかで生きていると 感じる幸せ。 そのちいさな安心感の感触。 友だちも、恋したひとも、尊敬するひとも。
グラン・ブルーの残像。 くじらのしっぽの記憶。
2004年01月31日(土)
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