雪のようになりたい しんとした静かな夜に そっと舞う雪のようになりたい あなたの手のひらに 舞い降りたなら そのまま溶けてしまう 雪のようになりたい あなたと出逢ったこと もう それだけで いい なにも望みません だから神様 この冬が過ぎれば 忘れてしまう雪のようになりたい 忘れたとしても また寒い冬が来れば ふと思い出す そんな雪のようになりたい 触れあえなくても 温めあえなくても もう あえなくても さようなら を 言うまもなく消えてゆくとしても そんな雪のようになりたいのです どうか 神様
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