# いつもご来訪くださる皆様へ
2002年09月14日(土)
時折いただく感想のメール、とても励みになります。
メール送ってくださる皆様、ありがとうございます。
そして、このサイトに足を運んでくださる皆様、ありがとうございます。
この機会に、お詫びと感謝を。
ワンピ小説を書くということがなかなか出来なくなってしまいました。
今、私の中からは、“ワンピという世界から新しく生み出せる何か”が何も形を成しません。
ワンピが好き。小説を書く事が好き。
でも、何も新しいものは出てきません。
こうやってサイトを公開していながら、発表するべきものが一つも形を成さないでいること、申し訳なく思います。
でも、こうやって今までに形として表すことが出来たものを公開していて、それを見に来て下さる方や感想を下さる方がいることが、私には大変嬉しく、前に進む活力となっていることは確かなのです。
その故に、閉鎖という形には踏み切れないでいます。

ワンピという題材で新しいものを生み出す力のない今、私がきちんとした形で発表できる作品は残り少ないです。
書きかけの作品を数点残すのみです。
感想を戴くたび、パソに向かいます。何かを形にしたい欲求を抱きます。
しかし、作品にすべき何かは私の中には生まれません。
せめて、書きかけの作品は形にしようと、少しずつではありますが書き進めたりしています。
ですが、今後新しいものを生み出せる気がしません。
作り出せるとしたら、それは作品とは呼べるようなものではなく、ただの言葉の羅列、吐き出す言葉の羅列にしか過ぎないような気がします。

私には、ワンピという媒体とは別のものにて形を成したいと思えるものが幾つかあります。
私のなけなしの創作意欲を、引き出してくれるものです。
そちらの方に力を注いでみたいという欲求を私は殺したくはありません。
ですが、かといって、ワンピを捨ててそちらに全てを捧げられるほどの勇気もありません。
ワンピースが好きです。あの作品が好きで、あの世界が好きで、そこでいきいきと生きるルフィやゾロたちが大好きです。
だから、その気持ちを表すことが出来るこのサイトの場所を捨てたくはないんです。
新しく発表できるものもない、でも潔く閉鎖することも出来ない……こんなサイトをこのままにしておいていいのか、以前更新を停止した時からずっと考えてしました。
ずっと、考えていました。閉鎖も。存続も。
結論から言います。閉鎖はしません。
ですが、いつかサイトは規模縮小しようと考えています。
私の創作意欲をかき立てる“あるもの”をきちんと発表出来る形にすることが出来たら、その時にこちらもきちんと整理したいと思います。
形としては、本館と別館というような形になるのでしょうか。
いつになるかは全く見当もつきませんが。
とりあえず…書きかけのシャンバギを仕上げたいな(笑)

突然こんな話を、日記などという、皆様が見てくれているかも判らない場所に書いてしまって申し訳ないです。正式に発表するというほどのきっちりした発表でもないので、私の気持ちを皆様に伝えるという方法として、日記に書きました。


もっと沢山読みたいです、と感想を下さる皆様に、私は応えられる力を持たなくて悔しい。
書きたい。ドリームも、ゾロルもシャンバギも。書きたい。
でも、もう私からは何も生まれない。
ごめんなさい。
スランプというものではもう誤魔化せません。
それでも、それでも私は、いつか私の中から、新しいワンピ作品が生まれ出ずる日を、心のどこかで信じているんです。
だから。いつか、遠い未来のいつか、それが実現する日まで。
私は自分の中の別のものに対する創作意欲のままに、別の新しいものを生み出しながら、その日を待とうかとも思っています。
待って欲しいとは決して云えません。だから、もしいつか私の中から新しいワンピ作品を生み出せることが出来る日が来たら、偶然にでも皆様と共にその誕生を喜べることが出来たら幸せです。

なんだか、閉鎖のご挨拶みたいになってしまいましたけど、閉鎖はしませんからね(笑)
また一年前の秋頃と同様に更新がなくなってしまうことが予想されるため、前もってお断りをしておいたほうがいいと思いまして、お詫びと感謝の言葉を皆様に捧げるついでに発表してみました。
サイト縮小自体も随分先になることなので、しばらくは更新少なのこの状態のままサイトはのらりくらりとやっていきますので、よろしくお願いします。

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