オミズの花道

オミズの花道

『お姫様は散財する』

2004年07月28日(水)

忙しくて日記も書けません。
パソコンを開くもメールのやり取りで精一杯。

ああもう疲れる。

最近あった事と言えば浴衣祭りくらいかな。
浴衣をお店の女の子に着せてあげないといけなかったので随分と忙しかった。
手がヒリヒリしちゃったよ。

自分の浴衣も一着購入。
毎年綿絽を一枚ずつ揃えていたのだが、今年は絞りの良いのを買ってしまった。

着物は贅沢をしだすとキリがない、と言うのは本当だと思う。
変な訪問着より高い浴衣・・・・。きぃよぇぇぇぇ～～と思ったのだが、ひとたび見てしまうともう見過ごせぬ絞りの美しさ。

今年は布地も少し堅いが、来年は良い具合に柔らかくなって着心地が良いのだろうと思う。それはそれで楽しみ。
しかしオミズというのは採算が合うようで合わないなあ。

大阪では浴衣祭りを二回行う店も多い。
これは七夕の時期に一度行うのと、天神祭りが２４・２５日にあるのでもう一度行うという、大阪ならではの特色だろう。

月曜日～金曜日までのどれか３日間（店によっては一週間）を、出来るだけダブらないように着るものを組み合わせる。
これが２回あるのだから、少なくとも４～５枚は浴衣を持っていなければならないし、それなりの店に勤めるならば『プリント柄のミシン縫い』では恥ずかしいので、たかが浴衣祭りと言えども結構な出費になる。

今年は絽の着物を５枚購入したので、それと絞りと綿絽で何とか凌いだ。
絽や紗を着ると浴衣の人が貧相に見えて嫌がられるのだが、うちはそのてんフリー。怖いお姉さんも居ないから・・・・って、私がもうすでに怖いお姉さんなんだろうか。いや～ん。

私の浴衣の好みは藍色のベーシックなものではなく、地が白地だったり生成りだったりして、その地に合うように綺麗な色で花が描かれていたり、渋めの図柄だったりする。
何故かベーシックなものより白っぽい浴衣のほうが高くて、何だか損したような気分になるのだが、それでもやはり好みというものは中々変えられず、長年藍色を避けていた。

今回、変わり絞りの一色の藍色・・・・と言うか濃いブルーの浴衣は、思いのほか重たく見えず地味でもなく、初めて気に入った藍色だった。
この浴衣はこの先もずっと大事にしたいなと思う。

夏は短い。
あと一ヶ月は絽や紗を思い切り楽しもうと思う。
着物大好き。

悩みは１７０センチ用のトールサイズしか合わないって事なんだけれども。

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