オミズの花道
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『 プチ痴話喧嘩な私達 』
2004年06月12日(土)
最近真田さんの機嫌が悪い。
それはまあ私が悪いのだけれども。
こういうあやふやな関係って、介在する気持ちもあやふやで、お互いがケジメや決着を付けられないからかえってタチが悪かったりする。
先日弟分と朝まで飲んだ話をしたら、また『心中穏やかじゃない』みたいな事を言われた。私としたら弟が連れて行ってくれた南堀江の店の雰囲気が良くて、いつか二人で行けたらいいねという気持ちで話したのだが、真田さんにしたら『朝まで』フレーズの方が堪えたらしく、『弟分とはいえ男と朝まで過ごすなんてどうなんだよ?』とかなりピシっとカマされたのだ。
もうね、そこまで言われたら私も大人気ないんだけれども、じゃあ誕生日くらい一緒に居ようかって言えないの?・・・・とか言っちゃったりして。
そんなの無理だよ、大阪に居ないって知ってるだろ、大阪だったら一緒に居ようって言うに決まってるじゃないか、とか返されたりして。
プチ痴話喧嘩状態。子供の喧嘩みたいな状態。
でも悲しいかな二人とも大人だから、お互い理論武装してるのが掴めるだけに突っ込めなくて、変に気まずい沈黙が続く。
だいたいお互い彼氏彼女でもないのに、どうしてそこまで言われなきゃいけないんだろう。・・・・そんな疑問を持つことは私にはどうも許されないらしく(何故だぁ)、最近微妙な範囲で彼に束縛される事が多い。
これってひらたく言うとお互いの甘えなんだと思う。
お客様だけで在る時期は、こちらもそれなりに遠慮もあるし向こうも言葉を選んでくれる。だけど真田さんとは店で会うより昼間の少し開いた時間に会ったり、メールや電話で時間を重ねる事が多い。
私も向こうもお互いの良いところや悪いところまで見えて、尚且つそれでも相手が必要だと思う段階にきているのだ。
もう私にとって彼はお客様ではなく、彼にとって私はホステスではなく、お互いが微妙な距離の友人の位置に変わってしまったのだと思う。
これはこれで良い事だとは思う。思うのだけれど・・・・。
多分私達はお互いがお互いを凄く好きだ。
男であるより、女であるより、その存在よりずっと好きだ。
それを解っているからこそ、お互いがもどかしくて仕方が無い。
彼が本当は何を言いたいかはよく解っている。
『弟分とはいえ
他の
男と朝まで過ごすなんてどうなんだよ?』
なのだろう。
私とて逆の状況であればいい気はしないし、今回のようにプチ痴話喧嘩になるかも知れない。いやでも性格的にあまり喧嘩になんないかもしれないなあ。黙り込むタイプかな。う〜ん、う〜ん。
もう厄介だなぁと思う。
真田さんが、ではない。
自分の気持ちが、だ。
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