オミズの花道
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『 遺伝子の求める顔 』
2004年01月13日(火)




お客様の中で、イチロー君も浅野忠信君も水上の好みなのだけれど、卓越したレベルに到達しているのが真田さん(勿論仮名)だったりする。


初対面の頃から自分の後ろのもう一人の自分、つまり本能のレベルでそれを感じていたのだが、年末に再会して『この人は私にとって、理屈ぬきに好みのタイプなのだ。』と実感した。
彼もそうだったようで、『なおちゃん、遺伝子レベルで好みだなあ。』と言ってくれていたのだ。


彼の顔が具体的にどういう顔かと言うと、殆どがイチローなのだけれども目元がチョウ・ユンファだったりする。
体型もガッシリと筋肉質で肩幅が広い。何より二の腕が凄〜く凄〜く、太くていい。10センチヒールを履いた私より身長も高いし(笑)胸板が厚く、どちらかと言うと格闘家体型じゃないのかと言える。

私は昔からこの手の顔の男には弱い。何故だか弱い。
本能の大車輪を諌めつつ、クラクラした頭でよくよく考えてみると、こういうクラクラ系の人は自分と正反対の顔立ちなんだったりする。



さて、面白い仮説が在るのをご存知だろうか。

昔から先人の諺や教えの中・・・・もしくは俗説などには、結構根拠のあるものがあって、後から科学的に説明が付いたりするものなのだが、その中のひとつに『娘は父親に似て、息子は母親に似る』というものがある。

これは人間という種の近親交配を避けるための遺伝子のスイッチであり、種の保存に大切な機能を遺伝子的に働かせていると云う説があるのだ。

父親に似た女の子が産まれると、父親は自分と似た対象にはもう遺伝子を補充しなくて良いのだから、母親に似て産まれた女の子より近親交配の確率は下がる、という説。


むろんこれは仮説の域を出ないのではあるが、ここにもうひとつの説が絡むと説得力が増す。

人間は比較的自分と正反対の顔を好み、似た容姿の者を避ける傾向にある。
これは自分に無いものを取り入れて補充し、子孫を完全体(環境に適応出来るという意)に近づけようとする遺伝子のスイッチが、本能と呼ばれる分野の中に仕組まれている、と言うのだ。

そして表に出ている容姿という特徴が、完全体の指針に作用していると。


私にとって今までその説は興味深いなと頭で納得はしたものの、自分の中にそういうスイッチがあるのを実感したことが無かったから、さほど信用もしてはいなかった。

人はあくまでも容姿ではなく人格が優先であると思っていたし、多少の好みはあるにせよ私自身はストライクゾーンも広かった女だ。(趣味の悪さは一部の女友達のお墨付きである)

だが実際、今回のように自分が電流に打たれてしまうと、仮説といえど頭から否定出来なくなってくる・・・・。



実は金曜日に真田さんと同伴だったのだ。
ドキドキドキドキドキドキ。
普段は何でもイイや的な(ごめん)洋服の選び方にも、今回に限り気合いが入る。

その続きはまた次回に。





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