ケイケイの映画日記
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2009年07月09日(木) コックローチハンター、ケイケイ(駄文)

昨日の夜中一時ごろ、私が熟睡していると、三男が「ギャー!お母さん!足元!」と、叫ぶではありませんか。私が起きてみると、何とゴキちゃんが。三男が寝ようとしたら、ゴキブリを発見。そのゴキブリがつつっと逃げて、私の足元まで来たんだそうな。

二男もそばにおり、「はい、お母さんこれ!スリッパがないから!」と雑誌を手渡されました。寝起きすぐの母に仕留めろってか?(うちの男どもは全員ゴキブリがだめ)。普通なら一発で仕留めるんですが、寝置きすぐなもんで、取り逃がしました(クソ!)

翌朝、息子たちが私を絶賛。「お母さん、寝置きすぐにゴキブリ観ても、ギャー!も言わんと、あんな俊敏に動けるなんてすごいな」と感嘆しきり。運動神経のウンもない私なのですが、何故かゴキブリは常に一発で仕留めるんですな。ゴキブリを仕留める時の私は、息子たち曰く、物凄くカッコイイらしい。普段カッコイイからは限りなく遠いワタクシ、ゴキブリ関連で褒められても・・・。

「女の人って、普通ゴキブリはあかんのん違うん?」と息子たちは言うのですが、そりゃお母さんだって、子供を産む前は「いや〜ん、ゴキブリーん!」と逃げ回っておりましたさ。しかしだね、お前たちを生んだ以降、ゴキブリなんか見た日にゃ、私の可愛い息子たちが噛まれたらどーする!の一念で、バッタバッタと殺してきたのさ。なので私は、子持ちのお母さんで、「いや〜ん」の人を見ると、何眠たいことゆーとんねん!と、眉毛が上がるのだね。

結局「またゴキブリが出たらと思うと、恐ろしくて今日眠れない」と三男@高校二年・身長175cm体重88kg(見た目−10kgのラガーマン)が言うので、バルサンを炊く事に。今日はケーブルテレビの方に、ハードディスクの故障を見に来てもらうことになっていたので、結局3時頃から開始しました。映画見ようにも、その時間から見られる作品が一つもあれへん。仕方ないので、スタバで仕事の復習をしておりました。

そう言えば私が中1くらいの時、やはりバルサンを炊くため、家族全員で外食して「グレートハンティング」を見に行ったことがあります。妹はその時小2だったはずですが、何故夕方からバルサン?何故いたいけな子供を連れ「グレートハンティング」?いや多分何も考えてなかったんでしょう。自分たちが観たかったので、ついでに連れて行かれたんだと思います。だって私がディズニーとゴジラ以外で観た最初の映画は、母に連れられた「藪の中の黒猫」ですから。

しかし猜疑と虚栄と虚飾渦巻く、東海テレビの昼ドラもびっくりな我が生家でしたが、こういうトンデモな記憶は、私にとって数少ない楽しい思い出です。トンデモ映画体験が、多分私の映画好きの元を作ったんだと思われ。だから何でも観ればいいんだってば。

ちなみに私は犬猫がダメ、昆虫はOK、爬虫類もほどほどに可という「特異体質」。うちの男どもは揃いも揃って昆虫が嫌いなので、今日も明日も明後日も、「ゴキブリ殺しのケイケイ」の日々は続くのだ!(いや、そんなに出たら困りますから)。


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