ケイケイの映画日記
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2005年05月13日(金) 「コーヒー&シガレッツ」

いや今回ばかりは、私が悪ぅございました。タイトルに惹かれての鑑賞でしたが、監督がかの「映画通」の方々からは大変高評価の、ジム・ジャームッシュというのを、とんと忘れておりました。あまり前知識は入れないよう、各サイトでの星取りなんぞだけをなぞっていると、なかなか評価は高し。紫煙とカフェインでまったりと時が過ごせるかと思いきや、まったり過ぎてもぉ〜。はっきり言おう、今年一番の退屈さでした。

11話のコーヒーと煙草にまつわるモノクロのオムニパス。喫茶店でのとりとめのない会話をニヤリとしながら、そのウィットと小粋さを楽しむ作品。

でしょーねー、多分。最初のロベルト・ベニーニとスティーブン・ライトの間の悪い会話やカフェイン中毒ぶりに、面白さを感じる作品と言うのはわかります。でも全然面白くないもんは仕方ないではないか。この一話目で、もしかしてこの雰囲気で話は続くのか?と悪い予感は以降炸裂。大沈没の巻です。

一度もしたことのない途中退場が、何度も頭を横切ります。チケットを買う時私の横で、「『コーヒーブレイク』1枚」と仰った70半ばくらいのお爺ちゃん@私の前の席の方は、決断が早かった。五話目くらいで退散。あのとき私も続けば良かったのよねー。でもちょい観られるお話が、ちょちょっと間にはいるのが、また心かき乱されるのだ。それは間の悪さがちょと笑えるトム・ウェイツ&イギー・ポップ編と、ケイト・ブランシェットの二役セルフパロディ風編と、アルフレッド・モリーナ&スティーブ・クーガンの「現代の」英国紳士編だったりします。でもこの三つだって、私にとったら別段劇場で観る値打ちはなかったなぁ。あくまでこの作品の中ではましってことで。

印象に残ったのは、筋と全然関係ないところです。
.屮薀鵐轡Д奪箸枠韻鮃くすると、何故かコートニー・ラブやアーシア・アルジェントのように、はすっぱ姉ちゃんになる。
久しぶりに観たトム・ウェイツは、ロン・パールマン似の相変わらず類人猿顔だった。私が若い頃人間と猿の混血と言われて騒がれたオリバー君にも似ている。
スティーブ・クーガンより、アルフレッド・モリーナの方が大物ではないの?の疑問。
ぅ▲瓮螢では、コーヒーで「チアーズ!」と乾杯するのね。

以上「だけ」です。私はお酒も煙草もダメで、中毒性のある嗜好品でいけるのは、コーヒーが唯一。休日はコーヒーメーカーにじゃんじゃん沸かして(それも安物・ブルマンとかは嫌い)がぶ飲みしています。でも私にはそのコーヒーがおいしそうに見えなかったのも痛かったです。

この作品はニヤニヤしながらこれぞジム・ジャームッシュ!と作家性に酔いながら、リラックスして至福の時を送る作品なんでしょう。しかし鑑賞能力に長けた方々にいくら絶賛でも、ただの一般ピープルの映画好きの私には、眠たくてつまらんだけの作品でした。まともに書けなくてどーもすみませんの巻き。


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