MIKI.PRUNEの方丈日記
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2003年02月15日(土) 行く川の流れは

行く川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。
よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、
久しくとどまりたるためしなし。
世の中にある、人と栖と、またかくのごとし。

 (ゆく川の流れは絶えることなく、それでいて、もとの水ではない。
  流れの停滞している所に浮かんでいる水のあわは、一方で消えたかと
  思うともう一方では新しく出来て、長いこと同じ状態でとどまって
  いることはない。
  この世に生きている人間と、住まいも、無常という点でまたこれ
  水・あわと同じようなものである。)

これはご存知、鴨長明の「方丈記」の1節です。
人の心は何故、移り行くものなのだろうか?
変わりたくない自分がいて、変わろうとする自分がいる。
日々、考えることにより、少し立つ位置が変わるからなのだろう。

私もこの世に生きている人間のひとりとして、移り行く自分の心を
書き留めて行きたい.




 


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