想い出の樹

2002年07月18日(木) バッハ・インベンション研究会

今日は第3回目のバッハ・インベンション研究会でした。
私が大学の時、ゼミでお世話になった中村佐和子先生の講座です。
毎月第3木曜日にある講座なのですが、これが面白い!!

中村佐和子先生は、とても個性的でエネルギッシュな先生です。
授業もそうでしたが、やはりこの講座もエネルギッシュ!
ただ話しを聴くだけではなく、参加型の講座です。
もちろん多少ドキドキはしますが・・・。
この緊張感、ほんと学生時代を思い出します。(笑)

1曲につき、4回くらい講座があります。
ということで、かなりじぃ〜っくり分析していくことになります。
この分析、生きた分析なのが面白いのです。
ただ、ひたすらここはこの和音、ここはこういった和声進行で・・・
なぁんて分析するのではないのです。

例えば、現在14番を勉強しているところなのですが、
最初��-��-��-�気箸いο太漆聞圓砲覆辰討い泙后�
(詳しくいうと、そこにもうひとつハーモニーが加わっているのですが)
これをまず、実際に鍵盤で演奏するのです。
ベースはB-Es-F-B。
これにソプラノをB-B-A-Bの密集で演奏します。
おもしろいのはここからで、これを実際の演奏に合わせてみるのです。
(ということで、毎回演奏者4名が決められています。)

演奏にハーモニーが加わることによって、
横のメロディでしか感じられていなかったもの、
またはハーモニーを感じている「つもり」でいたものを、
実感することができます。

今日はゼクエンツを根音に合わせて演奏しました。
あぁ、ここってこんなに美しい響きだったの?!
今更ですが、実際に合わせてみると想像以上のものです。

曲全体の根音を見つけだしたら、
曲に合わせて根音を演奏します。
こうすると、曲全体のハーモニーがこんなにもくっきりと
浮かび上がってくるものなのか・・・と驚きです。

中村先生のゼミは、今現在の私にとても役に立っています。
それは何故かというと、
先生の授業はつねに「こども」を意識しているからです。
幼児教育を勉強はしているものの、
じゃ、そういった発達過程にいる子どもに、
どのように教えるべきなのか・・・難しいことです。
それら具体的な案を豊富に提示してくださったのが
中村先生のゼミでした。

この講座も自ずとそういった性質を帯びてきます。
子どもにハーモニー進行を教えるコツ。
ゼクエンツを体に染みこませるコツ。
たくさんあります。
私自身の勉強になるだけでなく、
それらをレッスンに生かせるということ。
楽曲分析はとても難しく、
それをこどもたちにどうやって伝えていけばよいのか・・・なんて、
もともとアナリーゼが苦手な私にとって、
自分のことで精一杯の課題であり、
それをレッスンで生かすことなどなかなかできるものではありません。

それが、この講座では両方取得できてしまう。(笑)
とはいえ、問題はここで習った分析の仕方などを、
応用できるかどうか・・・です。
まだ3回目で、1曲しかやっていないので、
これから少しずつ分析そのものに慣れていき、
生きた分析を取得して、
レッスンに生かすことができるようになれば
嬉しいなと思っています。

月に1回しかないので、少しずつ少しずつの進歩ですが・・・。
時間をかけて、自分の体の中に染みこませていくことができたら!!
こんなチャンスは滅多に訪れるものじゃない!
なんて、ウキウキして受講しているのでした。
あ、これを読まれて講座に興味を持たれた方がいらしたら、
是非お声をかけてくださいね。
途中からでも面白い講座ですよ!!


 < 過去  INDEX  未来 >


中嶋 [HOMEPAGE]

My追加