想い出の樹

2000年10月02日(月) Nちゃんの練習

今日レッスン中、小学4年生のNちゃんが嬉しいことを教えてくれました。Nちゃんには小学1年生の妹がいて、いつも二人が練習する時の様子を教えてくれたのでした。
最初妹のYちゃんが練習をしているときは、Nちゃんとお母さんが後ろでその様子を見ていて、次にNちゃんが練習をするとき、Yちゃんとお母さんがそれを見て、二人が終わったら
カスタネットの鍵盤ゲームを三人でやって遊ぶというのです。このゲームはkiku先生に教わったゲームで、子どもたちに大人気!!それを家でお母さんと妹と楽しくやっていると聞いてとても嬉しかったのでした。

聞いていてとても楽しそうな練習風景だったので、なんだかこっちまで楽しい気分になりました♪二人のお母さんはとってもノリがよくて、レッスン中小楽器で遊ぶときも、二人の演奏に合わせて、とても面白いリズムを入れてくれます。最近Nちゃんが「私ね、モーツァルトが一番好き!」と言ってくれたのも、私がいろんな曲を聴かせてあげてほしい、と言った直後、図書館からCDを借りてきて聴いてくれているから。

このお母さんってすごいなぁ〜、いいなぁと思える理由は、いつも子どもと一緒に音楽を楽しもうとしてくれているから。だから、二人とも練習しなさい、といわなくても自主的に楽しんで練習してくれるのだなぁと思います。先日Nちゃんを演奏会に連れていった後、Nちゃんはとても楽しくて感動したとお母さんに伝えた様子。今回は妹のYちゃんを連れていってあげることができなかったので、次回一緒に行こうね、と誘っていたのだけど、今度親子で子どものための演奏会へでかけることにしたとお母さんが教えてくれました。

お母さんと一緒に音楽を共有して、同じように感動できるってすごく素敵なことですね!!
お母さんが「この曲素敵だねぇ」と耳をかたむけるだけで、子どもはその曲に興味を持って聴いてくれるのだなぁと実感しています。

今回モーツァルトの漫画を読んで、最後が悲しかったと教えてくれたNちゃん。ホロヴィッツの演奏をビデオで聴いて楽しかった?と聞いたら「楽しいというよりも、すごく感動した。」と教えてくれたNちゃん。またみんなで演奏会へ行こうね!CDもビデオも書籍も、もっともっと揃えるから、楽しみにしていてね♪


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中嶋 [HOMEPAGE]

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