heute
DiaryINDEXpastwill


2003年01月20日(月) Alone again, together again

今日も昼過ぎに起きた。学校は行くつもりは無かったが、4時間目が始まる時間の直前になって、今日が大学での最後の授業だと気付き、慌てて準備をして教室へ向かう。5分ほど遅刻した。学期末、試験前とあって、やはり教室は一杯だった。友人が来ているはずだが、探す暇もなく、目の前に空いた席にとりあえず座る。なんだか、席に落ち着くと、4年間を振り返ってみたり、Time fliesなどと心で呟いてみたり、家ですればいいようなことに耽ってしまった。いや、何であれ「最後」というのにはすごく寂しい、物悲しい空気がある。いずれその記憶も薄れていくのだとしても、だ。

アローンアゲイン(ギルバート・オサリバン)が、妙に気に入って毎日聞いてる。今のような状況では、勇気づけられたり励まされたりすることがかえって苦しい。だからそのような音楽は避け、あえて感傷的な楽曲を選んでしまう。そこで、今の自分にまさにぴったりだったのがアローンアゲインだった。無理に自分を元気づける必要もないと思う。苦しいまま、感傷に浸っているうち(そうするしかできない場合)、あまり無理はするまいと思うようになる。時間が経つにつれ、気持ちは整理されるものだ。

後に、偶然見つけたのがトゥゲザーアゲイン(エミルー・ハリス)。何かのCMで聞いた曲だと思う。アローン〜ほどにセンチメンタルな一面は見られないけれど、ふと安息を覚えるような雰囲気がある。アローン〜とは意味こそ対照的であるものの、どちらも歌全体が包まれるように優しい。


Alone again, together again...

思えば、このくり返しばかりだった気がする。








川村 |MAIL