heute
DiaryINDEXpastwill


2002年08月04日(日) The best thing to do in summer is skating!

前から予定していた通り、従姉妹と一緒に、午後から姫路のスケートリンクに行ってきた。1年中オープンというのも、おそらく近畿ではここくらいだと聞いている。さすがにシーズン中でないだけあって、人は空いていたものの、コーチ付きとかの上手い人ばかりであった。私も、もう十年振りくらいになるので、氷の上に立てるかどうかさえも不安だった。手すりの掃除をする羽目になるかと思いもしたけれど、さすがに氷上を移動するくらいは何とかできて、スピードはないけれど恐る恐る感覚を思い出しながら滑っていた。昔習っていた頃は巧みにバッククロスだとか、スリージャンプだとか、サルコウくらいまでやってた気がするんだけど、今となっては走る(歩く)のに必死で、バランスを崩すのが怖くて何もできない。要は、立ってるのに精一杯。前日にソルトレイクのビデオを何度か見て、一見ごく簡単そうな技を見るたび、これを真似しよう、これはできそうだなどとはしゃいでいたが、情けなくも結局どれもできない。彼らはほんますごいということが分かった。真似したのと言えばヤグディンのウィンターで氷を投げて雪のように見せる場面(技とは言えないが)くらい。結構自信があったスパイラルは氷上だと3秒くらいしかもたないし150度くらいだし。

途中で、ここのスケート場のコーチが私たちの所へ来て、基礎の基礎!から指導して下さった。親切な方で、飲み込みの早い従姉妹は靴をもらったりしていた。

さてアイススケートだが、夏には最適のスポーツだと言える気がする。こんな暑いのに、多くの人は屋外のプールとか海へ行ったりするけれど、リンクに入るととにかく涼しい。最初は寒いくらいだったくらい。そんな快適な場所でのスケートだが、ただ走るだけでも結構な運動量になるらしい。意外と気付かないのか、やはり近くにないからなのか。冬季オリンピックがあった年には、たいてい来客が増えていたのだが、今年は何故か少ないというのも聞いた。放映時間もまあ長かったほうだし、直後の世界選手権では、ヤグディン人気に目をつけてヤグディン狂詩曲ともいえるくらいマスコミも騒いでいたから、スケート熱ももっと高まっていいはずなのに、やはり観るだけで終わってしまうのがほとんどなのだろうか。

とりあえず、カナダに飛ぶまでには並みのスケーティングはモノにしておこう。


川村 |MAIL