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フィギュアのフランス人審判に不正疑惑が持ち上がり、今日2位のカナダにも金メダルを授与するという措置がとられたわけだが、ニュースで同じ指摘ばかりされている点が納得いかない。それは、1位のロシアがミスをし、カナダは完璧な演技だったにもかかわらず2位に終わったという点。それだけが問題なのだろうか。フィギュアは採点競技である以上、技術だけでなく演技力というのが重要視されるものだ。だからミスしなかったから勝ちなんてそんな単純なものではない。もっと全体の表現力、演技性そのものを見れば、ロシアのあの優雅で柔らかな舞は、金メダルに当然値するものだった。ミスするか否かだけで決まるなら、演技点を廃止し技術点だけにすれば良いわけだし、いっそジャンプだけで競えばとさえ思う。もう一つ、もし仏の不正が無かったとしても、カナダが勝っていたかという問題に触れられていない。合計点とSPの結果からしても、ロシアは圧藤テ的に優勝に近かったはずである。ロシアの金は決してくすんでなどいない。私が言ってもアマチュアの戯言にしか過ぎないのだろうけれど。人が採点する競技である故に、審判の客観性というのは、さらに問われるべきだろう。
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