30歳までの Count Down
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2005年05月03日(火) 遺産

じいちゃんの一周忌が先月くらいにあったらしい。
おれと兄は行かなかったけれど、親父の姉妹、おれから見ると
伯母にあたる人たちが実家に集結。
伯母のうち一人は数年前に癌で亡くなっているので、
実家に来たのは残りの3人。
うち、二人は向こうに住んでいるので、小さい頃から知っている。
残りの一人は横浜に住んでいて、何年かに一度しか会わない。
亡くなった伯母は地元で旅館を経営していて、おれの母親が
親父と結婚してからそこで働いていたので、この伯母が
おれにとっては一番世話になった人。

で、一回忌のこと。

おれはもうとっくに済んでいるものと持っていたけれど、
一回忌のときに、じいちゃんの遺産相続の話をしたらしい。
うちの両親が住んでいる実家の土地は当然親父のものとして、
残りの土地2つが誰の物になるのか、かなり揉めたようだ。

よく、うちの両親がおれに対して
『いずれこの家は長男の兄のものになるけれど、
 あそこの土地はお前にやるから、将来そこに家を建てたら?』
と言っていた土地は、伯母のうちの一人のものになったらしい。
3人の伯母のうち誰のものになったのかは知らないけれど、
おれの中ではずっと東京に住むつもりは無かったし、
定年で会社を辞めたら向こうに戻ってその土地に家を建て、
野菜でも作りながらのんびり暮らしたいなと思っていただけに
この話はちょっとショックだった。

で、残ったもう一つの土地は誰のものにするのか。
すったもんだした挙句、ここはばあちゃんの名義に
変更するってことで落ち着いたって話だ。

親父はこういった面倒な話が嫌いだとかで、
伯母たちが言ってくることに大した反論もせずに
ほとんどなすがままの状態で、隣にいた母親には
それがどうしても耐えられず、許せなかったようだ。

おれの母親からしてみれば、おれと兄が生まれる前から
一緒に住んできているわけだし、じいちゃんが痴呆と病気で
入退院を繰り返していた晩年は必死に介護をしていたから、
何もしていないこの伯母たちが好き勝手に言っていることに
物凄く腹が立ったと言っていた。
確かにじいちゃんの介護疲れで参ってる様子はおれも実家に
帰ったときに目の当りにしているし、今年90歳になるばあちゃんは
まだしっかりしているからそれほど手が掛からないとは言え、
いずれ介護が必要になってくるのは目に見えている。


で、土地をばあちゃんの名義に変更させる代わりに
伯母たちから一つの提案があった。

簡単に言うと、その土地がばあちゃんのものになるのに同意し、
今後一切その土地に関して文句は言わないという書類にサインする
代わりに金をくれと。
しかも、伯母の一人は亡くなっているけれど、その息子と娘にも
金を払えってことを言ってきたって話だ。


おれなら「何もしてないくせしてふざけんな。」と言うけれど、
うちの親父は『おれが金払えば良いなら。』ってことで、
伯母たちに一律金を支払ったらしい。
亡くなってる伯母の息子にも半額払ったって話だ。

伯母たちから、
『○○(親父)は良いって言っているけれど、あなたはどうなの?』
と聞かれ、母親は嫁に来た立場だから義姉たちに対して意見を言うのは
憚れるってことで親父がそう言うなら従いますと言ったらしいけれど
心の中では怒りと悔しさでやりきれない思いだったと言っていた。

話を聞いてすぐに思ったけれど、これってその土地がばあちゃんの
土地になるってことにはそれ(金)で手を打つけれど、将来的に今度は
ばあちゃんが亡くなったときに、その土地が誰のものになるのかって
ことはまた別の話だってことだろう。
しかも、おれの邪推かも知れないけれど、親父が去年末で会社を退職し
結構な額の退職金を得たことを伯母たちが知らないはずがないし、
最初から3人の伯母たちの間ではそういう方向に持っていこうって
話ができていたのかも知れない。
退職金のほとんどが家のローンに消えたことも知ってるとは思うけど。

うちの親戚は皆良い人ばっかりって思っていたけれど、そうでもないようだ。

これからの見方が変わるわ・・・。

と言うか、これって宝くじが当たったら急に疎遠になっていた
親戚が訪ねてきたって話と一緒なんじゃないだろうか。


しっかし、この親父の「面倒なことは嫌い。」って性格、
確実にうちの兄は受け継いでいるけれど、もしかしておれも?
確かに最近のニッキには面倒なことが嫌いとか巻き込まれたくないとか
書いているけれど、これとそれとは別次元のことだから、
きっとおれはその性格は受け継いでいないと思いたい。


40歳まであと3331日。


azza |MAIL

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