書簡

病院にて  [2001年06月06日(水)]

本日は、病院に行きました。イエ、親知らズを抜く、というだけのことなのですけれど、何やらワタシの親知らずは横に生えていまして手術でなければ除去できないとのこと。掛かり付けの歯科医院より紹介され総合病院の口腔外科へ参ったので御座います。

予想はしていましたが、相当な混雑ぶり。皆がみな、何処か病んでいるのかと思いますと、胸がモヤモヤいたします。不謹慎なのでしょうが、ワタシは病院と云う場所が基本的に好きなようなのです。それも自分が耐えきれぬ程の苦しみや命にかかわる病気をしていない、気楽な身分だからなのに違いないのですが。

予約もなく新患扱いですので、それはそれは待ちました。最初の内、持参した文庫本など読んでいましたが(読み返したくなり、夢野久作。古びた病院の細い廊下のソファで『瓶詰地獄』。外は雨‥。見事な阿呆ぶり‥)昨夜の夜更しがたたり、腰かけたまま寝入ってしまいマシタ‥

結局、今日のところはレントゲンを撮っただけで終わりました。
‥『書簡』と銘打ったからにはショカン調にすべきなのデハ?と思い、今日は莫迦なノリにしてみました‥(阿呆)

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高戸キワ