2007年01月29日(月)
無感情な日々に

生まれたとき

僕はまず

何を思ったか


少し薄暗い病院の蛍光灯

僕を胎内から取り出した産婦人科医

僕を取り出された母


たくさんの人に囲まれて生まれた

そのたくさんの人の二酸化炭素で

僕はとても息苦しい最初の呼吸をした


あれから

あいかわらずの二酸化炭素の海で

僕は生きていて

ただ僕自身もまた

新しい海を作り出す一人として

世界に組み込まれてしまった


ただ 心臓だけが動いていた

僕の人生におけるマイナスの時間に

何かを置き忘れてきたのかもしれない

そうでなければ

この無感情な毎日に

説明をつけることすらできないんだ




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