2003年09月07日(日)
無防備になんてなれなかった

今この目に映る世界の

どれだけの部分が

嘘なんだろう


たとえばすべてのフィクション小説は

それ自体 嘘の世界と言えなくもない

たとえば恋人の語る甘い台詞

甘い言葉には裏があることすら

忘れさせてしまうような

上手な嘘なのかもしれない


それでも

信じなきゃ始まらないんだよ

そんなことはわかっていたよ

何度も始めようとして

何度も信じようとして

嘘じゃないことまで嘘だと恐れ

これ以上前に進めないとき

どんな甘い言葉ももう耳をすりぬけた


責めるなら責めたらいい

甘い言葉ばかりを並べたあなたが

心からすべてを語っていたとしても

それをノーガードで受け入れられるほど

僕は強くなかったってこと






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