2001年10月18日(木)
不完全な答え

どうして僕は
この世に生を授かったんだろう
どうして僕は
この街でこうして暮らしてるんだろう

心のなかの疑問詞を取り払おうと
何度自分なりの答えを出したことか

不完全なその答えは
幾度となく大きな壁に直面し
また答えを求めて彷徨う

これはそんな不完全な答えのひとつ
まだ疑問詞の迷路から抜けられないで
彷徨っている僕の、僕なりの出口

僕は精一杯生きるその過程で
さまざまなものに出会うことになる
瞬間的に出会うものたち
継続的に出会うものたち
そのすべてが僕を創り上げていく

僕は一人で生きているわけじゃない
次々と押し寄せてくる時代の中で
あらゆるものに影響を受ける
あらゆるひとに影響を受ける

現状に満足してはいけないんだ、と
いつからか知っていた
満足してしまえば怠け者の僕はきっと
時代を駆け抜けることすらやめてしまう
そして堕ちていく

この街も通過点の一つ
この生活も通過点の一つ
命は磨かないと光らない
この体はたんなる魂の入れ物なんかじゃないから

安定を望むのはいいことだと思う
みんなそれにむかって突き進んでるんだから
小高い山の頂上とふかふかの雲の椅子
どちらも安定した場所だろう
だけど高さが違う
見渡したときの景色が違う

君ならどちらを選ぶ?

僕はどこまでも高くを望みたい
だから生きる
今はまだ小高い山の上かもしれないけれど
いつか雲まで辿り着いてみせる

昨日言ったこと、取り消すよ
同じ安定なら山の上より谷の底だって言ったこと
谷じゃ何も見えやしないし
一度嵌ってしまったらもう動けなくなるだろう
考えてみてわかった
谷みたいに安定した安定より
山みたいに不安定な安定のほうがいいって

いまは急斜面をよじのぼってるとしても
いつか頂上に辿り着けるはず
それがどれほどの高さなのかは知らない
未来などわかるはずもない
僕たちにできるのは今を生きることだけ

悩むのも悪くないだろう
でも前に進むことを放棄してはならない
いつかくる安定のときを想って
ただじっと耐えているしかないのだろう

これはあくまでも僕なりの答え
君にとっての正しい道になんてなりえない
星の数ほどある答えの中のたったひとつに過ぎないんだ
完璧な答えなど存在しないだろうけど
結局自分が納得できたらそれが答えなんだと思う

いつかこの生を全うするとき
自分自身を誉められるように

いつかこの生を全うするとき
僕に関わった人たちすべてに感謝できるように

僕は生きる
だから君も生きて

君が信じる道を生きて





 一覧 
MY追加 / HOME / MAIL

最近はmixiでも公開中。←mixi直リン注意。

こんなこともしています。『ぼくのせかい』