2001年10月07日(日)
振り子時計と僕

古ぼけた洋館
正確なリズムを刻む振り子時計
何も語らないけれど
何かを伝えようとしてる

不安の波が打ち寄せるたび
僕はいつもここに来てしまう

揺れる振り子を見ながら
ふらふらと思考の谷間を迷走する

誰からも必要とされなくなって
絶望のふちを彷徨いここに辿り着いたとしたら…

おまえは僕を必要としてくれるかい?

時計は答えてくれるはずもなく
ただ振り子を揺らすだけ

ただ時を動かすだけ

こんなに古ぼけたおまえでさえ
そこにいることをきちんと証明してるんだな

この僕にはいったい何ができる?

時計は答えてくれるはずもなく
ただ振り子を揺らすだけ

ただ、時を動かすだけ


そんなことは人に教えてもらうもんじゃないんだ、と
叱られてるような気がした
ここに座っててもなにもかわらないんだ、と
叱られてるような気がした

おまえはこれからもここにいるのかい?

立ち上がってそう尋ねてみた

時計はただ振り子を揺らしていた
何も語らなかった時計が
すこしだけ微笑んでいるように見えた




+++++
書き出したら長くなった。
詩のつもりやったのになぜかショートストーリー(汗)
えっ?こんなのお話じゃないって?
小説とか書くの苦手なんやから勘弁してくださいまし…
ちょっとした戯れですわ。



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