2001年07月08日(日)
月はもの憂げに

空にはオレンジ色の月
すこし霞んだその輪郭は
わけもなくもの憂げで

別れの余韻を心に抱いて
帰路につく彦星

つないだ手の感触を
忘れまいとする織姫

二人はともに笑顔のままで

一年に一度でもいい
会えないよりはマシだから…

そこには
苦しみを克服した二人の
優しい幸せがあった

幾歳もの年月
最初は泣き別れを繰り返した
泣いて別れたあとに残るのは
苦しみとの闘いだけだとは知らずに

今宵、二人は
笑顔で出会い
笑顔で別れる

たとえ遠く離れていても
心はいつも傍にいるって
信じあえるから
涙なんていらない

月は
悲痛な運命を嘆いて
ただ涙を流していた

涙が月をもの憂げに霞めて
涙が月をオレンジに染めて



+++++
一日遅れてまともな七夕言葉(笑)
まともかどうかはちょっと自信ないけど…。
個人的には気に入ってます。



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