*DIARY*

2004年07月11日(日) 薫の選挙運動

そんなわけで、今日は選挙日でしたね。昔は右も左も分からず、惰性(?)で投票しに行ってましたが、市長戦あたりから自分的に熱くなってきて、今では選挙が楽しみになって参りました。戦争とか絶対起こさせるものか!


下條あたり、何を思ったのか、突然立候補とかしそうな人ではあります。
「バスケ界の元プリンス・次は日本の政治にダンクを決める!」
あ・あほだー!(笑)
そんな下條さん、一般の知名度は当然の如くないので、地道に選挙活動をするわけですが、ここでかつての教え子達に協力を仰ぎます。
児嶋「おい、聞いたか?下條先生、政治家として次の選挙に立候補するらしいぜ」
武内「はあーっ!?受かるわけないじゃないですか!」

人のいい成田部員たちは、先生の手伝いができるなら…とボランティアで選挙活動に協力。これまた実はいい人の児嶋が「センセイ!選挙カー運転してもいいっすよ!」と申し出たところ、下條は「いや、お前では駄目だ!森山・玉置・岸本。ついてこい」とナイスフェイス三人組のみを引きつれ、イメージ戦略に乗り出します。
薫「森山、運転はお前に任せた。玉置、お前はただにっこりしながら窓から市民に手を振っていればいい。岸本、お前はウグイス嬢だ」
――市民の皆様、お騒がせしております、下條薫、下條薫に清きいぴょ、…あっ(噛んじゃった!)
一般市民のおばさんたち「まあ…あのウグイス嬢の子ったら…可愛いこと…」

そんなこんなで下條は、優秀な教え子たちの努力の甲斐あって見事当選を果たしそうです。
が、一年以内に汚職を暴かれ失脚。
「大局を動かすには、策謀が必要なのだ!清濁併せ飲むという言葉を知らんのか!」
往生際悪く、延々と言い訳。

もしくは、夜な夜なSMクラブに通い、S嬢加納にアヘアヘ言わされている所をマスコミにスッパ抜かれ、スキャンダルによりジ・エンド。

…また猪木大先生のようなスタア☆が、彗星の如く現れないかしら…。「国会に卍固め、消費税に延髄切り」猪木先生の、このわけのわからんノリの闘魂を、淳子は愛してます。政治家としてではなく、人として(笑)。



2004年07月06日(火) 月マガ8月号

いやいや、先月にこの展開に突入してくれていればよかったのに…
というわけで、多くの読者が楽しみにしていたエース対決がついに火を噴きましたね〜。
知ってはいたけど、テッタすごすぎです…。というか、テッタくん、微妙に顔変わりました…?身長が5cmくらい高くなったイメージ…。
来月か再来月くらいで決着つきそうですね。隊長にはもうちょっと活躍してもらいたいな〜。風林火山とか出しちゃえよ!
「侵掠すること、火の如し!」
「うお〜!DF命だった隊長が、OFの鬼になったァ〜!」

あと、哀川のワンスローの背後で、三浦に耳打ちしてる藤原のシーンには萌えましたv
「三浦、今日の夜は三連続で決めようぜ」
作戦の話じゃないわけ? ……いいよ、勝ったらね」
「オラおめーら!速攻だ、この試合何が何でも勝つぞォォォ!」ダダダッ!

ところで、ガイドブックの宣伝もちょっと載ってましたね。
224ページですか!…当座の打倒にしている(私が勝手に)テニのデータブック20.5巻はどのくらいの厚さだったかなと調べて見た所、390P近くありました。ま、負けた…;;値段では300円くらいDEARが勝ってるけど(笑)。
キャラクター図鑑もあるようで、期待は高まるんですが、ここで気になってくるのが、対談やインタビューといった、Y神先生が関与する企画の多さ。これだけ忙しいとですね、キャラのパーソナルデータとか考えてる暇はないんじゃ…。データが出てないキャラは結構いるので、それを全部考えるとなると、今回は時間的余裕があまりにもなさそう……やっぱ今回も見送りなのかしら(>_<) 頼みます、Y神先生。ここはファンのために死ぬ気で頑張って下さい。
何にせよ、今回こそは、通りすがりのタクシーのおっちゃんとかにスペースを割いてないで、もうちょっと直也と忍をちゃんと紹介してあげてほしいと思います。あと麻上もね!INDEX01での彼らの扱いはあまりにもアレです。


あとー!今月号のcapetaが!
新キャラの志波のあまりのかっこよさに、目玉が飛び出ました。早くナオミと絡め〜!ナオミがいたせいで、去年は活躍できなかったとかいって、設定そのものが燃える…。ナオミは天才達の頂点を走り続けているわけで、ファンとしてはとても嬉しいです。(あちゃー!ついにファン宣言だよ!)
でもナオミはモナミとくっついて欲しいです!ていうかくっつくだろ、このふたり!モナミ好きっぽい志波も交えてですね、ぜひ三角関係を展開してほしいです。ヒロインとの恋愛に、主人公のカペタが絡めないのも問題ありそうですが(笑)。
なんか漫画に、やおい萌えハマりではなく普通燃えハマりするの、久しぶりかも…。



2004年07月02日(金) 今回のネタ元は忍足の「CRAFTY」から(笑)

今日からセールでしたね〜。この日のために働いていると言っても過言ではない私なので(寂しい人生だよ!)意気込んで決戦の地に乗り込んできたわけですが、何と銀行のカードを忘れてきたことを現地について気付いたのであります。お約束の如く、財布の中には千円札一枚ポッキリ。こんなことがあっていいのか神よ…!
久しぶりに堕天使ブルーを歌いたくなりました。

もう暫く書かないと言ったのに、今回の更新は何故かあつなおで。カップリングというのもおこがましい感じですが。
森山はいつから私の中で遊び人になってしまったのか、もう何もかもよく分かりませんが、今回は趣味に走ってみました。
今まで書いたあつなおは、直也が随分とヲトメだったので、原作みたいなクールな人にしてみたい!と思ったのが今回の動機だったのに……なんか既視感があると思ったら、赤城の白い彗星になって…る……?
そういえば森山の眼鏡ネタもいつか書きたいなァなんてのんびり思ってます。あれは度が入っているのかしら?度が入ってたら、いつもはコンタクト?森山って視力2.0くらいありそうだと個人的に思っているので、あれは伊達説を押したいです。

そういえば、今週のアニプリSP、プル缶の曲披露、真田のパートで笑い死にました。分かったよ!副部長は受なんだな!?本誌で真田がどんなに悪になろうと、いずれ越前にボコられるんだろなあぁあと思って読んでいるので、真田の攻め度が増せば増すほど、私の目には受に映って仕方がありません。副部長、しっかり!



2004年06月29日(火) アニメ大会勃発中

えっ、もう29日ですか!?(唖然)
私はてっきりまだ6/10くらいだと思ってま(うるさいよ)

ところで、こんだけ続編希望の声が上がらない作品もめずらしいんじゃないかと思われるDEARアニメ。思い出したように、週一の割合でアニメを一話から見始めましたが、今やっと成田との試合〜EARLYDAYSまで終わりました。
アニメはちょうど明和戦一歩手前で終わってしまったので、明和ファンと京南ファンのためにも、「夏休みアニメスペシャル」と称して一時間放送くらいでやってほしいな〜!もうね、作画はもちろん、湘南の回のスタッフ指名で是非ともお願いしたいです!本放送の時は大いに笑え、DVDで発売される時は超美麗作画に直されるという、一粒で二度美味しいシステムを味わえるのはDEARアニメだけ!(笑)
イロモノ好きの私としては、DEARアニメはほんと可笑しかったな〜。24話の殺し屋の目をした三浦とか、今でも思い出すだけで腹筋痛いです。あの作画で明和戦をやってくれたら、もう私、この世に思い残すことはないよ…。(いや、色々あるけど!)きっと麻上じゃなくていい人のはずの長瀬が、ヒットマンアイズの持ち主になっちゃうこと確実。回想の涙の天童寺戦なんかも、希はきっと哀川に50Mくらいぶっ飛ばされると予想。見たいよ見たいよ〜!

アニメは、当時の日記を読んで下さっていた方は知ってると思うんですが、ここまでコケにしてくれて、最初は本気でムカついてたんですが(大人気ない発言もしました…;)湘南戦を見たときくらいから、色々と吹っ切れました。このくらい突き抜けてくれれば、もう野暮なことは言うまい…。

でも一話は今でもなかなかいい出来だと思ってます。ぶっちゃけ、このアニメ、一話が一番面白い(一番可笑しいのは言うまでもなく19話と24話)。
正直、キャストが私的にかなりよかったので、あのキャスティングをこのまま終わらせるのは勿体ないと心底思います…。
三浦・高階・結城・長瀬・保科(本牧ALLメン)・佐藤・下條・杏崎あたりは、もうイメージぴったりで文句なし!哀川・石井・布施はイメージとは違ったけど、あれはあれですごく良かった。どのキャラも良かったんですが、一番これ以上のキャスティングは望めないと思ったのはやっぱり沢登です。高すぎず低すぎず、それでいて誠実でしっかりしたイメージがあって、沢登は言うことなかったな〜。希も受け声でね!(アニメ結城はどう見ても攻めっぽい雰囲気だったけど/笑)結城受の人間として、希に「舌ったらずな声」の表現使えるようになったのは、確実にあの声がついたおかげだと思います(笑)。

まあこのアニメの難点としては、藤原が突出した受にしか見えないことですかね!藤原の受け度っぷりにかなうキャラは、アニメには存在しないと思います。蘭丸も受だと思うけど、藤原があまりにも受々しすぎるので、アニメでは普通に蘭×藤に思えるのは、不可抗力です…。むしろあのアニメは藤原総受くらいのイキオイ…。

あっと!成田戦〜EARLYDAYSの感想とか書こうと思ったのに、気付けばそんなスペースはなくなっていました。
今後も時間を一年くらい遡り、ひとりアニメ大会は続いていきます。

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ところでー!フレンズに立海CDを貸したら、なんと氷帝キャラソン&神尾&立海D1のCDがついて返って来ました!わーーー!Kちゃんマジでありがとう!毎日聴いてるよ!(笑)

■立海D1
予想外に友情ソング?でひじょうに可愛かったです。仁王&柳生のちょっとねじれた仲良しっぷりに萌えたよ!立海はみんな曲の雰囲気が全然違ってかなりいいと思います。あと幸村を買えば立海フルコンプなので、買っちゃおうかな…。
■氷帝
跡部の「破滅への輪舞曲」から「バレンタインキッス」までフルで借りてしまいました。跡部祭り!なんというか、割と歌唱力がカラオケレベルなのがかなり可愛いですv(おいおい!)(跡部ファンにケンカ売っちゃった!?)(いやこれ褒め言葉だから!)バレンタインキッスはほんとにおニャン子なのね(笑)。懐かしくていい感じです、跡部様!赤也にはやっぱり「セーラー服を脱がさないで」をカバーしてもらいたいなv
あともう、アニメ効果もあって、忍足が大好きになりました。忍足の曲を聴いた時「あれ?普通に上手くない?」とか思っちゃってね、あまつさえ「忍足カッコイイ!」と素で思って聞き惚れちゃってる自分は負け組だとさえ思ったりもしたんですが、ボイメを聴いたとき、「やっぱりKI・MO・I!!」と思えてよかったです(笑)。忍足のボイメ、めちゃめちゃ笑いました。モーニングメッセとか、「そのネタ引っ張りすぎ!」とか思ったんですが、私の間違いでした。潔く忍足に謝りたいと思います。ナイトコールがそう来るとは…。キモすぎて床の上をのたうち回るくらいの勢いで笑いました。忍足の声優さんは忍足のキャラを把握しすぎです!(笑) てかその前に「手、叩いて。やめて。やめろ」で素で吹き出しちゃったのが、あまりにも不覚…!リミックスの「イイイイッテヨシー」も教えてもらって初めて気付きました。忍足大好きです。
トリシシも相変わらず公式ホモで面白かったです!ケミのパクりと予備知識をもらってたんですが、なんて潔いパクり具合!清々しいよ!これも非常にウケました。
でも一番ハマったのはジローちゃん。なんだかもうこの曲ハマっちゃってたまらん!かなり80'sって感じですよね。80's好きにはたまらんわ。ジローちゃん、好きなんですよ〜。かなり強い選手だと思ってたのに、不二にあんなスコアで下された時は思わず涙ぐみました…。まあしょうがないですよね、相手が不二先生じゃ。最近はやっぱり、慈郎&ブン太が好きv

■神尾
なんで氷帝ファンのアナタが神尾まで持ってるんですか?と突っ込みたかったんですが、ここは訊かずにおきました(笑)。超神尾いい!一番気に入りました!
というか、神尾、めちゃめちゃ唄うま…!
こんなに歌上手いのにサビはもちろん「リズムに乗るぜ!」……この、ちょっと聴いてて赤面してしまう感じが正しくキャラソンという感じで、ツボ突き過ぎだ!この曲、ほんといいです。最高。
行き着けサイトさんで赤也の曲が神尾の曲と同じ系統って言われていたんですが、ロックぽっい?雰囲気で、赤也とは対っぽくて燃えました。まさにダーク(赤也)とライト(神尾)って感じで。「誘う魅せる狙い撃つ!」…神尾、あなた可愛いよ!最近は、赤也といい、神尾といい、日吉といい、各校二年生プレイヤーに首ったけです。テニスは元々、桃ファンから入ったので、今でも青学では桃が一番好きですし!

そういえば、ジグソーパズルの赤也verを発見したんですが、これってホントに公式発売物なんですか!?マキシのジャケ絵もそうだったけど、グラビア魂を感じるよ、赤也…。

…なんか寝起きの文章ですみません。正直な所、マジで寝起きです…
今日はこれから夜勤なので頑張ってきます…もう若くないのに無理させんなという話…



2004年06月21日(月) アニプリ後夜祭

しばらくプロバイダーが落ちていて、日記書くのも微妙に久しぶりで、色々と語りたいことも尽きないんですが、最後にテニスを心行くまで語らせてやって下さい。
ジャンル違いな話してないで、そんなに好きなら、素直にテニスサイト作ってそこで語れよって感じですが…一時期、すごく考えたんですけど、今の私にそんな余力はないと、一秒で悟りました…;;
とかいって、ある日突然テニ始めてたらすみません…。ホント、遅れて来たブームもいいところ。周囲からは一様に「何故いま、敢えてテニスなのか」と言われまくりですが、だって立海は今は旬だし!


〜これで本当にラスト!(とか言うのはこれで何度目だ?)テニス燃え〜
てなわけで、アニメの方では先週で夢の赤也祭りが終了しました!

先週までのあらすじとしては、こんな感じでしたが↓
赤也「オレは誰にも犯されてない!」(処女を主張)
神尾「俺が切原を犯したって!?冗談じゃない、なんで俺があんな奴を!」(ノーマルを主張)
菊丸「いいじゃん〜もう。犯された本人が犯人を庇ってるんだからさァ〜相思相愛にゃ〜」
神尾「こんなのスッキリしない!俺が絶対、切原を犯った犯人を捕まえてやる!」

……なんだよ、犯人は杏ちゃんなのか。
とすると、赤也は杏を庇っていたということで。あーかーやー!女ボケかー!でも意外と男気があってちょっと惚れ直しました(笑)。
橘杏は、ものすごい勢いで二年生キラーですね。神尾・桃に加え、赤也まで杏争奪戦に参戦してしまうのか…?

まあ本題の「今までの暴力テニスを反省する赤也」に関しては、結局何だったんだろう…よく分からなかった…のは私だけかなぁ?(笑)

私的先週のアニメ事件簿↓
・みんなとは離れた場所で孤食に徹している赤也。
…輪の中に入れず(入らず?)ひとり黙々と飯食ってる赤也がかわいい…!
・と思いきや、同じくみんなとは離れた場所でふたりっきりで飯食ってるトリシシペア。
なんかこっちの方が異様すぎて、赤也より目立ってました。合宿に来てまでお前ら!
・ひとりっきりで壁打ちしてる赤也。
…せっかく合同合宿に来たのに…ひとりで壁打ちじゃ意味なさすぎ!(笑)
・驚愕!戦慄!赤也の打球がコンクリートにめり込む!
アワワ; こんな凄まじい破壊力の赤也の攻撃を食らって、あの程度の怪我ですんだ橘さんはまさに不幸中の幸いであったとしか思えない…。
・赤目赤也に追い詰められる表赤也。
通常・赤目・覚醒直前・覚醒・そしてアニメの般若。赤也は変化バリエーションが多彩で良いですねv 赤也×赤也は燃えたんですけど、…ボールの亀裂がひび割れを起こすシーンは、赤目赤也の顔面が割れて血を流してるように見えるショッキング映像で、素でホラーでした。猟奇映像みたいで怖かったし、赤也ファンとしてはショックな映像だったよ!(涙) うぇぇん、トラウマになりそう…。
・赤也のために橘杏を振ってしまう神尾。
フェンス越しに赤也を見詰めるその眼差しは、まるで恋する乙女…!
・運動神経ゼロな立海エース。
1.階段のふちギリギリに立っていながら、杏の平手打ちを後方によける赤也。
→当然、足を踏み外して階段を転げ落ちる。
2.越前の上げたロブを千鳥足バックステップで追う赤也。
→当然、態勢を崩してコートに撃沈する。
この子、本当にトッププレイヤーなんですか!?
常に前に向かって走り続ける赤也は、後方への対応能力がゼロなんでしょうか?赤也を襲う時は背後から行け!
・リョーマとランデブーテニス。
原作では永遠に水と油なふたりが、どうしたことか、ふたりだけの世界を構築してしまいました…!なんですか、赤也と打ってる時の王子のあの嬉しそうな顔は!あまりのいちゃいちゃぶりに、みんなもギャラリーに集まってきちゃうし!そして誰一人としてふたりの世界を邪魔できないし!しまいには、ビッグバンまで起こしてしまってますよ。ラブオーラで、地球を破壊する気か。…アニメ越前はやっぱり、性格の良い子だ。原作のリョーマはあんなに心優しい子ではない。
でも、赤也が転倒した時にすごい心配してた王子のシーンには萌えv
・保護者としての役目を一応果たした副部長。
やばい、かなりじわじわ萌えた…。
先週までエース放っておきっぱなしの真田皇帝でしたが、今週は一味違ったよ!思い出したようにやっぱり気になって仕方なかったのか、セブンセンシズで赤也の変化を察知。フェンス越しに赤也を見守るその姿には、不覚にも、胸がじーんとなってしまいました。最後がまた良かった!赤也はもう大丈夫だと確信すると、言葉もかけずにそのまま黙って踵を返した真田副部長…!悔しいけど……あんたカッコイイよ!///
原作のS1もじわじわ真赤を響かせてますけど…!

そんなわけで、赤也がえらくモテモテで、赤也ファンとしては純粋に嬉しいお祭りでした。でも、今回、自分ではっきり気付いちゃったことがあって…。
アニメの、小者でぐらぐら揺れるウサちゃんな赤也も可愛くて好きなんですが、やっぱり私は原作の赤也を愛しているのかもしれません。
今回のアニメも、赤也が危険モードに入って、声も表情も雰囲気もブラックになった途端、「きたーー!」って無意識にすごい盛り上っちゃったし。アニメでは忌むべき象徴みたいに固持された「あんたに同情はしないよ……でも、哀れむ気持ちは、多少、ある…」この台詞、アニメ独自の台詞としてはダントツに大好きです。やっぱり赤也はこうであってほしいな。あんまりやりすぎると、某FuJiさんに「さっきから吠えてるのは…切原君、きみの方だよ」とか、呪いの言霊かけられちゃうので、ほどほどにね!(笑)

原作の赤也は、自分のしたことに後悔とかしないんだと思う。負けに対する言い訳もしないから、余計にそういう印象があります。なんていうか、あの暴力テニスだって、意図的な悪気や悪意…というよりは、真性サドの攻撃性が本能となって顕れてるだけであると思うし。そう、あれはもう、赤也の本能なんだと思います。それにプラスして、立海の姿勢「弱肉強食」がプレイの根底にあるっていうのかなぁ。だから、赤也がどんなに暴力的なテニスをしても、真田たちも止めないんじゃないですかね。強い者が弱い者を喰らうのは、当然の摂理だと思っているからこそ、ね。
私は(図々しいかもしれないけど)赤也はヒーロータイプだと思っています。正統派っていうよりは、ダークヒーロー。だから、原作赤也の、純粋な貪欲さがすごい好きです。アニメ赤也には健康的なお色気がありますが、原作赤也には、凄みと言っていいほどの重い色気が滲んでるところがたまらないかんじ。

あと本当に今更なんですが、最近日吉若にハマってしまって(ホント今更だな;)。
氷帝戦を改めて読み返した時、日吉って最初は宍戸のこと見下してるじゃないですか。負けた奴がレギュラーに戻るのは納得できないって。
でも自分が負けちゃって、しかも跡部があんな形で手塚を倒した直後の、全国行きの切符がかかった一番大事な試合で負けちゃって、泣き崩れた日吉の体を支えてあげてるのは、他でもない、宍戸なんですよね。なんだかここにカタルシス感じちゃって仕方ありません。
オタク向けの絡みとかトンデモシーンばかりが前面にクローズアップされているテニですが、さりげなくこういうシーンを入れてくるから、油断できません。

やっぱり涙を見せられると、グラっと来ちゃうんですよね…(笑)。


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じゅんや