やがて楽しき

日々つれづれ、ときどきSMAP。


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やがて楽しき
2000年07月22日(土) 芝居7連発


わ、すっごい久しぶりだ。
この間、何があったかねぇ?
芝居的にいうと、「カノン」「七色インコ」「悪戯」「いとしの儚」「オケピ!」「エリザベート」
でもって、今日は「カレッジ・オブ・ザ・ウインド」。

「カノン」は、やっぱり「パンドラの鐘」からの時間が短いっていうハンデは大きいよね。
けっして悪くないし、他の芝居に比べたら完成度は断然高いのに、
ちょっと気の毒な作品でした。

「七色インコ」は思ったより、良かった。
ゴロちゃんと宮沢りえのデカダンスな雰囲気が生きてました。

「悪戯」は、かなり安く買えたんで急遽観劇。
ストーリーがあるような無いような、淡々と人間心理の矛盾を描く、
友達が「ぜんぜんダメ」って言ってたように、好き嫌いがはっきり分かれる芝居。
私は嫌いじゃなかったけどね。まあ7000円払ってまで観ないけど。
樋口可南子はキレイで、存在感がありました。

「いとしの儚」は、扉座初見。紀ノ国屋ホールは観ずらい!!
とても良いお話でしたが、肝心の儚い「儚」役の女優さんが強そうでねぇ…
それと、ちょっと下ネタが多すぎる。

「オケピ!」は面白かった!三谷幸喜節、炸裂。
ストーリーはありがちだし、音楽もとび抜けて名曲とも思わないけど、
とにかく役者がイキイキしていて、3時間半もあっという間。
いいもん観た!って気持ちで、カーテンコールに涙ぐんじゃいました。

「エリザベート」。や、、金かかってるねぇ。チケット高いしね。
でも、豪華さには満足だし、一路真輝の歌唱力もすばらしい。

「カレッジ・オブ・ザ・ウインド」
今まで食わず嫌いだったキャラメル。
今日も最初はキャラメル風の演技が鼻についたんだけど…
最後は泣きました。というか、泣き出すのを堪えるのが大変でした。
悲しい話なのに、希望に溢れてて。
あのねー、亡くなったおばあちゃんを想い出しちゃったのね。
何年か前に、一度、夢に出てきたの。私が、めちゃくちゃ落ち込んで、泣きながら寝た時に。
弟も、昔、ダメな生活をしてると、おばあちゃんを見るんだ、って言ってたことがあって。
それ、想い出した。うん。

仕事的には、さんざん逡巡したり、考えすぎて落ち込んだり、いやな思いもしましたが、
まぁ、ちょっと落ち着いたっていうか、覚悟を決めたというか。やれやれ。

相変わらず、つよぽん熱続行中です。
今はドラマ「フードファイト」に一喜一憂って感じね。



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2000年08月12日(土) フードファイトは泣けるぞ


もうすぐ誕生日かぁ。
ひとつ歳をとっても、相変わらず私の心の支えはクサナギさんなのね(笑)。
今も「フードファイト」で壊れ状態。
だってさー、いいんだな〜、ビジュアルがさ〜。
しかも、泣けるんだな話が。
でもって、クサナギ先生の芝居も出色の出来だったよね〜。
このドラマ、彼の経歴に傷をつけるんじゃないかしらん、などと思ったものですが、
4話あたりからグッとよくなってきたわ。
メディアでの発言からすると、どうやら本人も最初のうちは戸惑ってたのが、
だんだん乗ってきたみたいだし。



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2000年08月27日(日) 染様!(と呼んでしまおう)


この前、劇団☆新感線『阿修羅城の瞳』を観に、新橋演舞場へ。
あの劇場で、こういった芝居をかけるっていうのは画期的なことのようです。
主演は市川染五郎と富田靖子。
古田新太に、渡辺いっけい、平田満、江波杏子などなど、かなり豪華な顔ぶれ。
とにかくエンターテインメント!!!って感じ。
派手な照明とがんがん響くロック。
華やかな殺陣と駆け回る役者たち。
ロールプレイングゲームとアニメを一緒にしたようなストーリー。

でもって、びっくりしたのは染五郎氏ですね。
歌舞伎やテレビで見る限り、どうってことのない役者だと思ってたんだけど(暴言ご免なさい)、
これが美しいっちゅーか、華があるっちゅーか、色っぽいっちゅーか。
歌舞伎役者だけあって、黒の着流し姿でスクっと立つと、絵になるし、
声がきちんと通るからね。
ちょっと惚れてしまったよ。

富田靖子も悪くなかったんだけど、
鬼の頂点に立つ阿修羅王としては、妖しさや人智を超越した雰囲気がイマイチだったかなぁ。
とにかく面白かった。



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2000年09月09日(土) 泣きながら寿司を食らう


ル・テアトル銀座へ、『玉三郎 舞踏と三曲』を鑑賞に。
一幕目が武原はんの「雪」。
いつもながら、この世の者とは思えぬ美しさ。
加えて、もどかしいほどの緩い動きの中に すぅっと一本通る筋が崇高。
でも、ニ幕目は寝てしまった^^;
三曲の演奏は眠気を誘いますってば。
最後の「藤娘」は、言う事なしですね。
これぞ玉三郎!

夜は『フードファイト』。いよいよプレ最終回です。
これがさぁ、泣けた。どうしようかと思うほど、泣けた。
身近な幸せをとるか、勝負師としての孤独をとるか、
その瀬戸際で孤独を選び、泣きながら回転寿司を食べつづける満。
こうやって文字にしちゃうと陳腐なんだけど、
役者・クサナギ、いいんだわ、これが。
なぜか、感情移入しちゃうんだわ、フードファイター満に。
で、一人の部屋(いや、九太郎と二人か^^;)で口ずさむ
「道化師のソネット」(さださんがゲストだったんで)が、
これまた悲しいのよ(音程はハズレてるんだけど)。
「いつか本当に笑いながら、話せる日がくるから」と歌って、
ビールを飲み干す満の瞳から、すーっと零れる涙。
小さく「えへっ」って泣き笑う表情でタイトルロールへ。
うーん、名シーン。



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2000年09月16日(土) 帰ってこいよ井原満


本多劇場でナイロン100℃『ナイス・エイジ』。
3時間半の超大作。膝が痛むんだよね〜。狭い座席だと。
隣の男の落ち着きの無さもイヤイヤ!
なにが嫌いって、落ち着きの無い男ってキライ。
体は辛かったけど、芝居はなかなか良かった。
20世紀への感傷と、記憶を持つことの悲しさ。

で、『フードファイト』は最終回と相成りました。
事前のCMでネタバレしたんだけど、九ちゃんの声は木村くんだったのでした。
言われてみれば、台詞まわしに聞き覚えがあるんだけどね。
よく、隠しとおせたよなぁ、終盤まで。

芝居的には、前回があまりに感動的だったので、
ちょっと物足りなさもありました。
ラストファイトの相手、宮園会長=佐野史郎氏の怪演ぶりが凄くて、
ちょっと食われてしまった感じもあったかな。
でも、かなり表情が大人っぽくて満足。

胃に巨大な潰瘍を抱え、ついに敗北を覚悟する満。
でも、すべてを知った麻奈美ちゃんの声が心に響き(ニュータイプ状態^^;)、勝利するのでした。
冴香さんに愛を告げた宮園会長は亡くなり、彼女がグループを継承。

でね、ラストで、みんなの前から姿を消した満は、なんと松屋にいるのでした。
彼の前には、少し口をつけただけの牛丼が…
「お客さん、もう下げちゃっていいですか?」という店員の言葉に無反応な満。
その手から箸がこぼれ落ち、ゆっくりテーブルに倒れこむ…で、タイトルロール。
おいおいおい、「高校教師」か?「眠れる森」か?カンベンしてよ〜
…と思いきや、
タイトルロールが終わって、CMが入って、CMクレジットが入って、
その後、誰もいない松屋のテーブルには、きちんと揃えた箸がのった空の丼が…
おーい、これは見逃した人も多いだろうに…^^;
でも、なかなか洒落っ気のある、今後に期待が持てる終わり方でした。

感情移入して考えるとね、満の状況ってすごく可哀想なのよ。
麻奈美ちゃんとも裕太とも、喧嘩別れ(自分でわざと仕向けて)したまま、
九太郎ともサッパリとした別れで離れたまま。
園長先生や麻奈美ちゃんにフードファイトのことがバレて、
みんなが満のことを理解して、帰りを待っているのも知らないまま。
飢餓感を抱えたままなわけよ。
なんとかしてあげなきゃ、不憫じゃぁないですか。

しかし、土9枠、しかも野島ドラマ…と、不安だけが先にたってた このドラマ。
最初の3話頃までは、どうにもついていけず、頭を抱えた夜もありました。
(本人もだいぶ戸惑ってたみたいだしね。)
それが最後に、こんなに好きなドラマになってしまうとは、おそるべし。



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2000年10月01日(日) 祝!ジーニスト!!


ひゃー、もう10月か。びゅんびゅん日々過ぎていく。
先週は、一度、ほんとマジで会社やめるべきかと考え込みました。
ほんとにね…一度リセットしないとダメなんじゃないか。
でも、食べていけなくなるのが怖い。情けないけど。

てな感じでめちゃくちゃ めりこんだ気分で帰ってきた夜に
クサナギさん2年連続ベストジーニスト受賞のニュースを聞いて、
ちょっと浮上したりして。お手軽な私なのでした(とでも思わんとやっていけん)。
でも、今年は投票を忘れてしまった、けしからんファンでもあるの、私って。
ごめんね、つよぽん。来年はちゃんと投票するから、許して。

オリンピックも終わった。
今回はあんまり燃えなかった私。珍しい。
シドニーは時差が2時間程度なんで、帰宅すると競技が終わっちゃってるんだよね。



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2000年10月22日(日) Smap Live!!!


はい、行ってしまいましたね、杜の都。平日にも拘わらず。

仙台地下鉄泉中央駅は、思ったより開けていて、ちょうど田園都市線の雰囲気。
いやぁ、去年よりずっと安心な感じねぇ…なんて楽観的に歩き始めたんだけど、
だんだん田舎の風景になって行き…。
ほんとに30分以上歩いて、やっと平地にポッコリとお椀のような建造物が…。
この頃には日も暮れて、しんしんと寒さが沁みてきました。

でもね、ちょっと嬉しい誤算だったのは、ブロック割が変則的だったこと。
一般発売の席だったんで期待してなかったんだけど、
ABCDあたりのFC席が中央に配置され、それを一般発売のブロックが囲む形だったので、
脇の花道突端がかなり近かったのよ。わーい!
愛するクサナギさんも3回来てくれたのよん。
しかも初っ端のSHAKE、そう、
クサナギさんが「ライブだとすごく盛り上がるから好き」なSHAKEで!
あの私の心をかき乱すSHAKEのラスト部分のダンスが目の前で!!(興奮)
アイドルモード全開のかっちょいいクサナギさんが!!!(卒倒)
2回目は「アイドルキックオフ」の「青春リレー」のスタート地点として。
3回目はアンコールでお手振り(お手振りGETしたと、思い込んでおこう)。

もとい。

しかしねぇ、むっちゃくちゃ寒いのよ、シェルコムせんだい。
外気温そのまま。しかも、出入り口に近かったもんで、凍えそうでした。やれやれ。
そういう意味では、テンション低めでした。
いつもなら、暑さで余計に頭に血がのぼって、どんどんテンション上がるからねぇ。

しかし、今回のクサナギさんは色っぽかった。なーんか、セクシーだったのよ。
表情とか、ダンスとか。
衣装とか振り付けのせいもあったと思うけど。
スーツ系が多かったし、なんといっても、豹柄のロングコートがかっちょよくてねぇ。
1人ずつ、微妙に柄が違って、つよぽんのはちょっとトラっぽい感じ。
本人はゴロちゃんの大きめの豹柄が良かったらしいけど。
コートを翻しながら5人揃って踊る絵が(正面からのショットをモニターで見ると)、
えらくカッコイイのよ〜。も〜。
コートを脱ぐと、同柄のノースリーブとパンツなの。
アンコールでの赤コートに黒パンツも可愛かったな。これもそれぞれ形が違って、
つよぽんはニットっぽいジャケットタイプ。

しかし、あの客席マナーはなんとかならんのか?
民族大移動は起こるは、椅子にはあがるは、カオスだね。



やがて楽しき
2000年11月03日(金) ちょっと谷間なのだった


3連休です。
今日・明日の秋田コンサは一般発売で玉砕したため、
この連休は近場でおでかけです。
ここのところ雨が多くてスッキリしない天気が続いてるんですが、
どうやら明日は久々に行楽日和になるみたい。

早いもので、仙台から2週間が過ぎました。
で、その間に東京・埼玉のFC分の発表がありまして…
東京全滅です。友達も私も埼玉。
これから東京との交換成立へ向けて頑張るわけですが、
かなり分が悪そう。
仕事のことを考えると、最悪23日しか行かれないかもねぇ。

仕事がね、取引先の事情で、どんどんスケジュールが後送りに。
仕事が回転してれば余計なことも考える暇がないんだろうに、
なまじ余裕ができてしまったが故に、なんだか最近ウマクない。
自分のポジショニングがわからなくなってきてる。
投げ出してしまう一歩手前で踏み止まってる感じ。
これってメンタルな要素が大きいって、自分でもわかってるんだけど。
どうやって立て直そう?

10〜12月は仕事が忙しくなる上にコンサがあるから…なんて、
芝居とかの予定を全然入れていなかったのも、良くなかったかも。
なんだかメリハリが効かなくなってるのかなぁ。

今夜はTEAMスペシャルです。



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2000年11月05日(日) Kiss in the Heaven


3日の夜の「TEAM SP」はズッシリ重かったです。
深田恭子嬢が案外に上手くてビックリしました。女優開眼か?
風見くんは相変わらず滑舌がなぁ…なんて思ったりもしたけど、
細かな表情の演技は合格点でしょう。
苦悩する辛さや迷いが滲み出る顔つきは、
アイドルとしてのキレイさとはかけ離れているけれど、
役者としての成長ぶりが窺えたと思う。

ラストの綴ちゃんとのキスシーンには不意打ちくらっちゃったけど(^^;)
でも、相変わらず「ホントは してない」キスなのよねぇ。
演出上の効果なのか、クサナギツヨシのポリシーなのか???
トラウマで男性を受け入れられない綴ちゃんの傷を癒すという、
すごく意味の深い、素敵なシーンではありましたが。
優しく綴ちゃんの手をとる時の目や、
キスの後、背中を抱き寄せる腕の強さが印象に残りました。



やがて楽しき
2000年11月19日(日) 臨戦体制!


今週中盤からコンサート週間の始まりです。
結局、22・23日の埼玉に加え、
26・27日のドームにも行けることになりました〜!ぱちぱちぱち。
毎年、私も友達もFCは1口ずつしか入ってないし、
融通しあったファンのお仲間ともお金の遣り取りはしてないので、
オークションでチケット価格が高騰しているのを見るとビックリしてしまいます。
私達がたまたま今までラッキーだっただけなのかなぁ。
さ、あとは、平日にどうやって会社を脱出するか、です。

昨日、池袋で芝居を1本観てきました。
山の手事情社の「印象 青い鳥」。
うーん、独自のメソッドを作りだして、一種の「型」を創造しようとしてる劇団なのね。
「様式美」としては、とても興味深い舞台だったけど、
そこから、私は何を受け取ったらいいのか、わからなくなってしまいました。
で、ちょっと寝ちゃいました(なら、なんも言えないって^^;)。
芝居を造ってる人には、すごく面白いんだろうなぁ。
そう言えば、10月に観た「VOYAGE」でも途中で寝ちゃったっけ。
「松たか子が可愛かった」のと、「客席にユースケさんがいた」しか印象がない…





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