○文庫『君と過ごす季節 秋から冬へ、12の暦物語』(ポプラ社) 12月5日発売 短編小説「秋分」 これは、結構、いい短編だと、自分では思っています。 ![]() ○単行本『泥酔懺悔』(筑摩書房) 11月5日発売 エッセイ「ひとりでお酒を飲む理由」 バーのことなど、書きました。 ![]()
今日も寒いですね。 私は三百円のレッグウォーマーと三百円のもこもこ靴下を履いています。 貧困にあえいで、最近は百円ショップと三百円ショップにしか行っていません。 ○「エル・ジャポン」1月号(ハースト婦人画報社) 11月28日発売 ブックレビュー「こんなおばあさんになりたい」 三冊、幸田文『しつけ帖』、白洲正子『白洲正子自伝』、佐野洋子『覚えていない』の、 紹介文を書きました。 ○ブックファースト新宿店 (http://www.book1st.net/shinjuku/)の、 「名著百選2012【臍本(へそぼん)】〜わたしが本屋さんだったら、絶対売りたいこの一冊〜」 (12月16日 日曜日まで) というフェアに参加しています。 水村美苗さんの『本格小説』をおすすめしています。 冊子に、紹介文も書きました。
先月に観た展示のメモ。 「会田誠展 天才でごめんなさい」(森美術館) 「田中一光 デザインの前後左右」(21_21DESIGN SIGHT) 「坂口恭平 新政府展」(ワタリウム美術館) 「山口藍 ほし」(MIZUMA ART GALLERY)
○文庫『この世は二人組ではできあがらない』(新潮文庫)が、 今日発売になります。 ポップな社会派小説! たくさん赤字を入れました。 結構、いい小説になっていると、自分では思ったのですが、 どうでしょうか? 解説は、西加奈子さんです。 どうぞお手に取ってみてください。 ![]()
「消せるボールペン」という文房具を買いまして、 書かなくていい文字を書いては消してしまいますねえ。 道具の魅力ですねえ。 最初に石包丁を作った原始人もそうだったでしょうねえ。 切らなくていい稲穂を細かく細かく切っちゃったでしょうねえ。
バチが当たって風邪をひいた。 私は風邪なんて滅多にひかないのに……。 今週は寝込んだ。
今日は業務連絡のようなものを書かせていただきたいのですが、 私は10月から 株式会社 コルク というエージェントいに、 仕事をお願いすることにしました。 そのため、私にご依頼をくださる奇特な方がいらっしゃいましたら、 コルク宛てにご連絡をいただけたらありがたいのです。 http://corkagency.com/ どうぞよろしくお願い致します。 (しかしもちろん、お世話になっている出版社の編集者さん方とは、これまで通りに遣り取りさせていただきたいでのす。 これからもどうぞご指導ご鞭撻のほどお願いします。 「信頼する編集者さん方には、早めにお伝えしてください」とエージェントの方にも言われておりましたのに、連絡が遅くなってしまったのは、ひとえに私の不徳のいたすところです)。 (ホームページに最初に私の名前が載らなかったのも、私側の連絡不足です。本当にすみませんでした)。 今現在、たいした仕事ができていないのに、業務連絡のような文章を書いて、恐縮です。 いろいろすみません。本当に反省しております。 それから、ここからは小説の読者の方にねんのためのお伝えなのですが、 私の書くことは何も変わりません。 そして、変わらずに、孤独です。 たまに、「編集者さんに『これを書いてください』と言われるんですか?」「勝手に直されることもあるんですか?」というような質問をされることがあるので、 この機会にそれについて少しだけ書きますと、 私は小説に関して、他人から「これを書いて」だの「直します」だのということを言われたりされたりしたことは一度もありません。 自分の名前で発表する文章は、自分で責任を持って書いています。 ただ、「ひとりで書く」ということに対して背中を押してもらったり、自分の考えをもっと深くすることを促してもらったり、今もたくさんの仕事仲間に助けてもらっているという自覚はあります。これからも編集者さんやエージェントの方だけでなく、営業さんや販売部の方や書店員さんにもやってもらいます。 ひとりで書くけれども、様々な方の力をお借りしないと仕事ができない、という感じです。 それから、作家の仕事をしていると、「黙々と書く」以外の仕事がいろいろあって、 人づきあいが苦手で、人間として不出来な私は、 失敗してしまったり、仕事関係の方々にご迷惑をかけてしまうことが多々あり、本当に良くありませんでした。 ですので、エージェントの方にお願いした方が、いろいろな方と失礼のないお付き合いができるのではないかと思いました。 最後になりましたが、上に書いた文章は私個人の考えです。 他の作家の方々の考えや、エージェントの方の考えは、私の考えとは違うと思います。 そこのところはよろしくお願いします。
ハワイからは帰ってきました。 仕事ができていないのにハワイなんて行ってしまい、 本当にごめんなさい。 そして、仕事ができていないのに、日記なんて書いてしまい、 ごめんなさい。 でもこれからは、仕事が書けないときも、 日記は書こう。 一文でも書くと自信がわく、気がする。
○「ELLE JAPON (エル・ジャポン)」11月号 (ハースト婦人画報社) 9月28日発売 松浦理英子さんの『奇貨』のレビューを書かせていただきました。
今まで読んでなかったけれど、 なんでもいいからナオコーラの書いたものを読んでみたいな、 という奇特な方がいらしたとき、 私からのおすすめとしましては、 最初は『指先からソーダ』と『論理と感性は相反しない』です。 この二冊は、どうも評判がいいような感じがするので、 多くの方に受け入れてもらえるのでは、と。 他のも頑張って書いたんですけれども。 でも、あまり興味のない方は読まなくていいんです。
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