またスケジューリングを失敗して、 仕事の鬼みたいになってきた。 仕事って何? 人づき合いのことか? 人づき合いするよりももっと深いところへ行きたい。 近くの人に優しくするよりも、遠くの人に誠実になりたい。 映画「愛をよむ人」がすごく良かった。 いつのまにか私は識字できるようになっていた。 ・「すばる」 7月号 (集英社) カバーコラボ 「僕は組織」 山崎ナオコーラ×清川あさみさん ・スケッチ風エッセイ「男友だちを作ろう」 第6回 なんかの質感が僕は好き 『webちくま 』筑摩書房 7月10日更新 ファッションデザイナーのスズキタカユキさんに会わせてもらえました! ふわふわ書きました。 ・『TOKYO EDIT #1』(ロケットカンパニー) 東京の好きな場所ベスト3のアンケートに答えています。 ・au のケータイで、夏の読書感想文の募集があって、 拙著『人のセックスを笑うな』も入っているらしいです。 8月31日までのよう。
『ここに消えない会話がある』 7月24日(金)に発売です。集英社から。 「すばる」2009年4月号に掲載した中編小説「ここに消えない会話がある」と、 「青春と読書」2007年11月号に掲載した短編小説「ああ、懐かしの肌色クレヨン」を収録。(ちょっと前に書いたこの「肌色クレヨン」、意外と面白かった)。 いい組み合わせ。 パンみたいな本になる予定。 パンを買うみたいに、 本を買ってみてもらえたら、と思っています。 (私にとっては、10冊目の本になりますが、 本が出る直前は、いつも舞い上がりますね。楽しみでたまりません。 刊行が続いていて大変なのでは、とお気づかいをいただくこともあるのですが、 私自身のスケジュールが重なっているとか、並行して小説を書いているとかってことは全くないんです。 《ちなみに、『男と点と線』は短編集、『モサ』はファンタジー童話という感じで、『ここに消えない会話がある』はいわゆる小説の本という雰囲気で、違った味わいのものになっていると思います》 大変さでいうと、去年や一昨年の方が張り詰めていたような覚えがあって、 今は、落ち着いて楽しく、静かに熱して、仕事ができています)。 本当に、本作りの仕事は面白い)。 ![]() そして、合間を縫って海へ行ってしまった。 [お知らせ] ・古本案内 おに吉 vol.4 (吉祥寺とかの古本屋さんにおいてあるフリーペーパー?) エッセイ「長く長く」金子光晴について書きました。 その他、『男と点と線』『ここに消えない会話がある』の著者インタヴューを、ファッション誌などで、ちらほら受けさせてもらっています。
『モサ』山崎ナオコーラ&荒井良二 (メディアファクトリー刊) 全部のページに絵があって、文字がまわり込んでいます。 モサというのは、妖精のようなニートの男の子だ(名字はカルガリ)。 ニワトリを殺したり、盗みをしたりしている。 最後じわっとくる。 (私はひと月に原稿用紙10枚ずつ書くようにしていったので、 10か月で100枚になりました)。 ・『モサ』のサイン会 荒井良二さんとします。 6月21日(日)15時から 丸善 丸の内本店 です。 ・「美術手帳」7月号(美術出版社) 特集 「アウトサイダー・アートの愛し方」 シュヴァルの理想宮についてのエッセイを書きました
このところ、働いている人を見かけると、「楽しそうだな」と思う。 工事現場の人たちだとか、道を連れだって歩くネクタイの人たちだとか。 次につながらないことでも、 お金にならないことでもかまわない。 私にできることがあったら、 仕事がしたい。 ・「フラウ」 7月号 (講談社) 6月12日発売 巻頭エッセイを書きました。 特集「結婚なんて、するもんだ」の、 「二人組の不思議」という文章です。 井川遥さんの写真とコラボして載っています。 ・スケッチ風エッセイ「男友だちを作ろう」 第5回 世界はすごく面白いと思っていて 『webちくま 』筑摩書房 6月10日更新 今回は、石川直樹さんにお会いしてきました。 すごく素敵な方でしたよ! ・「クイックジャパン」84号(太田出版) 6月12日発売 「バカリズム ライブ『勇者の冒険』」のレビューを書きました。
荒井良二さんとのコラボレーションで、ファンタジー絵本(?)を、 6月19日(金)に出版します。 装丁は名久井直子さん。 全ページ二色刷りで、キュートな本です。 すべての紙が可愛らしい。 『モサ』といいます。
ときおり幸福感に包まれる。 外に出ている喫茶店のテーブルに、日差しが落ちてきたときなど。 ・「すばる」 7月号 (集英社) カバーコラボ 「歯型の理解」 山崎ナオコーラ×清川あさみ 掲載 (表紙の左隅のところ、よく見たら「ここに消えない会話がある」の一部が……。嬉しいです)。 ・「フラウ」 6月号 (講談社) 穂村弘さんに質問を書きました。 穂村さん大好きなんで。 ・「真夜中」 5号 (リトルモア) 短編「耳が伸びて」掲載 ・「フィガロ・ジャポン」 6月5日発売号 (阪急コミュニケーションズ) 「それでも恋するバルセロナ」についてのレビュー掲載 ・「アスペクト」5月号 PR誌 弄んだ本のアンケートに答えました。 (それにしても、このところ、ひとみしりをしてしまって、 いつも緊張しています。ほんとうにごめんなさい)。
6編の小説が収録された単行本『男と点と線』が発売されました。 ![]() 「慧眼」 初出『文藝』(河出書房新社)2006年冬号 クアラルンプール 68歳の男 「スカートのすそをふんで歩く女」 初出『文學界』(文藝春秋)2009年3月号 パリ 22歳の大学生 「邂逅」 初出『新潮』(新潮社)2008年12月号 上海 32歳の会社員 「膨張する話」 『群像』(講談社)2006年5月号 東京 17歳の高校生 「男と点と線」 初出『新潮』(新潮社)2008年10月号 NY 42歳の男 「物語の完結」 『新潮』(新潮社)2008年5月号 ウシュアイア、ブエノスアイレス 28歳の小説家 という、文芸誌に発表してきた6つの小説が、収録されています。 世界各地を舞台に、様々な年齢の男女が物語をつむぎます。 旅行気分で読んでいただきたいです。 何と何と何、「セックスと嘘とビデオテープ」、「部屋とYシャツと私」のような題名の本を一度作ってみたかったので、 『男と点と線』という三つの言葉のタイトルにしました。 (東京近郊の書店さんでサイン本を作っていきます。 一冊ずつ、 作品中に出てくる一文、あるいは絵を書きました。 絵は、凱旋門を「トランクスですか?」と聞かれるなど、不評)。 ・WEB 本の雑誌 作家の読書道 4月28日更新 インタヴューが掲載。 (朝日新聞にも、短いバージョンが掲載されるらしい)。 ・「ヴォーグ ニッポン」(コンデナスト・ジャパン)6月号 4月28日発売 書く女が綴る、読む映画。 映画「ミルク」について書きました。 「ミルク」は面白かったので、おすすめです。 ・「波」(新潮社)5月号 4月27日発売 中村文則さんと対談させてもらいました。 ・蜻蛉玉さんの公演『すこし、とまる』4月29日(水)15時からの回で、 ポストパフォーマンストークのゲストでお喋りさせていただきます。 ・『文学2009』 (講談社)日本文藝家協会 編 『男と点と線』に収録している、「物語の完結」が入っています。
・『男と点と線』は30日発売だそうです。 (早いところでは、27日に並ぶそうです)。 僭越ながらサイン会をしますので、 読者の方とお喋りできたら、と思っています。 『男と点と線』(新潮社)発売記念サイン会 日時:5月15日(金)午後7時〜 会場:リブロ渋谷店 特設会場(渋谷パルコパート1 B1F) ・短編小説「耳が伸びて」掲載 『真夜中』リトルモア(No.5)4月23日発売 ・エッセイ「まだまだ歩く年頃だから」掲載 コールハーンとのタイアップ 「GINGER」幻冬舎(6月号)4月23日発売 ・「西加奈子×せきしろの短歌上等!」のコーナーのゲスト、4回目。 「anan」(マガジンハウス)4月24日発売
・「FRAU」講談社(5月号) Musicのコーナーで、菊地成孔さんと対談させていただきました。 今まで、コンサートを聴いたり、サインをもらいに行ったりしていて、 一方的に見ている人と喋るのは、とても緊張しました。 すごく嬉しかったんですよ(1ページだけの短い対談なんですけどね)。 (ちなみに、「手」という小説は、スパンクハッピーの「フォーエヴァー・モーツァルト」という曲を聴きながら、書いたんですよ)。 菊地さん、かっこよかったですよ。
「自分の人生を作らなくちゃ」 と思うものの、 「どうしてみんながみんな自分の人生を生きなくちゃならないのか」 とも考える。 自分の人生にこだわらない人がいても良いのではないか。 たとえば、「芸術家は人生を生きなくても構わないのではないか」 と思う。 以下、お知らせです。 ・スケッチ風エッセイ「男友だちを作ろう」 第4回 「フリータイム」と並んで 『webちくま 』筑摩書房 4月10日更新 今回は、岡田利規さんにお会いしてきました。 ・アンアン(マガジンハウス)4月15日号 「西加奈子×せきしろの短歌上等!」のコーナーのゲスト、2回目。 加奈子ちゃんと友だちになれたことは、今、すごく幸せだと思っています。
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