twitterも書いております。
『ミライの源氏物語』のAmazonページはこちらです。
『微炭酸ニッキ』  山崎ナオコーラ

(新たなご依頼をいただける場合、あるいは、既刊の作品についてご質問をいただく場合も、
拙著の刊行がある出版社さん宛てにメールにてご連絡をいただけませんでしょうか?
転送してもらえますので、私から返信します)。

28日
2008年07月28日(月)

・「アンアン」(マガジンハウス)の今出ている号の、
『少女怪談』の著者インタヴューのところで、藤野千夜さんが、
私が書いた『人のセックスを笑うな』(に収録の「虫歯と優しさ」)のことを、
話してくれていました。嬉しい。
(藤野さんの『少女怪談』は面白いです。身につまされます)。

・「シュプール」集英社(9月号)で、『長い終わりが始まる』の著者インタヴューを受けている。


私は作家の対面を保つために喋ることがいやだ。
率直な言葉を使いたくて作家になったようなものなのに格好つけてどうすんのさ。
批判されないような防御線は張りたくない。
誤解は解かない。



書店
2008年07月18日(金)


写真は、
吉祥寺にあるBOOKSルーエの、店頭のPOP。
(マンドリンがリアルに描いてあったから、撮らせていただきました)。
(そして右上の絵は、ニンテンドーDSと思われる)。

この3日間、東京の書店さんに挨拶へまわったので、
サイン本があると思います。

それから、今日、
三省堂のサイン会に来てくださった方々、ありがとうございました。

はあ、書店は和みますなあ。
ネットもいいが、やはり書店に人がたくさんいると嬉しいものだ。

既刊の、『人のセックスを笑うな』『浮世でランチ』『指先からソーダ』
『カツラ美容室別室』『論理と感性は相反しない』も合わせて、
手に取ってみていただけたらな、と思います。
あるいは、私の本でなくとも、
現代日本文学には、いい作家が他にもいるので、
いろいろ読んで欲しいです。


・「新刊ニュース」トーハン(8月号)
「本屋はみんなで作るもの! 書店の魅力お話します」
大崎梢さんと元書店員対談をしました。
(元書店員と言っても、私はアルバイトを少ししていただけなのですが)。

・ちなみに、このあいだ、書店さんまわりをした際、演奏経験のある書店員さんがいたので、書店マンドリンオーケストラを組むことにして、
弾ける人を探しています。




耳の奥から、汽笛が聴こえる
2008年07月11日(金)

・1日にあった福岡での講演に、いらしてくださった方々! どうでしたかね?
私は、ものすごく楽しかったです。(講演後のサイン会も面白かった。ワカメをくださった方、ありがとうございます)。


・その講演の翌日、ひとりで、書店さんまわりをしました。暑かった……。福岡、天神あたりの書店さんに、サイン本が並んでいるはずなので、よかったら買ってください。


・18日には、東京、神保町の三省堂でサイン会をしますので、
気軽にいらっしゃってください。
ひとことコメント付きで書こうと思ってます。


・その前後で、東京と、あと関西にも足をのばして、ひとりで、書店さんへ挨拶まわりをしようと思っています。
私にできる販促はなんでもしようと思っていますので、
書店さんや出版社の方、ご連絡を講談社の方へいただけたら、参上します。


・「ダヴィンチ」メディアファクトリー(8月号)
『長い終わりが始まる』の著者インタヴューが掲載。
気ごころの知れたライターさん、編集者さんと作った記事なので安心。


・「WB」早稲田文学編集室(vol.13)
鹿島田真希さんと、海猫沢めろんさんと、長嶋有さんと、柴崎友香さんと、中村航さんと、私と、戸塚伎一さんで、
「エロゲナイト」と称して座談会をした。
まあ、ピザ食べながら夜通しゲームしただけなんだが。
めろんさんが可笑しかった。


・「InRed」宝島社(8月号)
若木信吾さんに写真撮ってもらえました。


・長嶋有さん原作の、映画「ジャージの二人」のホームページ等に、ちょこっとコメント書きました。



長い終わり……
2008年06月27日(金)

今、自分のいる共同体の中で、
居場所がないと感じている人、

小さなコミュニティにしばられて、
視点がどうしても動かせない人、

そんな人に読んで欲しいです。

「居場所がなくても、生きられる!」


『長い終わりが始まる』


小説として、真っ直ぐに、
かつ趣向を凝らして、
「みんな」を書きました。

装丁は、また『論理と感性』と同じ名久井直子さん、
写真は中野正貴さんのものです。
かっこいい本になりました。


・三省堂書店 神保町本店で、
7月18日(金)18時30分より、
『長い終わりが始まる』の、
僭越ながら「サイン会」なるものを開かせていただきます。
のんびりと、
ひとりひとりとお喋りしながら、
余計なことを書いてやろうと思っていますので、
来てくださったら嬉しいです。


・リブロ渋谷店(渋谷パルコ パート1 地下1階)
にある「著名人の本棚」という棚に、
「山崎ナオコーラの本棚」と題して、
私のおすすめ本30冊を置いてもらっています。
一冊一冊に手書きのPOPも付けたので、
興味のある本があったら買ってください。
この棚は、憧憬をもっていつも眺めていたので、光栄です。


・「新潮」新潮社(7月号)で、
福永信さんが、『論理と感性は相反しない』の書評を書いていて、
これは、私の本のことが書いてあるからってわけでもなく、
面白かったです。


・福岡県にある、西南学院大学で、
7月1日(火)15時10分から、
「大学で日本文学を学ぶということ(私も日文卒です)」
と題して、講義(?)をします。



(ところで、『長い終わり』の著者近影は、
ネクタイ、シャツ、ベスト、と男物の服を着ています。
「普段着で来てください」という編集者さんに反抗して、
「仕事なんだから」と、
ポール・スミスでわざわざ買って着ていきました。
ちょっと「アニー・ホール」みたいじゃないか私、と気に入りました。
この本に関するプロモーションは、全部ネクタイ締めて行こう、と思っています)。
  



『長い終わりが始まる』
2008年06月18日(水)

・6月25日(水)に、『長い終わりが始まる』(講談社)が発売予定。
非常に楽しみです。


・今日発売の「アンアン」(マガジンハウス)の巻頭あたりに、記事の掲載。
ただ喋ったことの、いわゆる「恋愛談議」の記事ですが、
ライターさんと編集者さんが練り上げてくれたので、
よかったら読んでください。


・『浮世でランチ』(河出書房新社)が重版に。

・『論理と感性は相反しない』(講談社)も重版がかかりました。


私は、小説、エッセイ、あとがき等で、身近な人へ感謝を伝えるのは野暮だと思っています。
本は遠くの人へ届けるためのものなので、書くときは遠くのことしか考えていない。
近くにいる人へのお礼は、直接に口で言えばいい。

ただ、今書いているこの文章は、本の文章ではないので、
ここでなら書いてもいいでしょうか
小説に書きたいような文章とは違う文章を、書いてもいいでしょうか。

たとえば、河出書房新社は、私を作家として初めて扱ってくれたところで、
今まで3冊の本を出版して、どの本も、編集者さんや営業さんが、力を入れて読者へ届けてくれました。
どんな風に感謝を伝えていいのか、わからないです。

講談社には、2冊を出してもらいました。
編集部の方々、販売部の方々、面白い人ばかりでした。
仕事というのは、各々が利益を追求しているだけのことなのかもしれないけれど、
こんなに仕事が楽しいなんて、信じられないです。

取次さん、書店さんとも、いつも協力して、書籍のシーンを盛り上げてきました。
直接に会う機会のない方も多いので、この場を借りてお礼を言わせていただきたいです。本当にありがとうございます。

私は仕事をするときは、友だちや、家族や、前に一緒に住んでいた男の子や、私を人間として好いてくれていた貴重な人たちの方を向くことは、もうできません。
遠くの人の感覚神経だけを想像したいから。
しかし、今の私は、周囲の反映でしかなく、
息を吸っても、文章を書いても、
周りの人に恵まれてきたということを実感せざるおえません。
こんなにわがままなのに、自分に友だちが多いことが不思議です。

ショックなことが起きたときには、
友情と読書が、本当に役に立つなあ、と今思っているところです。
今年も半年が過ぎ、私の後半戦は、「友だちを大事にする」と「本を読む」を、やる。

まあ、仕事上のショックがあったわけなんですが。
やっぱり、仕事大好きです。がりがり書きます。
これからも、周りが支えてくれると信じます。

スポーツではなく芸術なんだから、
同時代を生きる作家たちは、
ライバルではなく協力者だと、私は思います。
書店の棚を、協力して広げたい。
工夫して、面白いことをやっていきたい。
ふざけてて、自由で、盛り上がる時代を築きたい。


この長文、どうですかね。あとで恥ずかしくなりますかね。



表現の自由
2008年05月04日(日)

・5月5日(月)の産経新聞に、
エッセイ「夢野久作『瓶詰地獄』について」
を書きました。


・『文學界』文藝春秋(6月号)
『論理と感性は相反しない』の書評を、
中村文則さんが書いてくださっています。
(なんか、すごくいいことを)。


それから、過ぎてしまったのですが、
4月23日の産経新聞及び、
4月30日の東京新聞に『論理と感性は相反しない』の著者インタヴューが載りました。




2008年04月28日(月)

・NHK BS2「週刊ブックレビュー」5月3日(土)
午前8時30分から9時24分放送
(再放送は4日午後11時45分から翌0時39分)
で、おすすめの本の紹介をします。

・JALの機内誌「スカイワード」5月号(5月1日〜31日搭載)の、”旅する舌”というコーナーに、
エッセイ「『スブマリーノ』から『妹の甘酸っぱい気持ちまで』」
を書きました。
5月にJALの飛行機へ乗る方は、機内誌をぜひ見てみてください。



このホームページは、デザイン、運営、管理、すべて私が自分ひとりで遊びでやっている、ふざけた手作りホームページです(公式という意識はなく、あくまで個人)。
責任はすべて私にあります。
ただ、会社運営のホームページのようなことをするつもりがなく、
私が気まぐれで書いているので、
ここに書いてある情報の精度は低い。
いつだって、自由で挑発的でいたい。
しかし、ともあれ、このホームページは遊びです。
それにひきかえ、本は仕事として、真剣に書いています。
このニッキよりも、本を読んでください。
私は作家なので、小説を読んでいただきたいです。
お願いします。


(ちなみに、書くのを忘れていましたが、このニッキの背景は、
私が撮ったアルゼンチンの写真です。
もくじは首都ブエノスアイレスの町並み、
本文は最果てウシュアイアの海)。


それから、サイン会に来てくださった方々、ありがとうございました。
いろいろお喋りできて、嬉しかったです。




2008年04月13日(日)

・「カーサブルータス」マガジンハウス(5月号)
「私だけの東京ベスト5」という特集で、お気に入りの美術館を紹介しています。

・「本が好き!」光文社(5月号)
エッセイ「この世のすべてが嘘系図」を書きました。



無題
2008年04月07日(月)

・『新潮』新潮社(5月号)
短編小説「物語の完結」を書きました。


・『群像』講談社(5月号)
柴崎友香さんと津村記久子さんと私の、
鼎談が掲載されています。

それから、『論理と感性は相反しない』の書評を、
穂村弘さんが書いてくださっています。


・『文藝』河出書房新社(5月号)
一青窈さんと私の、対談が掲載されています。

それから、特集「作家ファイル」の中で、私もアンケートに答えています。

・『すばる』集英社(5月号)
『論理と感性は相反しない』の書評を、
山本圭子さんが書いてくださっています。
(いい書評でした。ありがたいことです)。



『論理と感性は相反しない』(ろんりとかんせいはあいはんしない)。
私も力を入れましたが、
同い年の編集者さんも一生懸命仕事してくれました。
(本当はケンカなんてしていません。
ものすごく有能な編集者さんです。
感謝しています)。
こんなにふざけた本は、もう二度と作れないです。
自由な感じに読んでいただけたらいいな、と思っています。
読んでくださるあなたが大好きです。




(今日のタイトルは無題です。いつか、無題って小説書きたいですね。
タイトルってなんなんでしょうね)



ありがとう
2008年04月05日(土)

ぜひ『論理と感性は相反しない』を、
通勤電車や、ベッドで、ページをめくってみてください。




以下、告知です。
・『Mgirl』’08春夏版 (INFASパブリケーションズ)に、
短編小説「わけもなく、走りたくなる」を書きました。


・『考える人』4月4日発売「2008年春号」(新潮社)の、
特集「海外の長篇小説ベスト100」で、アンケートに答えています。
(なんか、フランス小説ばかりになってしまう)。



(今日の日記は、タイトルの「ありがとう」の意味がよくわからないですね)。




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