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『微炭酸ニッキ』  山崎ナオコーラ

(新たなご依頼をいただける場合、あるいは、既刊の作品についてご質問をいただく場合も、
拙著の刊行がある出版社さん宛てにメールにてご連絡をいただけませんでしょうか?
転送してもらえますので、私から返信します)。

台風
2005年07月27日(水)

台風が行ってしまって、そこいら中が夏だ。
私は夏が大好きなので、汗をかいても一向構わない。散歩がしたい。
私は夏の、だらしがないところが好き。
夏は人に、「暑いから」といろいろなことを先延ばしにさせる。だらだらさせる。でも、生命力に満ち溢れてる。
頭をくらっとさせて、ときどき変なことを言わせる。
ひたすら、外が眩しい季節。

と書いてみて、季節の好みって、男の好みと似てるかも、と思ったけど、どうだろう、似てないか。



地震
2005年07月24日(日)

みなさんは地震、だいじょうぶでしたか?
私は、女の子と多摩川のボートに乗っていたので全然気が付きませんでした。
そのあと、川原の石の上でホッケを焼いて食べ、調布の花火を見ました。
帰ってきたら、ガスが止まっていました。

次の日、ガスの会社で働いている、Kさんに聞いたら、地震で止まったガスはメーターのところのボタンを押すと、解除されることがわかりました。
そして友人のマンドリンの演奏会を聴いたりしました。

この場を借りてあやまりますが、私は通信機器がまったく使いこなせていません。
携帯電話、FAXやメール、すべてにおいて迷惑をかけています。ごめんなさい。
こんなんじゃだめだ、と思いつつ、できない。
連絡をもらえると嬉しい、「でも私に連絡なんてくれる人、いない」などとすぐ思ってしまう。そうすると使いこなせる気がしなくなる。機械を見ると頭に血がのぼる。わからない、わからない、と思ってしまう。
が、連絡をもらえると嬉しい。

時間をうまく使うこと。無駄な時間をなくすこと。隙間の時間を利用すること。時間を作ること。人とできるだけ会うこと。
節約すること。
を、今こころがけています。



たなばた
2005年07月07日(木)

もうたなばたかー、去年のたなばたはー、おとどしのたなばたはー、
と思い出してみる。
来年、再来年も、たなばたが来るのだろうか?
もしもいい文章が書けたら、あと5回くらいしかたなばたが来なくっても、いいかなー、などと考える。
たんざくに「素晴らしい小説を書きたい」と書いて、壁に貼っておいた。
世の中には、無駄なことがたくさんある。
私は無駄が怖くない。
無駄な時間も、無駄な努力も、なんてことなく笑える。



ホタルという虫/推敲
2005年07月05日(火)

お久しぶりです。
随分と暑くなってきました。
みなさんは、どう過ごされてますか?

私はいろいろなことをやって、
それから金、土、日、と新潟の越後湯沢に行ってきました。

そこで私は初めてホタルという虫を見て、異常にテンションがあがり、
ホタルについて喋り続けた。

あとは、資料館みたいなところの、
学芸員のおじさんが、
『雪国』の出だしは推敲して、3年かかったとか、
訳せなかったとか、と、
話してくれて面白かった。

それから、ワラビ摘みや大貧民などをしたが、
一番面白かったのは、
帰ってきて、車からの降り際に、
友人たちの中のひとりの男の子が、
「死んだら電話します」
と言って降りたこと。
まったく意味がわからないし、
何度思い出しても笑える。




暖かくなってくると、考えることはみんな同じね
2005年06月10日(金)

私は寺尾聡さんが好きなもので、
寺尾聡の「ルビーの指輪」をマンドリンで弾きたくて、
楽器屋さんに楽譜を探しに行こうと思いつつ、
楽器屋さんに行く時間を惜しんで行ってなかったです。
そうだ、電話したらいいのか、と思って、
今日、楽器屋さんに「ルビーの指輪はないですか?」と電話してみました。
そしたら、探してから連絡します、とのことで、まだ連絡はないです。

それにしても寺尾聡……あのかっこよさはなんなのだろう、
かっこよくなろうと努力してああなったのだろうか?

そんな、楽器屋さんに行くのも億劫な私は、
次にニッキを書くのが、一ヶ月くらい先になってしまうかもしれないのですが、
私のことを見捨てないでください。
そのあとまた、たくさん書きます。

だんだんと梅雨らしくなって、
雨が多くなるかもしれないですけど、
雨のときは、無理矢理に晴れの気分になんなくてもいいらしいので、
憂鬱を甘く受け止めましょうよ。

ではまた。



カバーはいらないのでビニールだけはずしてもらえますか
2005年06月04日(土)

『コンポジット』34号の「taste makers」というページに、私が書いたアンケートが載ってます。

それから、『週間読書人』に、これから3回、エッセイが載ります。

もしよかったら見てください。




Bunkamuraに行って、ベルギー象徴派のナントカというものを見た。
ぼんやりした絵が多かった。
古くさい、と思ってしまったのだけど、
昔のものを見たときに、「新鮮」と思うものもあれば、「古くさい」と感じるものもあるのは何故なんだろう。

それから、『ラベンダーの咲く庭で』という映画を見た。
期待ほどではなかったけど、胸がキューンとした。
見ていた人は、やはり年配の人が多かった。
見終わったあとに、友だち同士らしいおばあさん方が、
「私も結婚してなかったらね……。あなたは、トシオさんがぴったりくっついてるから駄目ね」
などと、言い合っているのが聞こえて、なんか、良かった。




土日はお休みなんですか?
2005年05月29日(日)

初めてのところで髪を切るのは緊張する。
「明日はどこか行くんですか?」
「大学の友だちに会います」
「大学、いいですね。友だちできますよね」
「できました」
「僕は、勉強きらいだから行かなかったんですよ」
「でも、美容師さんになる方がたいへんですよね」
「好きなことは平気なんです。好きな勉強ってありました?」
「国語です」
「じゃ、本が好きなんですね。僕も、最近小説読むようになったんですよ」
「たとえば何ですか?」
「『野ブタ。をプロデュース』とか」
「あ、私も読みました。面白いですよね」
「僕、青春もの好きなんですよ。けど、最近のって、不倫の話とか多いじゃないですか。そういうのは、えーって思うんですよ」
それで私はやばいと思った。でも、私のはそんなにどろどろしてなくてさわやかなんです、と、思ったけど、話をかえて、映画の話や、「首都圏ニュース845」の真下キャスターが好きな話などをする。

この前、久しぶりに夢を見たと思ったら、
チャン・ツィイーが宇宙ものに出ていた。
(もっと素朴な映画に出てくれ)。
私は自分の夢の中に、自分が登場しないことがよくあるのだけど、
これはフロイトに言ったら、なにか言われるだろうか?
そういえば、私は最近引っ越しをしたのだけれども、
いまだまだまだスムーズに住所を書くことができず、
最初に書く漢字を間違えて、しまったと思って、
その後、一番最後にその漢字を書いてしまう。
これはフロイトになんか言われそうだ。

大学のときの友だちがDJをするというので、フタコタマガワの川辺に行ったら、
道に迷って間に合わなかった。
久しぶりに会った友人に「友だち増えた?」と聞かれたので、「増えない」と答えた。
友だち、増やしたい。

が、そのときも、
ふと気が付くと、そのイベントから離れてひとりで川辺に寝転んで星を見ていた。

大人になったとはいえ、これからもっと友だちが増えるといい。



数列
2005年05月22日(日)

1.ナチュラルキッチンという、渋谷マークシティにある100円ショップが可愛い。100円ショップって、ほんとう、楽しい。

3.おとといの深夜、テレ朝でやっていた、虎ノ門が面白かった。
詞のない曲に、詞を付けて歌う、というの。

13.タイに行ったときに買ってきたお菓子が、おいしくなくてびっくりしました。
家族に買ってきた分を食べると、あまりにおいしくなくて、しかも個包装されてなかったので、会社や、楽器の友人に配ろうと思っていたのは、やめてしまいました。ごめんなさい。

14.私はもっと、投げやりになりたい。
私には、守るべきものも、ないし。
道理や、価値観や、暗黙の了解やそういうのを、滅茶苦茶にしても平気なんだと、知りたい。

26.自分は自分でよかったな、と、よく思う。
なぜかというと、自分と一緒にいると、自分の考えていることが常にわかるから。
私の考えていることが、私にとっては、わりといつも、面白い。

1993.私が今、一番好きな番組はNHK『首都圏ニュース845』。
キャスターの男の人に注目している。




ライフカード
2005年05月16日(月)

どこに行っても、ポイントカード、ポイントカードと言われる。
ポイント、ポイントと言われると世界が把握しきれなくなる。
だが、たまに安くなって、便利だ。

無印のノートを持ち過ぎていて重い。
5冊持ち歩いているが、5冊というのは、心の中で分別しているだけで、実際にはほとんど使わない。

先日、マンドリン(楽器)を弾きにでかけたら、
団員の人が、こんど、結婚すると言う。あたたかい気持ちになる。
人の幸せな話は、自分も楽しい。

私はベッドの中でパンを食べる。
なんだか穂村弘さんが結婚したらしいので、
それなら私が、これからは菓子パンを食べよう、と、
今日、チョコチップの入ったスティックパンを買ってきた。
私は永遠に菓子パンを食べる。
そして、56億7千万年の眠りにつく。
そのあと、さびしい、と思った。

いい話を聞いても、心のどこかで、うらやましい、と思っているようだ。

夜中に、中国茶器を並べてママゴトのようなことをしてしまう自分が、将来的に何がしたいのかわからない。

ときに、フィリフヨンカのような気持ちになる。

が、基本的にはふざけている。
このまえは、ハンガー(えもんかけ)でマンドリンを弾いているところを写真に撮ってもらった。

最近、人に対してよく、「そんなこと言ってると、また『プライスレス』とか言われるよ」と思う。



エッセイのこと
2005年05月11日(水)

「すばる」6月号に、私が書いたエッセイが載っています。
(エッセイってどういう意味なんだろう?)

タイトルは「スケートリンク」です。
短いといえども、一生懸命書きました。
よかったら読んでみてください。



カレンダーにときどき書いてある「針供養」というものを、死ぬまでに一度はしてみたい。埋めるのだろうか?




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