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『微炭酸ニッキ』  山崎ナオコーラ

(新たなご依頼をいただける場合、あるいは、既刊の作品についてご質問をいただく場合も、
拙著の刊行がある出版社さん宛てにメールにてご連絡をいただけませんでしょうか?
転送してもらえますので、私から返信します)。


2004年07月22日(木)

自分が他人に何かを与えられると思うなんて、大きな間違いだ。

誰も人からは何も受け取りたくない。

何のために手があるの?

人からものをもらうためなんかじゃない。

土をほじるためだ。

土をほじるとき、他の人の手に偶然ぶつかってしまうためだ。



愛され
2004年07月19日(月)

愛されキャラだの、愛されメークだの、そんな言葉を女性誌などでよく見かける。

ばかじゃないのか、と思う。
そんなに愛されるのは楽しいのか?

愛されるより愛したいというより愛されるな。

私は一生絶対愛されたりなんかしない。



一日一回
2004年07月18日(日)

一日一回は、松浦亜弥かわいい、と思う。

だいたい、一日一回は見かける。

こんなにたくさんの人からかわいいと思われたら、
私だったら、200年は生きられる。



花火
2004年07月17日(土)

花火をした。

命を続けなければならないので、次々に火をつけて、きれいどころじゃなかった。
つけたら地面に置いて並べた。

私は火が怖いので怖いかと思ったが、怖くはなかった。

人の火をもらおうとしたが一回しか成功しなかった。

花火は楽しい。またやりたい。



恵比寿
2004年07月15日(木)

今日から二日後に恵比寿でビールを飲む。
鯵のマリネとしらすのピザを食べる。
その後、品川でビールとカルフォルニア巻きと真鯛のお刺身とうにとホタテを食べるだろう。

魚はおいしい。



百万
2004年07月13日(火)

セロテープの、台のところから刃のところまで伸びている、4,5センチくらいの部分は不安定だ。

文字化けみたいな文章を書きたいとたまに思うが、難しい。

ちょっとでもやさしくされると嬉しい。
ずるをしてでもやさしくしたいものだ。
公正なんてもの、ちっとも面白くない。
ひいきしてなんぼの人生だ。
人のわがままはよく聞く。
ずるをしようとする人の手助けをする。

ものを拾ってくれた人に百万あげてもいい、
ドアを開けてくれた人に百万あげてもいいと、よく思う。

たまたま側にいる人をめちゃくちゃに愛したいとたまに思う。

駅員さんにも、掃除のおじさんにも感謝している。

大人っぽく人付き合いしようという気はさらさらない。



臨時の恋人
2004年07月11日(日)

私の目の白目のところはピンクです。

ところで、電化製品って波がありますよね。
静かーにしていると、突然、ウイーンって言い出したり、もぞもぞってしたりしますね。

ウインドウの付いている電化製品はえらそうな気がしますけども、
箱型で中が見えない電化製品は謎がありそうで魅力的ですね。

埃がたまり易い場所っていうのは、他のものもたまってるんですかね。
いいものもたまってますか?
配線の裏とか、ごちゃごちゃしてるところに、何かありますか?

電化製品は撫でても直りませんか?



唾と唾
2004年07月09日(金)

郷ひろみっていい名前だよなあ、と思う。


わかりましたは受身
2004年07月08日(木)

「わかりました」とよく言ってしまう。
言われることもある。

「わかりました」というのはよくわからない言葉だ。

言われたときは、たぶんわかってないだろうなあ、と思う。

「わかりました」で会話が終わるのも妙だ。

「わかりました。ではこうしたらどうですか?」
「わかりました。じゃあ諦めます」
「わかりました。でもお願いします」

その後に何かが続く言葉のはずだ。

「わかりました」で止めてしまうとき、きっと相手に次の言葉をもらえるように待ってるのだろう。



七夕
2004年07月07日(水)

雨は降っていないが、織姫は彦星に会えたのだろうか?

雨よ降れ、と私は思っていた。

やきとりを食べた。
私は友達に失礼なことを言ったのでわるかったな、と思った。
その友達に会うのも一年ごとだったら何も言わないのだろうか。




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