近況報告
タイトル一覧過去次へ


2003年12月27日(土) 来年に向けて

 状態が良くなるときには筆が進むけれど,その逆の状態では書き進むことができないもの。10月から2ヶ月もたってしまった。腹膜透析の透析効率が悪く,末梢神経障害,そして末梢神経麻痺で,歩くのにも苦労する状態になった。やはり,今年3回の腹膜炎が原因のようだ。
 今週はじめに血液透析のためのシャントをつくる手術を受け,1ヶ月後には血液透析と腹膜透析を組み合わせた治療に入り,この状態も改善される予定。杖を使って歩くのもなかなか大変。また,こうなってみると,世の中のバリアフリー度がよく分かる。健常時には考えられなかったバリアがいっぱい。地下鉄やJRの階段には参っている。エスカレータは一方通行だし,エレベータかあっても,ホームの端っこ。学校は,特に困る。エスカレータもエレベータも有るはずがない・・・
 しかし,世の中の人は温かい。雨の中,転倒して困っていると,わざわざ車を止めて助けてくれた方,乗り遅れそうなエレベータを待っていてくれた方・・・
 そして,学校では皆さんの善意に感動!毎時間の授業の前に,用具を取りに来てくれる生徒たち,廊下で転倒していると駆け寄ってくれる生徒たち,授業の教室を3階から下の階に変えてくれた職員,そして毎時間,その教室まで移動しくれる生徒達,学校生活全般で気を遣ってくれる職員・・・
 この状態は,改善するとの主治医の言葉。あとしばらく,皆さんに感謝してファィト!!頑張ります。


2003年10月24日(金) 久しぶりです

 久しぶりの書き込みになります。10月になっても一向に体調が戻らずなかなか大変です。でも、どうやら強い抗生剤の副作用かもということで、薬を止めた今後の回復が楽しみ。
 選択社会科では、後期のJapan UK Live!がスタート。1時間のガイダンスで生徒の意欲は上々。前期とは異なった展開が期待できそう。


2003年10月07日(火) edu-MLへの投稿

昨日のedu-MLへの投稿をここにも掲載します。
-------------------------------------------------------------------
 病気のおかげ?で,今まで知らなかった世界を知るようになりました。先日,腎臓移植の説明会がありました。新規に希望する方が集まったのですが,200名もの方が来ていました。
 現在,全国の腎不全患者で透析が必要な人は20万人。その内,1割が腎臓移植を希望しているそうです。しかし,全国で,提供される腎臓でおこなわれる献腎移植は,毎年50件〜100件程度。愛知県では,1200名の移植希望者がいるそうですが,数件の移植が行われれば多い方だそうです。
 移植をすれば,その移植腎が定着している間(一般に,15〜16年)は,健康な方と同じ状態になるそうです。免疫抑制剤は飲み続ける必要がありますが,最近では,副作用もすくなく,定着も長くなっているそうです。しかし,脳死法ができてから,脳死だけでなく,亡くなった方からの献腎移植の提供も激減してしまいました。アメリカでは,毎年1万件〜2万件の移植手術が行われているのに,人口が半分の日本では,50〜100件と桁違いに低い値です。患者団体では,この脳死法の改定を求めているようです。

 さて,この10月は,「腎臓移植推進月間」です。昨日も名古屋駅で,透析患者の団体が,ドナーカードの配布などキャンペーンをおこなっていました。ニュース画面から,高齢者の顔も見られました。疲れやすい患者も多い中で,とても頑張っていらっしゃいました。「でも,提供者がすくなく,宝くじに当たるような確率では,無理だよな」と悲観的になっている私ですが,今日,主治医の診察の際,「さきほど,このクリニックの患者さんに腎臓が提供されることになったよ」とお話を聞きました。さきほど,脳死認定された方の臓器が提供されたというニュースが流れ,名古屋にも人に腎臓が提供されるという内容でした。私がお世話になっているクリニックは,これまでも何人かが提供を受けているともお聞きし,全く闇夜の状態だった中に,少しだけ,光を得た気持ちでした。10月中旬には,名古屋の第二日赤に,適合検査を受けに行きます。その後,臓器移植ネットワークのデータベースに登録されるそうです。ほんの少しの希望を抱いて生活できそうです。

 「腎臓移植推進月間」ということで,私もちょっとPR。私の場合は,自宅で行う腹膜透析(CAPD)ですが,一般的な血液透析について,私の主治医が中心となって作られたWEBがあります。http://www.touseki.jp/
血液透析は,1日おきに週3回の通院(透析に4時間,準備と終わった後の着替えなどで,合計5時間)が必要です。実際の透析の様子は,あまり知られていませんので,是非,上のWEBでご覧ください。最近は,糖尿病から腎不全に移行される方が,腎不全患者の半数近くを占めているそうです。これ以上,私と同じ苦労をする方が増えないようにと願っています。


2003年10月04日(土) 秋本番

 秋雨で1日延期した体育大会も終わり,学校は後期へのチェンジが進んでいる。来週は,生徒会役員選挙。生徒会担当の先生方は,指導で多忙続き。私は,影で応援するしかない。
 朝晩は,13度〜14度,今日の最高気温は22度と,急速に秋らしくなってきた。今年は,学会参加を自粛。学会や研究大会は,研究の最先端が紹介されて,とても有意義なのだが,体調を整えるまでもう少し我慢しないと・・・実践報告や論文も,今年は自粛・・・でも,そろそろ本年度の実践をまとめてみたくなってきた。


2003年09月23日(火) お別れ

新任時代の明豊中で,とてもおせわになった福永薫先生がご逝去され,告別式でお別れをしてきた。ご遺影からは,今にも話しかけそうな福永先生を感じた。家族葬ということで,お身内だけの告別式ということで,ご案内は最小限にされたそうだが,多くの方がお別れに出掛けてみえた。

昨年暮れまでは,とても元気だったと奥様からお聞きし,とても残念な気持ちになった。きっと,福永先生のこと,ぎりぎりまで病院に行かなかったのかなぁと無念に思う。

私は,腎臓病のおかげで,毎週病院のお世話になっているし,人間ドッグ以上の検査をうけているので,「一病息災」でスローに歩んで行けるのかもしれない。早く逝かれた方の無念を胸に,マイペースで歩んでいきたいと強く感じた。


nariken |MAILHomePage