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『笑者勝者』...あやにゃ。

 

 

信じることって - 2002年02月12日(火)

出逢って、3年。
暮らして、8ヶ月。
本当に色んなことがありました。

何度も、もう駄目だと思った。
どうして好きになっちゃって、
愛して愛されて、
どうしてこんなに苦しいのに、
あなたじゃなきゃいけないんだろうって思った。

どうしてこんなに大変な想いしてまで、
わたしと一緒に生きていくこと選んでくれたのか、
わからない日々だった。

彼女に呼び出された日、
二人で、絶対一緒に暮らそうって約束した日、
朝まで色んな夢話したり、
今までの寂しかったこと、二人で埋めたり、
逢いたいのに逢えなくて、置いていかれたり、
もうここまで来られて、
わたしはどれだけなんて言葉で言い表したらいいか、
わからないけれど、
もう本当に、
こんな風に愛したり愛されることも
あるんだって、
わかったことに、
生まれて来て良かった。

彼に逢えて、人を信じる事しかできない自分の強さと弱さ、
初めて知った。
誰かを信じるしか出来ない自分を見て、
自分を信じる気持ちまでも、教えてくれた。
わたしは、わたしが大好きです。
彼もママもパパもバーバもユニコもおもちゃんも、
みんなみんな大好きです。
みんなみんな信じてる。

疑うことは簡単で、
でも、その簡単なことでさえ、
今の私たちには
出来ません。

永遠ってきっと、あるよ。
カタチを変えて、
何かのエネルギーに変わって、
ずっとずっと流れつづけてく。
この気持ちは、
何者にも、
何事にも、
変えることはできない。
変わることはなかった。

これからも、色んな事あるけれど、
彼となら、
全部壁ブチ破って、
わたしがブチ破って、
幸せにしてあげるんだ。
わたしが彼を幸せに、
絶対絶対してあげるんだ。

いつか、わたしと出逢ったこと、
嬉しいって、
今以上に思ってくれるように。



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桜井ちるどちゃんへ。 - 2002年01月29日(火)

会った事もない「ちるど」ちゃんへ。

お誕生日おめでとう。今日で25才、でしょ?
会った事もないけれど、6年前から、あなたの誕生日を忘れた事はなかったよ。

彼が自殺したことを、あなたのママに電話で伝えたのは、私です。
アメリカにいるあなたに、どうしても、拓の死を伝えたかったのです。
彼の25年っていう、短いような長い人生で、
彼にとって、あなたはとても大きな存在でした。
初めて彼が愛した人でした。

彼と付き合っている間何度あなたにヤキモチをやいたかわかんない。
一つ年下で、一人っ子で、わがままで、私と似てるって、
あなたの話するとき、彼はとっても嬉しそうだった。
私が知ってる限り、彼の話の中のあなたは、
とてもまっすぐで、強い女性です。
よわっちぃ拓は、きっと、あなたの強さに憧れたんだね。

譬え其れが、何かにすがる想いであったとしても、
譬え其れが、純粋な行為の果ての結果でなかろうとも、
想いは、感じている想いは、永遠です。

あの頃、彼の気持ちを否定したことを
今になり、悔やんでいます。

あなたは、今、どうしてるの?
もう結婚したのかな?
ハーフの赤ちゃん産みたいって言ってたって、
アメリカで看護婦さんやってるんだよね?

あなたと会えるなんて事は、一生無いんだろうけど、
きっと一生忘れません。
私も彼と一緒で、あなたのこと大好きです。


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ありがとう - 2002年01月28日(月)

毎日、生きていて、ふと、我に返り、涙が、止まらないことがある。
ご飯をよそおうとして、お釜の蓋に手を差し出した瞬間、
幸せを感じる。

彼の事を考えながら、晩御飯の仕度をしたり、
ママのこと、おばぁちゃんのこと、おとうさんのこと、
おもちゃんのこと、ユニコのこと、
おじぃちゃんのこと、貫先のこと、
色んな色んな優しい気持ちを思い出すと、
涙が止まらない。
今、ここに居る綾の、26年間のこと、
ひとつひとつ、
思い出す事はできないけれど、
全ての事が重なり合って、今、ここに居る綾なんだね。
それはすばらしい事でも、ちっぽけな事でも、何でもなくて、
ただ、『在る』って、それだけのこと。

歴史の流れのほんの一粒。そんな私だけれど、
毎日色んな気持ちがあって、
毎日泣いている。
悲しい事にもうれしい事にも
毎日毎日、感動している。

16さいだった私は、日記の中にこう書きました。
『憎しみは永続しない。永遠なのは愛だけだ。』
あの頃の私は、こう言い切るには幼過ぎた。
何もかも知っていた気もするし、何も知らなかった気もする。
もう思い出せない。
ただ、ただ、本当にまっすぐな子供だった。
曲がったものも、まっすぐに治せるんだと信じてた。
美しいものだけを信じてた。
そんな幼い16さいだった。
でも、逆に、幼いが故に、言い切れたのかもしれないよね。

何げなくつけているテレビが、私は一番怖い。
人を、犬を、猫を、生き物を、傷つけて、平気な顔している人がいて、
人間である私は、一体どんな顔をして、

息を吸って、吐いて、吸って、吐いて、

歩くこともままならない瞬間がある。

何もかもわからなくなる瞬間がある。

正しい事なんか何も無い。

間違った事すら何も無い。

私の価値観は、私の感じることが全て。
人に判断されるべきものではないから、
何もわからないはずだし、尊いものなんだ。

人が人を愛する事は、私は大好きで、大切で、イトオシイ。

感情が、言葉が、感動が、時間が、全てが溢れて、
生まれてきた事に、

心から、感謝する。


いつか死ぬ生き物なのに、

明日が来る事も恐れずに、

なみだを流しながら、生きていく。


みんな、本当に、大好き。

どうもありがとう。


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温度 - 2001年12月18日(火)

どこへいくんだろう
どこへいきたいんだろう

待ちわびた温もりの中に
倒れこむきみを
ぼくはどれだけ信じていいの?

さがしあてた温もりの中で
眠りにつく僕を
きみはどれだけ信じているの?


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なんだか嬉しかったこと - 2001年12月17日(月)

今日、esper.に髪を切りに行った。
カラーもしたよ。
でね、帰りに表参道の地下でトイレ探してウロウロしてたら
携帯が鳴った。
Aさんからだった。
Aさんは今月20日で退社する。

綾は23歳で入社した。
初めて社会に入って、常識なんかひとつもわからなくて、
毎日が本当に苦痛だった。
PCの知識もホトンドなかった。
入って2ヶ月経ったある日、彼が飛び降り自殺した。
もう新宿駅南口の交差点をNSビルに向かって歩いていく
同じ色したスーツの群れが本当に怖くて怖くて怖くて
毎日泣いていた。
何もかも捨てて生きたかった。

初め、会社の人たちは、悪魔に見えた。
悪気は無いんだろうけど、綾にとっては悪魔以外の何者でもなくて、
何が楽しくてこんな場所で働いているんだろうと毎日不思議でたまらなかった。
この人たちと足並み揃えて働きたくない。。。って、
そればかりを考えていた。

そんなわたしを同じ課の人たちは本当によく見捨てないでいてくれた。。
課長を始め、みんなには言葉もみつからないくらい感謝してるよ。
中でも一番面倒みてくれたのがAさんだった。
常識のないわたしをとってもかわいがってくれた。
そんなAさんが、退社の日私と飲みたいって誘ってくれた。
一番最後の日を、私と飲むのにとっておいてくれた。

ただ、嬉しかった。



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